端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2007-01-16 | Weblog
子供の頃から 本が大好きでした。
でも 貧乏職工の我が家に 本など無く 買って欲しいと思っても
貧乏な生活では 親にもねだることも出来ず いつも友達の本を
借りて読んでいました。

自分で お金を稼ぐようになったら 沢山本を買いたいと 子供心に
いつも思っていました。
今でも 大きい本屋のある町に行ったときは 何冊も纏めて買ってきます。
学の無い私の買う本は 難しいものはありません。

触って 見て あけて 面白そうだと買いますが その中に 江戸物があり
参考に買ってあるのがこの 古地図の本です。

今の東京と 江戸時代の地図が 比べて見られるようになっていて
とても 興味があります。

眠れない夜など 枕元で飽きずに 見ています。
目をつぶると 江戸時代に戻れそうです。
池波正太郎 山本一力 藤沢周平 杉浦日向子の世界です。

現代の東京も 知りませんがいつかこの古地図を 手に田舎者の
東京見物を いつかしてみたいと思っています。
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日向夏

2007-01-15 | Weblog
今年は 温州みかんが不作だったようで 値段もたかく 品も悪いようです。
でも もうすぐお終い。
私の好きな 八朔や日向夏が出てきます。
近頃は いろいろな種類のかんきつ類が 出回っていますが 大好きです。

中でも 日向夏は その名の通り 宮崎生まれです。
農家の庭先には たいてい一本は植えてありました。

我が家の 木戸口にも 日向夏の古木があります。
毎年 沢山実を付けるのですが 手入れが悪く 落下が多いようです。

食べるときは りんごをむく時のように 皮をはぎ 皮の内側の白い
部分も食します。

香りのいい みかんです。 今は品種改良が進んで 種無しがあります。
焼酎のつまみに いいと穴熊さんの好物です。
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どぶろく

2007-01-14 | Weblog
この寒い時期 甘酒を良く作ります。
もち米を 沢山頂いていますし 米麹は隣町の麹やさんにお米を持って
行けば わずかな加工賃で 手に入るのです。

先日 甘酒をつくり米麹が残っていたので 一度は挑戦したかった
どぶろくを 作ることにしました。
どぶろくの作り方の本は 以前から何冊か手にしていましたが いまいち
腰が上がりませんでしたが さすがはインターネット素人の私にも すぐ
分かるのが 出てきました。

手順良く始めると わくわくします。
アルコールは 飲めない私ですが 甘酒を飲むたびに 呑み助の
穴熊さんに どぶろくを所望されていたのです。

それも 子供の頃から 甕を開けて飲んでいたらしいので 本物の
呑み助です。 素質充分だったのでしょう。
向田邦子さんも ナイショでどぶろくまがいの 飲み物を好んで飲んだと
エッセイに書いています。

蒸し米に 麹 ミネラルウォーターを入れ かき混ぜドライイーストを
いれ ヨーグルトを一匙入れ 蓋をして毛布でくるみ 穴熊さんの目の
届かない 私の部屋の隅に置きました。
なんと 甘い昔の甘酒饅頭の香りが 部屋中にして いい香り。

そして 今朝 三日目 蓋を開けると 小豆の粒ほどの泡がぶくぶく 
沸いています。
生きているのです。 匙ですくって飲んでみると アルコールの度が
あります。

本物の どぶろくを 飲んだことの無い私には 比べようがありません
が これを濾して 五合瓶にい入れ 「どぶろく 穴熊」とレッテルを
貼り もう一度 挑戦してみようと 思っています。
県内に どぶろく特区の指定を受け 町おこしをしている所が
あるので 行ってみたいものです。

