40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

ダンスでのメイクの意味は?~アスリートもメイクアップ👑

2016-08-13 17:00:00 | ダンスの道具類、衣類のこと


こんにちは。
いよいよオリンピックは、シンクロナイズドスイミングや新体操などの試合が始まる時期となりました。

美しい身のこなし、超人的な技の数々、スイミーのようなフォーメーション…どれも見ていて飽きない素晴らしさ!

でも、こうしたスポーツとしての技術的なこと意外に、選手の皆さんのコスチュームやメイクに関心が向くのは私だけではないなず!

かねてより気になって仕方なかった、そんな女性アスリートのメイク事情ですが、

うれしいことに、今回は新聞や雑誌などでチョイチョイ情報公開されているのです✨

今日は、私が入手したアスリートのメイク事情をダンスのメイク事情とからめながら語り、皆さんと分かち合いたいと思います。


まず今回のオリンピック新体操日本代表「フェアリージャパン」の皆さんの場合。

3年前よりルールが改定。顔の表情と曲とが調和していないと減点されるようになったため、

曲のイメージに合わせたメイクがいっそう重要になっているそう。

選手へは、パフォーマンス用メイクの指導がなされ、メイクからスキンケアまでを2007年からポーラさんが指導しているのだとか!

メイクも選手各自でやっていた!という事実にまず驚きました。

ダンスでも、曲のイメージと合わせられれば最高だと思います。が、なかなか技術が必要ですし、衣装換えもあるので、難しい部分もあるかと思います。


ダンスのとき、メイクをする意味は何でしょうか?

最低限の意味として

「首から上と下の格を合わせる」

ことだと私は考えています。

衣装は、普段着の服とは素材も作りもかなり違います。
サテンやラメなどツヤのある素材だったり、体にタイトにフィットするつくりだったり、露出度も多くなります。

こうした普段着とは趣の異なる服を着たとき、顔が普段メイクだったりスッピンに近いナチュラルメイクだったりすると、

あまりにも首から上と下がチグハグな見た目になり、かえってだらしなく見えてしまうんです。
衣装が、下着っぽく見えてしまうんです。

それから「支度途中で出てきた」感。本人はそのつもりでなくても、見た目はそんなふうに見えてしまう。
よく昼間の繁華街などで見かける、出勤前のママのような姿です。

私もそれほどメイクが得意なわけではないので、以前はしばしば人から「どうしてメイクしないで出たの?ちょっと変だったよ(自分としてはしっかりメイクしたつもりなのに)」と言われたりしました。

また顔は生き物ですから、今でもこれという決定打はなく、その時々の年齢なりの研究をつづけています。


さて首から上と下の格を合わせるメイクとは、具体的にいくつか挙げますと

アイラインを太く長く濃く入れる

シャドウをしっかり入れる

ファンデをしっかり重ね、チークだけでなくシェイディングを入れる

付け睫をつける

濃い口紅をつける

などです。
これらを全部やらないまでも、どれかひとつやってみるだけでも、衣装と顔とのバランスは近づきます。

肌が弱く、メイクが難しければ、髪をていねいに結い大きめな花コサージュ
を飾るだけでもいいのです。


確かにメイクは嫌い、苦手、そういう女女したことがもぉイヤ、という女性、いると思います。

ただ、ダンスではちょっと視点を変えて、「衣装と自分」を第三の視点でとらえてみてはいかがでしょう?

それから、「まだ私は初心者だから、ダンスが上手くないから、メイクなんてしたらいけないんじゃないか」みたいな考え方をする生徒さんもいますが、

そんなことはないので、メイクもどうぞ楽しんでしてください。

例えば、お料理がまだ上手くないけど、友人を招いて手製の料理をふるまうとき、

料理がうまくないからって、友人をもてなす態度まで邪険にすることはしませんよね。

ダンスでもそれと同じ感覚です。
ダンスではまだ自身ないけど装いで補う、という発想でいいと思うのです。
それがないと、お客さんも何を見たらいいのかわからなくなってしまいます。

やはりダンスでのメイクも付け焼き刃ではなかなか難しく、何回か練習がいりますが、1度身に付けてしまえば繰り返し使えますし、

何にせよきれいなものを目指して手を動かすという行為は、プラスαでいろんなことも身に付きますから、いいものですよ。


さて、フェアリージャパンさんの場合はさらにその上を目指します。

団体チームが目指すのは、五つ子メイク。

各自で異なる顔を、すへて均一にするメイク。
そんなことが出来るのか?しかもメイクのプロではない選手自身の手によって…

写真を拝見すると、なるほど、今話題の
「マンガアイ」を彷彿とさせる

くっきりとした「線」を感じさせるメイクで統一されております。
すばらしい!
本番当日も、緊張に負けずにメイク頑張ってください!

朝一番にメイクをして試合前まで直す時間は殆どないとか。
こういうところは、ダンスでも同じ状況なので、やはりメイクの「持ち」はとても大事な要素。
ダンスでも、化粧できるスペースすら殆どない場合もありますから…
肌質と化粧品のタイプをいろいろ研究して、できるだけ崩れないメイクを目指しています。

ちなみにフェアリージャパンの皆さんは、選手専用の化粧品を使っているそうです。


なあんだ、やはりそういうことなのね…

と、がっかりしたあなた!まだ希望は捨てないで。

シンクロナイズドスイミングの代表の皆さんは、すべて市販品を使っているんですって!

メーカーはコーセーだそう。

下地や色の重ね方を工夫することで水中演技を終えても崩れない方法、というのがあり、コーセーが指導もしているとか!

それはどんな方法なのか?

どんな商品を使っているのか?

知りたい…

実際「選手が使っている商品を教えてほしい」との問い合わせもあるそうですが、それについての具体的な情報はゲットできませんでした。

他にも、メイク関連で情報をお持ちのあなた、「私なりの秘技」をお持ちのあなた、今度ぜひ教えてくださいね✨

今はアスリートのメイクアップも、演技のスポーツ意外へも浸透しつつあるようです。

資生堂は、バレーボール女子日本代表にメイクの提供を始めたばかりでなく、記者会見時は男性監督にもファンデでお化粧を施すとか!

また、女子ゴルフ選手も化粧品メーカーとスポンサー契約を結び、あの超強力サンスクリーン「アネッサ」が大勢の選手に提供されたそうです。
ゴルフは、日焼けしやすいですものね。
さぞ活躍するでしょうね、アネッサは。


以前のスポーツ選手といえば、メイクや装いは勝負とは関係ないからご法度度いうイメージでしたが、

最近は変わってきているのでしょうね。

メイクすることで、内面のスイッチをオンにしたり、好きな色や好きな感触をメイクすることで緊張を集中に切り替えたり、うまく利用しているのでしょう。

ダンスでも、「技術一辺倒を教える」だけでなく、こうしたメイクの持つダンスへの効果や面白さとかも
生徒さんに伝えていけたらいいなと思います。

また、生徒さんからも教えてもらったり、そういうふうに美健康の分かち合いができたら、

生徒さんも私も、本当に生きたダンスになるでしょうね✨