フォーメーションお稽古は、
レッスンの場でなくても、
動き回らなくても、
座学的に一人でご自宅でイメトレ程度はできます。
安全にダンスレッスンを受けたり、
ステージパフォーマンスするためにも
大事なことですから、
ご自身の立ち位置をイメージしながら読んでいただけたらうれしいです。
✨座学式フォーメーションお稽古・基本編✨
実際のフォーメーション写真をご紹介しながら、
座学的に解説してみたいと思います❤
スタジオ練習とはまたちがった切り口で、
一緒にフォーメーションのお稽古をしてみましょう。
そして実際のスタジオ練習でも、
この鳥瞰図的なイメージを持って練習してみるといいと思います。
👯フォーメーションが苦手
👯まだレッスンを始めたばかりで周囲の生徒さんとのフォーメーションになかなか合わせられない
👯踊りの最初と最後でいつも立ち位置がずれている
👯レッスン中やたらと前後または左右の人とぶつかりそうになる
という方は特に、今からご紹介します写真で一緒にイメトレしましょう。
よろしくお願いいたします❤
これからご紹介する写真は、
「アイドルがセンターで踊っているつもりで、スクールメイツさんがアイドルの曲に合わせて踊る番組」
の写真です。
ちょっとわかりにくいですが、小さなステージです。
でも3人だけだと、このように少しゆとりがあります。
写真を見ながらイメージしてみてください。
ひだり、真ん中、右、いろんな立ち位置に立って踊っている体感覚をイメージしてください。
前後、左右の感覚をイメージしてください。
後列に四人加わった状態。
どうでしょう、実際にメンバーとしてここに加わって踊っているところの体感覚をイメージしてください。
けっこう感じが変わってきますね。
手を広げたら、となりの人にぶつかってしまいそうです。
だからといって、前列の私が横にずれてしまったら、
後列の人を完全にかくしてしまいます。
これは実際のスタジオ練習でもよく起こりがちですね。
要因と対策を一緒に探ってみましょう。
前列3人、後列4人、計7人が小さなステージで群舞しています。
ミドリ色でレ印をつけた二人が中心寄りにずれてしまったら、
後列の黄色組はミラーが見えなくなってしまいます。
発表会であれば客席からはよく見えなくなります。
真ん中の赤の人とも、よくぶつかることしょう。
これは、
ミドリ人が鏡で自分一人しか観察していないことが原因のひとつだったりします。
この時のミドリの鏡越しの視界は下の写真のような状態になっています↓
このような状態で鏡を見ています。
この視界の状態で踊り続けたら、自分がどこにたっているのかさえやがてわからなくなってしまいます。
先生に指摘されたり、
「もうちょっと、ずれてくれない?」
と真ん中の赤から声をかけられたりすることで初めて気付きます。
が、その後もまたこの↓視界に戻ってしまったら、同じことがエンドレスに繰り返されるだけです。
ずっとでなくていいから、チョイチョイ視界を広げて下の写真のように、
☆全体の絵
☆全体の中の自分
を鏡越しにチェックしてみましょう↓
ステップやウォーク、シェネターンのあとは、とくに立ち位置がずれて隠す、隠される、ぶつかる現象が多発する瞬間です。
このときも、ちょっと鳥瞰図的なイメージを持ちながらやってみてください。
さて、フォーメーションにうつります。
移動前。
赤3人が前列、黄色4人が後列
からの
↓
フォーメーション完成図。
・黄色の両はじ二人が、前列に移動、赤二人が少し後列へ。
・全体がV字型に移動。
・2名、3名、2名というコロニーを形成するように移動。
この完成図までに3つのフォーメーション仕事が入っていますね。
この時も、移動前に二人のミドリ組が横に広がりすぎていたら、両はじの黄色は前に行けません。
踊りではミドリの立ち位置の人は前をむいたまま後進するパターンが多いので、
後方が見えてないミドリ組はけっこうな勢いで下がってきます。
で、黄色とぶつかる。
ということも、レッスンでは多いのです。
ミドリ担当になったら、
鏡練習のときはしっかり鏡で立ち位置と
☆進行方向
☆着地点
を確認しましょう。
そして、
距離感や、
どの程度どんなふうにして自分は動けばぶつからず、ズレず、移動できるのか?
みたいな「体感覚」をつかんでおきます。
視覚だけにたよらず、体感覚をつかむのが大事です。
すると、鏡を見ないで踊る練習や発表会などの鏡がない状態でも、ぶつかったりズレたりせずに移動できます。
最後にまとめ的に、レッスン中おこりがちな立ち位置の注意点をば。
こうして立った時、起こりがちな現象として
1赤の両はじがやたら広がる
2黄色両はじがやたら広がる
3踊っているうちに7人が横一直線になる
の3つがあります、
1と2は、おそらくちょっと他人と離れた「はじっこ」が、スタジオレッスンの中ではやりやすいからです。
動き的にも、気持ち的にも。
すすんでど真ん中や前列に行きたがる生徒さんはほとんど、いません。
が、はじっこは講師からはまったく生徒さんのことが見えなくなる場合があります。
時折、広いスタジオでものすごいはじっこに立とうとする人がいます。
そういうときはもう少し中心に寄るように促しますが、はじっこ好きが癖になってしまうと
☆フォーメーションでぶつかりやすくなったり
☆自分が今どこからどこへ行けばいいのかわからなくなることがある
ので、なるべく気を付けてくださいね。
ちなみに、ダンススタジオの四隅やヘリは、ホワイトボードとか、椅子やマットが積んであったり、他人の手荷物が置いてあることが多く、ぶつかったり踏んづけたりして、けっこう危険地帯なのです。
そういうことも、少し、ほんの少し顔を上げて視界を広げれば気付くことです(⌒‐⌒)
3は、今日お写真で検証しましたように
視界を自分にフォーカスするたけでなく、チョイチョイ全体に広げて眺めるようにすれば、起こりにくいと思います。
↓↑
❤まとめ❤
❤ダンスのときは、近視眼的な視野と鳥瞰図的な視野とを駆使して
「全体の絵」と、
「全体の中の自分」を観る。
ソロや少人数でも同じです。
❤最終的には視覚だけに頼らず、体感覚を頼りにする。
❤はじっこに行きすぎない。
グループレッスンの立ち位置やフォーメーションが不慣れなのはお互い様。
「茶柱立てて腹たてず」。そして、
「あの人は、私」です。
いかがでしたか。
ダンスを頑張っているあなたのお役に立てたらうれしいです。
長文読んでくださって、ありがとうございました🌹
また、スクールメイツさん、ありがとうございました。
参考資料
歌謡ポップスチャンネル
藤井隆の胸キュンアイドル天国
💖出ます💖