40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

ザギンはすごかった 第2話

2015-11-29 00:03:13 | ダンサーのための美健康☆
前記事の続き。

サロンに到着すると、すぐに個室へ通されました。
私は施術に特化したシンプルな治療院かと想像していたので、シノワズリースタイルのインテリアにちょっと感激しました。
お香のような香りも、リラックスを誘います。

照明を落とした落ち着いた個室。
甚平さんのような施術着に着替えたら、まず供されたお茶(ホット)をいただきながら足浴。

このお湯がはじめに「ちょっと熱いですよ」とセラピストさんに言われたけど、ほんとに熱い!
薬湯っていうんですか?
なんだか茶色いお湯なんですが、足をつけてるのがしんどいくらい、熱い。
お茶も飲まなければ。
内から外から温められ、さっそく汗が滲むし、なんだかこのお湯の熱さがこれからの施術のインパクトを物語ってる。

私は「疲労回復スペシャルコース100分」を受けました。
「せっかく来たのだから、この様子をブログに書いて、皆さんにも健康情報をシェアしちゃおう(^-^)/」
なんて思っていた私が甘かった。


まず足裏の指圧(50分)から始まった施術。

「足裏しか触らずに毒素を確実に排出させていきます。」-お店リーフレットより。

とにかく「痛い!」のひとことで、何が起こっていたのか、ほとんど覚えていません。
一応はじめに、ちから加減なんかを尋ねてくれたのですが、手加減されて毒素が排出できなかったらいやなので弱くしてもらうお願いはしませんでした。

私も一応大人ですから、はじめは静かに痛みに耐えていました。
でも本当に痛くて、押された表面だけでなく奥へも響くように痛くて!

だんだん息が荒くなり

悪気はないんだけど、だんだん怒り顔になり

頭を枕にじっと着けてはいられず、時おり上半身をよじったり

黙っていられず
痛いです!ハア!ハア!とか、ウウっとか、後半はずっと何かしら声に出してしました。

セラピストさんは、「ここ、張ってますね。凝っているのですね。」とか、静かに答えてくれるものの、手加減するでもなく冷静に施術を続けます。

このとき、突然鮮明に思い出しちゃったんです。
学生時代に見た「自然分娩によるお産」の教則ビデオを。

・陣痛室では、妊婦さんの苦痛をやわらげるため、照明を落としたり、音楽を流すなどして環境をととのえましょう。

・陣痛時は口呼吸になり口腔内が乾燥するので、適時水分補給を促しましょう。
また、過呼吸に注意しましょう。


そんな解説とともに、仰向けの姿勢のまま時おり上半身をよじったり上下させながら、陣痛に耐える妊婦さんの姿。

なんだか、薄暗い部屋といい、私のこの痛がりようといい…すっかり忘れてた出産ビデオを思いだし…

でも、私は50分で終わるけど、妊婦さんはこれに何時間も耐えるんだからすごいわあ…

と、気が遠くなりながらうっすら思いました。

足裏を終えた時点で、私はかなりぐったりしてしまいました。
寝ていただけなのに、すごい消耗してしまいました。

バンテージのように大量のタオルを足に巻いて蒸しタオルをし、足は終了。

ここで、また一杯お茶を出してくれて休憩。
これはありがたかった…。


次は背面。

「中国伝統の技術により、体にある365個のツボと体にある12経路にそってもみほぐしていきます。」-お店リーフレットにはそのような説明が。

これも、ロミロミのような気持ち良さというより、独特の痛みが…。
セラピストさんは腕のどこを使って押していたのかわかりませんが、背骨のきわを木魚の形のようなもので、グイーーッとのされているような感触がありました。
ときどき、すごい痛いポイントがあり、だがすでに足指圧でぐったりしてる私は、

「痛い…」

と言うのが精一杯した。
最後のほうは、もう笑っちゃってました。

「痛い…へへ…」


いよいよ最後の行程。

「頭脳癒し」

これはヘッドマッサージでした。

でも、アーユルベーダのように直接地肌に触れるのではなく、タオルの上からタッチしますので、髪や地肌に触れられるのを好まない方にはうれしいですね(⌒‐⌒)

でも、アーユルベーダのような気持ち良さではなく、やっぱりこれも痛かったです…

かなりガッツリと圧をかけてきます。

こめかみをグッとやられた時なんか、悪さをしておしおきされてるあばれはっちゃくの気分でした。

ところが!今回一番効果を感じたのは、この頭脳癒しではないかというくらい、施術後の感覚が違いました。

なんと、ほっぺたがリフトアップされているではありませんか。
ほっぺたが少し高い位置で、グッととどまってくれてるのがはっきりわかりました。
そして口が開けやすくなっていました。
夜おまんじゅうを食べたとき、ホンの少し顎が痛かったですが、同時に口が開けやすくもなっていました。
そのリフトアップ状態が、直後だけでなく数日続きました。

