端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

言 葉

2009-07-19 | Weblog
先日 いつも水中ウォーキングでお世話になっている スポーツセンターの玄関で
若い外人の男性に会いました。

私の住む田舎ではまだまだ外人さんは 珍しいの存在です。
我が家は私も 穴熊さんも高校卒業で外国語など 全然分かりません。
別に不便ではありませんが 先日若い外人さんに会ったときは 大きな声で「こんにちは」と 挨拶しました。

相手は 流暢な日本語で「コンニチワ アツイデスネ」と 日本語で帰ってきました。

穴熊さんは マージャン大好きです。 元職場の同僚と楽しんでいましたが
三人の方が 他界され一人になり 今は全然マージャの機会がありません。
中国文化の研究だと言いつつ出かけて行き イー リャン サン スー ウー
リュー チー パーと私まで 覚えてしまいました。

そして 今ゴルフに夢中で ワンオーバーだ とかフオーアンダーとか 英語で
数を数えています。

数字くらいは 何とか英語も分かりますが パソコン用語の英語 コレには参ります。
理屈で覚えようとする私 どんな意味か分からないと前頭葉に入りません。
困ったものです。


先日収穫した 空芯菜です。
今年は 空芯菜の成長がいまいちです。
これから 暑い夏にぐんぐん成長し 青物野菜として 食卓に上ります。
癖がなく美味しい 野菜です。

買い物のついでに 着物をステキな洋服に リメイクする<しおりさん>ところへ
よってみました。
沢山の作品が 出来上がっていました。
秋の展示会に備えて 励ましたり励まされたり 趣味が同じの友達はいいものです。


百日紅

2009-07-18 | Weblog
古希だ古希だと 周りに宣言していますが 本当に歳には勝てません。
若い時のメッキも剥げ落ち さびた地金が出ています。

体力 記憶 判断力 持続力 好奇心とどれをとっても 衰えています。
若い頃は なんなくこなしていたことも 今は 億劫になっています。

でもでも よーく考えてみると 歳を重ねて得たものも 多いように思います。
他人への思いやり ゆっくり丁寧に物事が出来る 経験が豊富 季節への関心が深くなる などです。

先日も 新聞のコラム「天声人語」に書いてありましたが 老いをいやなものだと受け止めず 前向きに老いを楽しむ ウイズ・エイジング(老いとともに) を提唱しておられる方も 居るようです。

70才の語彙は 20代の2倍だとか 「そうか そんなこともあるのだ」
と感心しています。

老いに背を向けて すねていても 誰も見ては呉れません。
老いを受け入れ やがて来るであろう 人生の終わりに 満足感が得られたらいいなあーと 思っています。

我が家の 素人剪定士は 百日紅を切り込んでしまいました。
それでも 真赤な花を ギラギラ太陽に負けずに咲かせています。

養 殖

2009-07-17 | Weblog
私が 子供の頃 お留守番のお土産はアツアツの鯛焼きでした。
冷凍技術が進んでからは お店で手間閑かけて焼く鯛焼きは 田舎では見かけません。

その代わり 冷凍食品売り場の鯛焼きが 手軽に食べられます。

先日 オバサン達の雑談の中でどこから食べるか で話が盛り上がりました。
尾のほうから食べる 頭からと色々でしたが どうせ全部食べるのに なぜか気になります。


それに天然の鯛焼きと 養殖の鯛焼きがあるとか。
それ なに? と私。
一匹づつ 型にいれ 丁寧に焼くのは 天然の鯛焼きで 何匹も一度に出来上がるのは 養殖物だとか。

何事にもこだわる方が居るものです。



パソコンの尻尾を少しかじっている私。
おなかの餡が 食べたくて 町の生涯学習の講座に夜通っています。
2時間づつ 13日間です。 今夜は10日目。
久しぶりに 頭を使い くたくたです。

今夜を入れて残り 四日です。 
コレで少し覚えられればいいのですが 家に帰れば 完全に忘れています。

救いようがありません。

みのり

2009-07-15 | 自然
ここ二、三日 暑い毎日が続いています。
其の暑さの為か 今年は田んぼの稲の生育が例年より早いようです。

有線放送で たんぼの配水が止められる日時を伝えていました。
これから田んぼの水が 引いて 土が割れるくらいに乾かします。
すっかり乾いた田んぼは 作業も楽に出来るので これからはお天気が気になります。
今年は この時期まで台風も来ないので 倒れた稲も無いようです。
肥料を沢山入れて 実が多く付いていると 茎が支えきれずに 強風に倒れますし
茎を丈夫に育てても 籾の粒が少なければ 収穫の量が少なくなりますが
強風に倒れることはありません。

