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こんにちは。
今日は、春らしい良いお天気になりましたね🌷
今週末は連休。このまま良いお天気が続くといいですね。
さて、今日は発表会の髪形について書いてみますね。
お肌のトラブルなどでメイクがあまりできないかたも、髪をきちんとするだけで素敵になりますので、参考になさってみてくださいね。
ヘアメイクに関しては好き嫌いやいろんな考え方がある分野ですから、私のクラスの発表会でも生徒さんにどのようにしようと強制はしていません。
講師が、圧倒的なごり押しでもって「いいからこうするの!」とやってしまうと、確かに一時クラスのまとまりは良くなりますが、
だんだん講師も生徒さんもお互いに依存し合う関係に変化して、お互いにつらくなってしまうことがあるので…。
そういうことを熟知した上で、そうならないように、上手に指導にあたる先生もいらっしゃいます。
私としては、ヘアもメイクも得意ではないので、最低限「清潔感」は意識して、そのための配慮や工夫ができればそれでいいと思っています。
そして生徒さんへお伝えしたいことも同様。最低限、清潔感と全身バランスさえ整っていればそれでいいと思っています。
ヘアメイクの必要な理由として、衣装を着たときの全身バランスのことを生徒さんにはお伝えするようにしています。
ダンス衣装は普段着と違い、生地がテカテカしていたり、キラキラする飾りがついていたり、ブラブラする飾りがついていたり、肌の露出が多かったり、体の線がはっきり見えるつくりになっています。
こうした服を着たとき、ヘアメイクがいつもどおり、もしくは普通にまとめ髪しただけなど作りがナチュラルすぎると、首から上と下がちくはぐな見た目になってしまうんですね。
お店に出る直前のホステスさんみたいになってしまいます。
※普通にまとめ髪した時はこんな状態
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8f/ed55979f6eb3abf9e0220339ab1635bd.jpg)
もしダウンスタイルにするとしても、何もしないのではなく、アイロンや整髪料で毛流れを整えたりツヤをだす、それが難しい場合はウィッグを使うなど、ほんのちょっと工夫することで衣装との全身バランスがとれるようです。
なるべく自然体でいたいですが、清潔感や全身の自然なバランスを欠いてしまうのは気を付けたいですよね。
重ねた年齢に見合った配慮や工夫は、したほうがいいと思います。
さて、ここからは私流のヘア作りをご紹介させていただきますね。
実際にダンサーのヘア作りをしてきた美容師さんから、私が直接教えていただいたテクやアイテムなどを交えつつ、
なるべくシンプルな手順ででき、踊りに耐えうるヘア作りを研究し、私流としてこのようになりました↓
基本編のあとに、応用編とショートヘア編も少しですが紹介しますね。
どうぞ。
基本編 おだんごラテン
きっちりとまとめるので土台としても⭕
これにウィッグを付ければ早着替えでベリーに変化させることも可能。基本編のあとご紹介しますね。
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必要物品
コーム(とんがり部分付きで)
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クールグリース
株式会社阪本高生堂 210グラム1575円くらい。
セット力指数☆☆☆☆
水溶性のポマード。美容師さんオススメ
大きなドラッグストアで買えます。
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最強アイテム ガチで決めるぜ
「スパイキー」
イリヤコスメティクス イリヤ化学株式会社
1800円くらい。
これ以上のホールド力はないと美容師さんが太鼓判を押す一本。
「80年代トサカ前髪のような固めるヘアスタイルが今はないので、もう売ってないかもしれない」とも。
ダンスヘアのために美容院で取り寄せてもらいましたが、次はもう廃盤になっているかも。
代わりのスプレーとして男性用のスプレー「unoー資生堂」のハードタイプも、なかなかのホールド力です。
※スパイキーはリセット不可。洗髪時落ちにくいので気を付けましょう。落とし方は番外編で紹介しますね。
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ケープ キープ&リセット
こちらはリセットできるスプレー
ホールド力はスパイキー 〉ケープ
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おだんご状のヘアピース
(大きめのものだと、失敗してもカバーできます。ラインストーン付きのヘアピースなどもありますね。)
アメリカピン
Uピン
輪ヘアゴム一本
好きな髪飾り(大きめの造花などがオススメ。少々失敗しても隠せるし軽いので踊っても落下しにくいです。)
前日の準備
1必要物品は、手近な場所に全て平置きで出しておきます。
包装は必ず取り除き、すぐに使える状態にしておきます。
2使う順番に並べておくとなお良し。
3ヘア作りのプロセスを頭の中でシュミレーションしておく。振り付けをシュミレーションするのと同じ要領で。
当日は緊張などで、普段ふつうにできる作業ができなかったり、細かい作業がこなしにくくなったりすることがあるので、私はここまでは前日に用意しておきます。
当日の作業
