端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

忘れない

2011-01-17 | Weblog
あの日の朝 そろそろ起きようかと 枕もとのラジオのスイッチを入れました。
耳に飛び込んできたのは あの阪神神戸の震災を伝える アナウンサーの必死の声でした。

テレビをつけると あちこちの 火災や高速道路の被害を伝えていました。
仕事場でも 一日中テレビをつけていましたが 段々大きくなる被災の状況に
ただ 怯えるばかりでした。

あれから 17年すぎたのですが 今でもあのときの様子は鮮明です。
あの地震の前年の暮れに 職場の旅行で 神戸をアチコチ見物したばかりでした。

あの時 娘さんの遺児三人の男の子を育て 次男と三男の双子が今年成人を
迎え 親代わりのおじいさんが 成人式の三日後に 亡くなったことを新聞が伝えていました。

幼い子供 三人をどんな思いで 育てられたか 読みながら 涙をこぼしてしまいました。

子供をなくした親 親をなくしたこども 最愛の人をなくした人 17年過ぎても
いや 何年過ぎても 忘れることは出来ないでしょう。

今朝は 早く起き 私も思わず両手を合わせ 祈りました。
決して 忘れてはいけないことだと 思います。