気持ちはまだ まだ 青春なのに 体や脳は立派に老人です。
脚力も 握力も 記憶力も 確実に衰えています。
高齢になるとは どんなことか 自分で経験できる 最高の舞台だー と息巻いていましたが 何のことはない 他人から見れば
立派な老人に見えていたことは 間違いありません。
そうであれば年齢を重ねたほど 立派な人間になっているかと問えば そうではありません。
年甲斐もなく 怒りだけは収まりません。
なによ いい年をして と別の私がささやきます。
しかし 理不尽なことだから 意見は言っておかなければ 今の人には通じないよと また別の私が ささやきます。
一昔前までは 老人は知恵袋でした。
種まきの時期 収穫の時期 子育て 縫物など 師匠でした。
今や 農業は機械化され 情報はあふれ 少子化になり 孫の守も お呼びでありません。
ハイテクのいろいな道具の 使い方は 若い人に聞かなければ わかりません。
長谷川町子さんの 意地悪ばあさんを目指していますが なんだか怪しい状態です。