それにしても 今まで付き合いのあった 酒屋さん どこのご主人も
アルコールがダメ の方ばかりでしたが のん兵衛の酒屋は成り立た
ないのでしょう。


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腹も身の内

2007-01-13 | Weblog
とうとう お正月の付けが回ってきたようです。
目が卑しくて 運動はせずに座って食べてばかり 分かってはいる
のですが ついつい 食べてしまいます。
そんな時の我が家の定番。
おじや です。
土鍋に ご飯とだし汁をいれ 味噌を少し 韮をいっぱい入れて
とろ火で炊き 時々混ぜ 火を止める前に卵を入れ 蓋をして蒸す。

お腹が 疲れたときは これが一番です。

元気なときに 食べるときは お餅も入れますが 今日は遠慮しました。
熱々をふうふうしながら 食べますが お腹も 心も喜びます。

体の どこか少し悪くても気になり 元気が出ません。
健康が一番。
今年も 頑張りましよう。

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田 圃

2007-01-09 | Weblog
年が明けると 田圃は 春の準備が始まります。

穴熊さんも 特別用事の無いときは 毎日田圃に出ます。
稲刈りの済んだ田圃は 草が一杯です。
その草を 残らず刈り取ります。 自分の田圃の草は 自分で刈り取り
燃やします。 
燃やすことによりきれいになるし 肥料にもなります。

今度の日曜日は 畦焼きがあります。
消防団や地区民が出て あぜ道や 用水路の淵 休耕田の草などを
燃やしていきます。
風向きや 空模様の気になる 作業です。

まだ寒い 寒ですが この作業が始まると なんとなく春を感じます。
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蓮 根

2007-01-08 | Weblog
お正月が終わってみれば 一番美味しかったのは 手作りの白菜の
漬物でした。
暖かい ご飯と 数匹のめざしと 白菜の漬物 それで満足している
穴熊さんと女房です。

私の住む町の はずれに小さな沼があり傍に神社があります。
その沼に蓮があります。
それだけの話では 良くある話ですが そこの蓮根はチョット違うのです。
節が長く 三節くらいで 大人の背丈くらいあります。
それだけではありません。 この蓮根でんぷん質が多くて 煮物にすると
まるで里芋みたいにホクホクなのです。

この町に住むようになって 初めて食しびっくりしました。
沼は 神社の氏子で管理していて 多くはお正月前に収獲して 
地場産品の売り場や 手土産にされます。

その土地の方たちは 昔から骨付きの鶏肉と 乱切りの蓮根を煮て
ご馳走としていました。

採りすぎの影響で おととしは保護のため 収獲なしとかで 見かけま
せんでしたが 昨年の暮は 立派な蓮根をあちこちから頂きました。

根元の太いところは 煮物にし細いところは 三杯酢に漬けました。
この蓮根 他の土地に植えても あんな味にならないそうです。
多分 土が違うのでしょう。 すぐ傍は 海岸です。
初夏には 一面の蓮の花が とてもきれいです。

見てよし 食べてよし 二度美味しい 蓮です。
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年賀状

2007-01-07 | Weblog
我が家の 年賀状の采配は 私の係りです。
穴熊さんが 勤めの頃は 印刷に頼み 何日もかかって宛名を
書いていましたが 退職の後は 百枚くらいです。
年賀状を 作るぞーとパソコンでの挑戦をしましたが 住所を入れる
のでさえ 途中で 今年も町の障害者の施設に頼みました。
こんな時しか 協力できません ときれいゴトを言って 頼みました。
パソコンの講習会で 一回は習ったのですが 一回くらいでは 
ダメでした。

その年賀状 自分は蚊帳の外なのに 元旦の配達を待っているのは
穴熊さんです。
賀状をめくりつつ この人には出したか これはどうかと私に聞きます。
出していなくても 出したと返事をしておきます。

そんな中 私の分は 今年何方にも出しませんでした。
我が家のはがきは 差出人が夫婦連名でないので 私個人で書くことに
なり 白紙の賀状が残っていなかったのです。

そんな中 私宛の中に 小学校時代の お友達から 届いて居ました。 
上尾市と富士市に住む 二人です。
それぞれ 仲良しのお友達でしたが 一緒だったのは小学校時代だけ
です。
五十年以上過ぎても お互い記憶の中に 残っているのでしよう。