1ブラシで髪をしっかりとかす。毛流れを揃えます。パーマがかかっていても、やります。
2グリースを少量手にとり、両手を擦り合わせて広げる。少量ずつ、毛先方面を除く髪全体に塗布。
とくに生え際にきっちりと丁寧に塗ります。肌と髪の根本を一緒に撫で付けるようにして、ピタリと押さえます。
サイドはコームと手の小指側の側面を使って、しっかり撫で付け抑えることで、きちんと感がでます。
うなじの塗布は、汗をかきやすくコートの襟やマフラーがふれる部分でもあるので、少な目にしてます。
後でおだんごヘアピースでカバーします。
3ポニーテールにする
手だけでなく、コームを通しながら髪をまとめる。
キレイにクシ目を出すイメージで。
毛束は二つ折りにしてゴム結び
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私は前髪がポニーテール結びに届かないので、
コームのとんがり部分を使って分け目を入れ、ツイストで留める。
仕上がり写真参照
分け目はナチュラルにせず、コームのとんがり部分できっちりと分けるのがポイント。
4 おだんごヘアピースを被せて固定。
Uピンを10本くらい使って固定します。
5表面にスパイキーかケープをかけて固定。
おだんごヘアピースにはかからないように気を付けます。
グリースは水溶性なので、汗をかいたり長時間空気にさらされると乾いて後れ毛がパラパラ出てきてしまいますので、スプレーでコーティング。
私の参加する発表会ではヘアメイク室がないことが殆どなので、自宅で作って行きます。また外部のイベント時などは待ち時間が長大で、その間に崩れてしまうことも。
野外ステージなども、髪が崩れやすいです。
そんな場合はスパイキーがいいです。
ただ、スパイキーは1度セットしてしまうとリセットできなくなるので、不安な場合はケープにします。
両方かけることもあります。
最後にアメリカピンをサイドなど、崩れやすい部分に留めて完成。
髪飾りは現場入りしてから留めます。
飾りに付いてるクリップだけだと、踊っている間に落下しますので、花弁や葉などを1~2ヵ所アメリカピンで留めます。
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🎁ミニ応用編
基礎編「おだんごラテン」にターバン
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衣装変え時ターバンからハーフウィッグに付け替え、ベリーstyleに
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多めのアメリカピンでしっかり固定すれば、ヘアトスやヘッドロールもできます。
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🎁ショート編
私の大大大好きな
💖20年代スタイル💖を、私流に。
フィンガーウェーブをイメージ。基本編で紹介したクールグリースとラインストーン付きのアメリカピンで、ピンカールを作りました。
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ボブヘアは、片方のサイドをピタリと押さえる、
巻く(スパイキー系強力スプレー活用)
カチューシャをする
などして顔をきちんと出すようにしましょう。
ダンス衣装を着たときは、そのほうがバランス良く見えます。汗をかいても髪が顔に貼り付かず清潔感も⭕
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🎁番外編
スパイキー系強力スプレーの落とし方
いきなり湯で流しても落ちません。
まずクシを通してほぐします。
私は、荒いクシ→細かいクシの順にとかしていきますが、かなり時間がかかる場合があるので脱衣する前に行います。
それから2度洗いでシャンプー。
しかし完全に落ちず、ゴワゴワ感が残ることがあります。
2度洗いシャンプーをしていれば、2日目くらいで落ちます。
その日のうちにしっかり落としたい場合は、
洗髪前に、乾いた状態でリンスまたはコンディショナーまたはトリートメントをこってり塗り、クシでとかします。
それでも始めはクシが通りづらいので、短気を起こさず少しずつといていきます。
リンス類をよく馴染ませたら、リンスがしっかり落ちるよう、シャンプーします。2度洗いがいいと思います。
シャンプーが済んだら、普通にリンス類を施せば完了。
最後に
ここまで自力ヘア作りを書いておいてアレなのですが、最後にぜひおすすめしたいウィッグ屋さんをご紹介します。
思いきってウィッグを使うと、楽にキレイにヘアセットできますね。
リネアストリアです。
実際に、発表会のためにグループでお揃いのウィッグを購入する例もあるそうです。
ホームページを見ると、本当にバラエティに富んでいて、ひと昔前の「かつら」のイメージが一変します。
もちろん、おだんごヘアピースもこちらにあります。
価格だけを見れば、他に安いウィッグ屋さんはあるのですが、私が絶賛オススメしたい理由は、ホームページを見ているだけで楽しい気持ちになり、スタッフさんの「ウィッグ愛」がひしひしと感じられる点でしょうか。
ウィッグの装着手順やケア方法や保存方法、アレンジ方法までがていねいに紹介されています💛
これなら、ウィッグをはじめて購入する生徒さんも安心だなあって。
送付されてくる時は、箱に入っているので保存にも便利。しかも装着方法、ケア方法などが紹介された冊子付き。
いかがでしたか。長い記事になりました。気合いで書いてきましたが、参考になればうれしいです(⌒‐⌒)
ではまた🌹