ちなみに、一緒に受けた夫は「なんだか目が開いて視界が明るくなったぞ…」と感心していました。
あと夫は施術後、足のむくみがひいて靴がブカブカになっていました。


こんなふうにして、100分の施術は終了。
施術後に三杯目のお茶。

毒素がたまっていた箇所に○をつけた紙をくださいました。
施術後の注意事項や好転反応の説明も書いてあり、うれしかったです。
ツボマップも載っているので、日々のセルフケアのときに見ています。

施術は、噂どおり確かに痛かったです。
リラクゼーションというより、本気で毒素を排出したい、疲労回復したい人向けかと思います。

その証拠に、施術後はものすごく喉が乾いたり、微熱が翌日まで続きました。
翌朝起きると、ものすごく体がダルく、動けませんでした!
どうしよう…これではレッスンができない…!と不安になった私は、時間ギリギリまでその朝は二度寝しました。

ところが、レッスンで体を動かしてみると、

肩が、軽い!
こんなに柔らかく肩が回るなんて!

痛い施術でしたが、確かにはっきりと効果を感じられました。
ただ、痛みの度合いは人によって違うかもしれません。
私は数年前のメチャメチャな生活の毒素なんかも溜め込んでいたはずなので、こんなに痛かったのだと思います。

サロンの雰囲気は静かでゆったりしているので、心もリラックスできます。

毒素を排出する施術なので、排出に伴うつらい症状も確かにありますが、それだけ悪いものが出てるということなのでしょうね。
折りをみて、また行こうと思います。
体が変わるというのは、やはりいろんな反応がでるものなのですね。


随分長い記事になってしまいました。
こんなに長い記事になるとは思ってませんでしたが、読んでくださってありがとうございます(⌒‐⌒)

お互いにダンスを通して、自分の体を愛し、大切にしていきましょうね☆

ザギンはすごかった 第1話

2015-11-28 22:18:31 | ダンサーのための美健康☆
すこし前の話になりますが、銀座に行きました。
発表会が終わり、ひとつのイベントが一段落したタイミングできちんと体の調整をするために。


スポーツの話題などで、よく「コンディショニング」という言葉を聞きます。
スポーツ選手のそれとは違うとは思いますが、ダンスを続けていくうえで体の調整はやはり大切になってきます。


基本は「毎日・自分で・少しずつ」の継続ケアを私はしていますが、ときにはプロのセラピストさんのケアも必要になります。
やはり自分一人のちからでは限界がありますからね…

以前の私は、体のお手入れの大切さがほぼ全くわかっていませんでした(´-ω-`)
でも体調をくずしたことをきっかけに、その考えを改めました。

特に独立してからは、自分の体を整えておくことがいかに大切か!
本当に痛感しました。

いくら
「生徒さんにはレッスンの時間は、青春の時間を過ごしてほしい、そして活力・女子力・男子力をチャージしてほしい。」
と、どんなに思っていても、私自身がくたびれていたら、何も伝えられないんだと実感したからです。

思いはあるのに、体が動けない、頭が回らない…これは悔しいです。
本当に、がっくり落ち込んでしまったことが何度もあり、そこから体(メンタル面も)を整えておくことの大切さを痛感しました。

1回大きく体調を崩しているので、無理もしないよう気を付けるようにもなりました。
そのため、ちょっと「付き合いの悪い人」になったけど、それでもいいと思ってます。
そろそろメノポーズ世代だしね!

で、前置きが長くなりましたが、数年前から「行きたい、行きたい」と思っていた銀座にある指圧療法サロンへ、ついに行きました。

有楽町は、宝塚観劇で何度か来ているのですが、線路挟んで向こう側の銀座に行ったのは初めてでした。

ハイブランドが軒を連ねるこのエリアは、なんだか独特のエネルギーがパンパンに満ちてる感じでした。
なんかこう、いろんな方面から「私たちはこういうものを売ってます!」的なアピールが激しい…