終戦後の貧しい時代から 今のもののあふれるこの時代まで 彼女達に
も いろいろ あったのだろうと思います。

故郷には 親戚も 親も居ない二人ですが 春には 高校の同窓会に
帰る予定と 一筆添えてありました。
勿論 すぐ 遅ればせの賀状を 書きました。
会えるのを楽しみにしています と書いて。

写真は お手玉です。
残り切れで 八個作りましたが 不器用な私は 三個使うのが出来ません
練習することにしました。
沢山作って 手の運動をしましょう。
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婦人会

2007-01-05 | Weblog
新しい 年が始まりました。
私の 住む田舎の集落も 消防団の出初式に始まって 色々の行事
が始まります。

行政の 末端の区長さんも新しくなりました。
やがて 地区民全員が集まって 一年間の行事が 決められるで
しょう。
でも 残念なことに 長年の伝統ある婦人会が 昨年で解散と
なったようです。
戦後の 貧困の時代が 女が団結して 台所の改善や 食生活の改善に
努力し 婦人会の集いは 嫁の嬉しい息抜きの場だったようです。
小銭を 積み立てて 旅行もありました。

何かと言うと 隣近所助け合って農作業をしていました。
今は 月給取りが多くなり 専業の農家は 少なくなっています。
年寄りが多くなり 若いお嫁さんも少なくなり 60歳以下の婦人会
会員も 少なくなったようです。
それより 若い人は個人の自由を大切にして 何か他人の為に無償で
汗を流すことに 抵抗があるようです。

やはり地域には 尻の軽いいい意味の世話好きが 必要なようです。
昔 村八分と言っていましたが 残りの二分は葬式と火事で 日ごろ
付き合いは無くても この二分は 助け合ったと聞いています。

田舎の 風景も大きく変化していますが そこに住む人達は もっと
変わってきたと思えます。

庭の水仙が つぼみを膨らませています。
八重咲ですので 咲くと頭が重くて すぐうなだれてしまいます。
香りのいい水仙です。
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三日目

2007-01-03 | Weblog
お正月も 三日目 なまっています。
穴熊さんは 肩を抑えて シップ貼りと温泉通いです。

御節料理も 食べあきました。 家庭訪問の 先生を待っている時の
ように 来客を待つ 退屈さ。
本家の嫁の勤めです。

客待つ間の 針仕事 ポーチを作りました。


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箱火鉢

2007-01-02 | Weblog
我が家は 冬炬燵は出しません。
女房が 入ったら 出ずに 動きませんし 穴熊さんも 晩酌の後
そのまま 居床寝をするから いつの頃からか 炬燵の出番はありません。
その代わり 箱火鉢が出番です。

炭を入れて 鉄瓶をのせると なんともいい感じです。
古い人間には 古い箱火鉢は 似合うようです。

火箸 灰かき 炭かご 藁灰 五徳 キセル 餅網 鉄瓶 などの
名詞も 死語になっていくのでしょうか

赤い炭の火は なんとも落ち着きます。
休む時は 灰の中に埋めると 朝は又赤々となっています。
ただ 鼻息を 荒くしたり 大声を出すと 灰が舞い上がると 亭主に
叱られるのが 難点です。

昔は 家族みんなが 火鉢の回りに集まっていました。
暖房も 火鉢に 湯たんぽ 豆炭あんか などしかなく 寒さは衣類で
防いで居ました。
子供も 表を走り回って ぬくもりを取っていましたし 焚き火があると
集まって 焼き芋を楽しみにしていました。

地球の温暖化とかで 焚き火も見かけません。
もし 昔に返ったとき 火を上手におこすことが出来るか 心配です。
我が家の この箱火鉢の周り 時間がゆっくり流れています。

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