感動体験 一品香でラーメンいただく

おはようございます。

皆さんは、どんな週末を過ごされましたか？

私は昨日は、発表会準備作業をしていたら昼食を摂り忘れ、夕飯の仕度をするエネルギーもなかったので、そんなにまで頑張った自分への褒美として外食をしました。

なんと、ラーメン屋さんへ行きました。
ラーメン屋さんへ行くのは…下手したら10年ぶりくらいです。
だから、ずっと食べたかったんですラーメンを。
しかも夢の一品香へ！

一品香は、横浜を中心に店舗を構える人気ラーメン店。横浜名物サンマー麺もあります。

私はもう40代なので、気持ちは若くても内蔵は中年。はやりのこってり系より、昔ながらの「ふつうのラーメン」に憧れていたんです。
一品香にはそれがあったんです。

外食をして腹の底からあれほどうまいと感じたのは、人生史上初。
昔あんなに食べたかったものを、今こうしていただける幸せ。

そう、「昔」とはスタジオ時代です。
私がこちらでよく記事にさせていただいている、スタジオ修行時代。食費と食事時間と摂取カロリーを、自分の出来うる最大限まで削り、すべてレッスンに注ぎ込んでいた時代。

恥ずかしながら暴露しますと、当時の毎日の夕飯は、いわゆる固形の栄養補助食品を1/2袋のみ。
それを、レッスンの合間の二時間ほど時間を潰すために入るファミリーレストランでドリンクバーだけを注文し、その中で隠れて食べる。
ファミリーレストランのかた、ごめんなさい。

ちなみにこの体験から、「人間の食行動はメンタルの状態にかなり、直結するな。」と確信しました。
とにかく当時は、周囲の人の食べている音とか飲む音、ペーパーナプキンを触る音などがやたらと耳に入り、イライラしていました。
多分ちょっと通常でなくなっていたのかも…


最後のほう（つまり独立する直前）は、


「温かい汁物が食べたい」


頭の中で考えてることは、ほぼその一点だけになりました。
限界を感じてレッスンをやめたとき、挫折感満載でしたが、一方で食事に関しては「やっと腹一杯食べられる」と安心してもいました。

誤解のないように付け加えますが、普通に、楽しむ気持ちを優先し、無理しないで取り組んでいれば、大丈夫かと思います。
こんな我慢大会のような修行は、本当は必要なかったのかも知れません。

これからは、私も自分を、自分の心身を大切にして生きていきたい。勇気のいることだけど。
その波動が生徒さんにも伝わり、生徒さんの周囲にも伝わり…
そんなふうになれたらいいのではと感じます。