ブルガリのビルに蛇巻き付いちゃってるし、なんかすごいことになってるな…
とすっかり圧倒されてしまった私。

手書きの地図をたよりに、無事サロンに到着。

ここは、本場中国式リフレクソロジーということで、「確実に効果が出る」と評判のサロン。

ただ、「かなり痛い」ということと、施術後は好転反応として

気分が悪くなったり
軽い発熱
頭痛
目、鼻、のど、気管支からの分泌物増加

それだけでなく、施術メニュウによっては

「皮膚に赤点が出る場合がありますが一週間ほどで消えます」

みたいなことも書いてあり、そのインパクトが私の中では強すぎておっかなくなっちゃって。
疲労した時などに「今回こそ行こうか」と思うものの、なかなか行く勇気が出せませんでした。

しかし、いろいろあって自分の体を調整する大切さを嫌というほど味わった私は、ついに決断。
発表会も終わった。
発表会準備中に誕生日も迎え、気づけば年齢は七の倍数42歳(@養命酒のCM)。
ここはもう、行っていいんじゃないかなあって。「そういう年齢になったんだ」って。


予約の電話するまではとっても怖かったですが、電話を受けてくださった女性が静かな語り口で、電話の向こうでは二胡のゆったりしたBGMも聴こえたことから、ガッツリ系治療院ではないことがわかり、不安がだいぶやわらぎました。


…おや、こんなに長い記事にするつもりはなかったのですが、随分長くなってしまいましたね。
ちょっと一旦切りまして、次の記事に書きますね。

昨日と今日のレッスン スウェイの練習 湘南台(木)、西新井(金)ベリー

2015-11-27 22:00:55 | おうち de ダンシング
昨日は湘南台(木)、今日はアリオ西新井(金)はじめてベリークラスのレッスンでした。

両クラスとも、スウェイの練習に入りましたね。

スウェイという動きは、フラダンスにも似た動きで、骨盤で正面の鏡(鏡がない場合は壁)に八の字を描くイメージの動きです。

そのため、バーチカル・フィギュアエイトとも言います。

緩やかでゆったりした動きながら、下腹~脇ばら~腰と、胴体下半分を全方位的に引き締めてくれそうな動きです。
足の踏ん張りを要するので、足腰の運動にもなります。

今日もレッスンでお伝えしましたが、反り腰に注意してくださいね。

背面、腰のあたりに圧迫されるような感じがしたら、一旦やめて、チェックしてみてください。

恥骨-ヘソ間を忘れていませんか?

軽く締めましょう。(=前を立てる)

ここのゾーンは、男性に比べて筋力の弱い女性はとくに緩みやすく、反り腰による腰痛の原因になってしまいます。

そしてここのゾーンの奥には、骨盤底筋群が私たちの膀胱や腸、子宮をハンモックのように受け止め支えてくれています。
このハンモックは、筋力の低下や加齢によって緩んでしまうことがあるので、そんなことも意識しなから練習するのもいいかと思います。


ただ、締めすぎに注意です。

よく「お尻とお腹を締めて姿勢よく」という言い方をしますが、そうすると、

臀部と臀部をカッチカチに固めてギュッと寄せ合い、

下腹(恥骨-ヘソ間)をギュッと締めて、わんちゃんが怯えているときのようにお尻を中にしまい込んでしまう場合が見られます。


他のダンスはよく知りませんが、ベリーやサルサダンスでは腰を動かしながら踊るので、これでは腰が動かせませんね。

体の表面ではなく、芯を締めるようにしてください。

いつもベリーの準備運動の時にやっているように、ルルべ(=背伸び)した姿勢で止まったとき。

下腹を締め、反り腰を直したら、お尻を触ってみてください。

カチカチになっていたら、緩めましょう

お尻を緩めると、ルルべの姿勢がぐらつきます。

1回かかとをついてから、思い出しましょう。
くるぶしは、どちらを向いていましたか?
内側に軽く引き入れるのでしたね。

再度、ルルべやり直し。
下腹締めて、臀部を触り、緩める。

ぐらついたら、「下腹締め」でサポートしながら、
「臀部はタプタプしているが、下腹とお尻の奥が必要最低限締まってルルべを保っていられる力加減」を探る。

理屈も大事ですが、自身の体に聞きながらかんどころを掴んでいきましょう。

一日で完成させようとせず、こうしたことを意識しながらダンスの練習を続けてたり、家でかかとの上げ下げ運動をしていくうちに、必要な筋肉がついて感覚で掴めてきますので、焦らずに(⌒‐⌒)