毎年 同じ仕事ですが お天気や 気象気温の違いや 水の温度などで 毎年収穫量が違います。



早く出荷すると 早場米で買い上げ価格が高いので 専業農家は これからの取入れが勝負です。

我が家の穴熊さんも そろそろ稲刈りの準備です。
収納場所を整えたり 稲刈り機を整備したり 袋を点検し不足の袋を用意したりと
準備しますが 何より体調を整えておかねばなりません。

月末の取入れまで 台風など来ませんように 祈るばかりです。

記 憶

2009-07-14 | Weblog
高齢者二人の朝は早い。 貧しいながらも畑のご馳走です。
二人で 黙って食べていますが 相手が何を考えているか 何年も一緒に暮らしていれば 女房として 分かります。

でも今朝は違いました。
突然 「ゴルフでもらった 首を冷たくするやつ出しておいてくれ。」
の一言。

「えつ?」と私 そんなもの…… 記憶にありません。
ことの始まりは 其の一言。

何でも捨てる。とか ボケが始まったとか。 散々の言葉が飛んできます。
身を あちらこちらにかわしながら 記憶をたどりますが 出てきません。

近頃は そんなこともあろうかと 収納の場所を大体決めております。

掃除機のパックや ゴミ袋 新聞紙を出すときの袋 バザー用の品物と
私流の分類で 仕分けして入れるように心がけています。

でも 見つからないときはどうしよう。
朝の家事を済ませて ゆっくり探すことにしました。

小さな家の あっちコチの引き出し 戸棚と探し ありました。
マスク 包帯 三角巾 などと一緒に収納してありました。


何時の日か ブログに書いていたのも記憶がよみがえりました。

それにしても あんなに きつく言わなくても良いのに。
今度は こちらが怒る番です。

敵は 数日後のゴルフのことを考えて 朝ごはんを食べていたのです。

人の 脳を分析して 思っていることや 見ている夢を解析する研究が進んでいるのを 先日テレビでやっていましたが 完成したら 誰かさんに 一番に取り付けて欲しい。

今日も 暑い暑い日の始まりです。
でも 今朝の 私の怒りに比べれば涼しいものです。 

庭の <野ボタン>が咲き始めました。
一日限りの はかない花です。

定 番

2009-07-12 | 食べ物
この時期 我が家の定番 紫蘇ジュースです。

何年か前に お友達に教えていただいたものです。
紫蘇は そのままにしているだけで種を付け 風で飛び畑の思わぬところで芽を出し 育っています。

冷汁や そうめん お刺身 と使いますが それでも青々の葉を茂らせています。

そんな葉を摘んで 洗い ジュースに使いますが 今朝 摘んで洗いました。
白紫蘇で作るのですが 出来上がりのジュースは 薄いピンクです。

五倍に薄めて 氷を入れて飲みますが のどの渇きが止まり 美味しいジュースです。

ベニシアさんの本にも紹介してありました。

白紫蘇が手に入る方は ぜひ作ってくださいお勧めです。

白紫蘇の葉 300グラム
クエン酸  25グラム(薬局で買います。)
砂糖     1キログラム
水     2リットル

紫蘇は 葉だけにして よく水洗いします。 水気を切って 水で煮ます。
鍋は 大き目が良いでしょう。
煮立ったら弱火にして10分くらい 煮出します。
火を止め 紫蘇の葉を取り出します。 きつく絞って 無駄なく使います。
クエン酸を入れ よく混ぜ 砂糖を入れ 弱火にして 砂糖を煮溶かします。
あくが出れば 取り除き ガーゼで濾して冷やして 保存します。

五倍くらいに 薄めて飲みますが 牛乳を入れると クエン酸に反応してトロリとして 又美味しいです。
クエン酸は 疲労回復にも良いとか。
それに紫蘇は 抗酸化作用や 咳止め アレルギーにも良いとか。
今が旬の 日本のハーブです。
せひ お試しアレ。

人 生

2009-07-11 | Weblog
近頃 楽しみにしているテレビの番組があります。
NHKの「猫のしっぽ カエルの手」です。

京都の大原に住む イギリス女性の ベニシアさんの暮らしを 撮ったものです。
イギリスで 貴族の家に生まれ 自分の生活に疑問を持ち 色々な国を経て
日本人の写真家と結婚し 大原の古民家を 改築し 田舎の生活をしている女性です。