和の生活なんかも、体の芯を育むトレーニングには良いって言いますよね。

私がいつもレッスンで言う和式トイレを使用するとか、あとは布団の上げ下げ、床を雑巾でそうじするなんていうのも良いそうですよ。

今日の湘南台&アリオベリークラスレッスン

2015-11-21 22:22:35 | おけいこラブ
今日は、午前中は湘南台、夜はアリオ西新井のベリークラスレッスンでした。

進度は両クラスともだいたい同じ。

今日は、アンジュレーション・リバースのパートの練習をしましたね。

このパートを支えているリズムの話をしますね。

ベリーダンスを踊るにあたり、アラビックリズムを知っておくと、より音楽やベリーの楽しさが深まることは確かなのですが、振りうつしをしながらリズムのレクチャーまですると、時間も足りないですし、

内容がかなり盛りだくさんになり、そういうレッスンはえてして頭も体もオーバーヒートしてしまうことに。

私のクラスでは割り切って、ダンスがメインでリズムの説明は、お互いの頭のスペースに余裕がありそうだなと判断できたときだけにしています。
振り付けをおろす私も、おろされる生徒さんも、まずは地に足つけてダンスを覚えたいですものね。

大手のベリーダンス専門教室では、ダンスクラスとは別にリズムだけのクラスを設けていたりしますね。

さて、今日レッスンしたアンジュレーション・リバースパートのリズム。

マスムーディというリズムがメロディの後ろに流れています。

8拍つかいます。

1ドゥン

2ドゥン

3(ドゥン)

4

5ドゥン

6
7
8


アラビックリズムは、似たようなパターンが多く、最初は聞き分けるのがむずかしいですね。
私は主に、ドゥム(ドゥン、Dm、D)の位置の違いで聞き分けて覚えたので、このような表記にしてみました。

ドゥンは、タブラの中心をたたく音です。

4と678の空欄には、飾りの音、つまりタブラのふちをたたくtktktkという音がはいります。

8は休符になることもあります。

最初のドゥンは、2回入る場合と3回入る場合があります。

ドゥンという太い音の柱が支えるこのリズムは、ゆったりしたテンポで演奏されます。
疾走感のある曲が、スローダウンするとき、変化のお知らせ的な感じで入ったりします。

テンポを文字で表すのは難しいですが、
BPMで説明できるほどの音楽的知識も持ち合わせていないので、
自分なりにめいっぱいわかりやすく説明しますと

♪「夕焼けこやけ」のテンポ、ではないでしょうか。
だいたいあのぐらいのゆったリズムです。

キャラに例えると、「おやじさん」て感じかな。どっしりした個性のリズム。


ちなみに、マスムーディには速いマスムーディと、このゆったりマスムーディがあるんです。

速いマスムーディを
「マスムーディ・サギール」
サギール=小さい

今回のゆったりマスムーディは
「マスムーディ・カビール」
カビール=大きい

と呼んで分類されることも。

でもですね、絶対知らなくてはならないというワケではないのですよ。
知らなくても、踊ったっていいんですよ。
ええ、私たちは踊ることが大好きなんだから。

ただ知っておくと、なんとなく聴いていた音楽に感動がプラスされたり、

振り付けが覚えやすくなったり、

知らなそうな人に話してあげると尊敬してもらえたり(ヘッヘッヘ)、感動のお裾分けできたり。
そういうことだと思います。

アラビックリズムの知識は絶対にないとダメ!と言うつもりはありません。

アラビックリズム知らないなんてベリー習ってるとは言えない、アラビックリズム知らないなんて本物じゃない、とか、人を裁いたり、物事を本物とニセモノに2分割するような考え方、私は好きじゃないです。

外国の芸能なのだから、日本人の私たちが知らなくて当たり前。
気負わず裁かず分割せず、いきたいな。

今日のレッスン 自由が丘ひとりサルサクラス

2015-11-20 16:44:56 | おけいこラブ


今日は、自由が丘ひとりサルサクラスのレッスンでした。

こちらも、新しい振り付けレッスン2回目。

今回の振り付けでは、ゆっくりと膝を曲げたり、肩を回したりする動きを入れています。

健康作りのための体操などにもよくある動きですね。

このブログを読みながらでもできるようなシンプルな動きですが、やってみると

肩がなかなか回らなかったり、
痛かったり、
膝をゆっくり曲げるまで体の軸がキープできなかったり、

そういったことに気付かれると思います。

こうした動きを体操として繰り返し続けるのもいいのでしょうが、ダンスとして曲に合わせてやってみると、健康効果だけでなく、ねっとりとしたニュアンスが演出できるんですね。

生徒さんも、今日はキツかったかも知れませんが、振り付けを覚えるころには、肩や足腰が今より楽になっているかもしれませんから、大丈夫ですよ(⌒‐⌒)