其の話をしていたら 我が家に見える「裕子」さんが本を貸してくれました。

人間の暮らしは 自然とともにあると 改めて思わせる暮らしです。
自分の足元から見直さなくてはと つくづく思います。

昨日 紹介した花
分かりました。 皆さんありがとうございました。
中国が原産で 茶花に使われる花らしいのですが 勿論花を見てのとおり
<なでしこ科>です

山野草で貴重なものらしいのです。 ちなみにコレは 挿し木で増やした苗でした。
頂いた方に 電話で お礼の電話をしましたら 本家本元のは まだ咲いていないそうです。

手入れがいいのですね と褒められましたが なんのなんの 北側の椿の木の下に
おいていただけでした。

ちなみに 名前は ガンピセンノウ (岩菲仙翁)でした。

詳しいことは 山野草図鑑でどうぞ。

新 人

2009-07-10 | Weblog
朝食を食べながら テレビをつけています。
コレといって 話すことも無い二人ですから ちらちらテレビを見ながら
世界の事情や 日本の政治 県内の事件など見ています。

先日から地方ニュースに 若い新人のアナウンサーが 顔を見せています。
4月に入社して 3ヶ月の研修が済み 田舎の私の県に配属になったのだろうと
勝手に 想像して 見ています。

其の初々しさが 地名の読み間違いがあっても いいよいいよと私はつぶやきます。

50うん年前私も新人でした。
周りの知らないオッサンの中で 一番端の席を与えられ 仕事は書き損じの和罫紙
で紙縒りを作ることでした。

両手の親指と人差し指で 撚っていきますが 下手が撚ればぐんにゃり倒れてしまいます。
まっすぐ ぴんとしていなければと注意されていました。

すべての公文書は 和紙で複写 カーボン紙を挟み セロハン紙を載せ 鉄筆で書いていました。
時折 格式のある文書は 和文タイプで打っていました。
裏返しの活字を 拾って一字一字打っていく仕事は 今の時代では 想像も出来ないことでしょう。

郵便で届けられる 沢山の文書は 庶務課の受付で 開封され着物で通勤していたお局さんが 受付日付の印を押し 件名簿に書き 各課に配っていました。

今思えば 40歳前後のお局さんだっのに 独身で株の取引をして 優雅な生活でした。

女性の少ない 職場だったので 可愛がって頂きましたが 其の反面 若い娘には
吃驚することばかりでした。
遠い遠い 昔の話です。

山野草の展示会で 頂いてそのまま日陰で育てていた花 今朝咲いています。
名前が分からず 検索中です。

始まり

2009-07-09 | Weblog
我が家の夏の始まりです
 
先日から食べた西瓜の 皮を畑に捨てていたら 今朝 今年初めてのカブトムシが来ていました。
これから毎朝 カブトムシの点検が始まります。

早速穴熊さんは大きな飼育箱を 倉庫から出して 掃除をして 腐葉土を敷いて
と準備です。

角の立派なカブトムシを 沢山 集めて 穴熊さんのお友達の保育園に持っていくのです。
可愛い子供達に喜んでもらうのです。

今朝のカブトムシは メスですから 逃がすことにしました。
これからじじいとばばあの楽しみの始まりです。

お茶

2009-07-08 | 自然
田舎に住んでいると 周りの畑や田んぼの作物が 季節ごとに変化するのが分かります。

牛さんの餌は 季節ごとに違った牧草が植えられ ある程度の草丈になると刈り取られ 
干されサイロに詰めたり ロール巻きにして ビニールに包まれ 畑に転がっています。

お茶も又 八十八夜の時期に 一番茶を摘み しばらくして二番茶を摘み この暑い時期に 三番茶を摘むところもありますが それをせず 深く刈り込み 秋のお茶を摘むところもあります。
秋に摘んだお茶も これ又美味しいもので デパートなどでも 売り出しています。

私の県も 多くのお茶を生産していますが 大半はお茶の産地と呼ばれるところへ
荒茶に加工して 出て行くようです。
畑は 焼酎のための芋が 勢いよく葉を広げ タバコの葉が少しづつ 黄色くなっています。

農家の方々は 機械化が進んでも やっぱり人の手に頼るところが多く暑い炎天下頑張っています。


先日 オークションで買った本です。
古布が欲しくて 始めたオークション 何でもあるのにビックリです。

何気なく 本を検索していたら 好きな向田邦子さんに関する本と山下惣一さんの本を見つけて 今の言葉で言えばゲットです。

高齢者の仲間になり 足が悪い腰が悪い 目が悪いと老いていく自分との戦いですが パソコンをなぜているうちに まあいいかと思うようになりました。

ポツポツと この文明の箱に 感心したり うなったり にらみ合っています。