端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

トートバック

2011-01-15 | 趣味
バックが出来上がりました。
縞の 布団だった布と無地の藍染の布を 幅三cmに切り つないで キルト綿に
次々と ミシンで縫い付けていきます。

布の真ん中を キルトします。


幅 32cm 深さ30cm 底の幅 10cmです。
藍で染められた布は 古くなっても 味のある色と風合いを出して とてもいい感じです。


湯たんぽ

2011-01-13 | 思うこと
夏 あんなに猛暑だったのに この冬は寒い。

と感じるのは 私が年を 重ねたせいでしょうか。
そこで いつも使っている 湯たんぽ 穴熊さんの ゴルフの賞品でした。
ストーブの 薬缶が やすむ頃には 沸騰し 勿体無いくらいに 熱湯です。
そこで湯たんぽの 登場です。

優しい暖かさは 手放せません。

子供の頃もやっぱり 寒い冬は湯たんぽでした。
焼き物の 火鉢でしゅんしゅんと湯気を立てている 薬缶から ブリキの湯たんぽに
お湯を入れてもらっていました。
古い ネルの寝巻きに包み 布団にもぐりますが シーンと静かな夜でした。

布団は 重い木綿の布団で 毛布も粗末なものでした。
清んだ空気の中 遠くの汽車の音が鮮明に聞こえ 天井の板の節目は 怖い顔に見えて
居ました。

母がいて父が居て 兄弟が居て貧乏な暮らしでも 笑い声が響いていました。
遠い昔のことになってしまいました。


善 意

2011-01-12 | 思うこと
いやなニュースの多い昨今 伊達直人なる人物の児童施設への 善意のランドセル寄贈の
ニュースに ほっとしています。 

一年生の いるご家庭は 早くから ランドセルを準備し 心弾ませ 背中に負ぶい
心弾ませているのに 施設で暮らす児童のことは 心にも留めていませんでした。

あの タイガーマスクの善意をニュースで知り 恵まれない子供たちのことに
気がついた私です。

そんな 人々が多かったのか 次々と善意が広がっているようです。

まだまだ 世の中捨てたものじゃない と嬉しくなります。

ランドセルを頂いた子供は 六年間 この善意を感じつつ 通学することでしょう。
久しぶりの心温まる ニュースです。

我が家にも タイガーマスクがありました。
我が家の 子供たちが聞いていたものです。
1969年と書いてありますから 40年以上昔になるのですね。

ワイン

2011-01-11 | 食べ物
毎日 だれやめを欠かさない 我が家の 穴熊さん。
いつも美味しそうに コップを傾けているのを見ると 全然飲めない私も 少し飲んでもいいかあー と思うのは不思議です。

今日 私にとって少し嬉しいことがあり ワインを少し舐めてみようと 探したら
ありました。
チリワインの2004年もの 綾ワインの2006年ものが 出てきました。
ワインを購入することはありませんので ゴルフの賞品かいただきものだったのでしょう。

どちらも コルクの栓です。 ワインセラーなどしゃれたものはありませんので
立てて 保管していたので コルクはぽろぽろで 千枚通しで 開ける始末です。



穴熊さんの相手をしつつ ワインを傾けました。
今夜はぐっすり 休めそうです。

大 根

2011-01-09 | 食べ物
寒い寒いと 閉じこもっていますが この時期 廻りの農家は大忙しです。

西の空を眺めて 寒風を予測して 大きな大根を収穫し 冷たい水で洗い 機械にかけ
ネットに 広げます。

細かく おろした千切り 薄くスライスすれば 花干し大根 縦割りにして包丁を 何本か入れて
綱に干して 割り干しですが 出来上がったものが いかに似ているので
私の地方では いかの手と呼んでいます。

それぞれ 水に戻してだしを効かせて煮たものは 自然食です。

寒いこの時期寒風が頼りの 仕事です。
通りがかりに 「お疲れさん」と声を掛けると「あげるよ}と 沢山頂きます。

冷蔵庫の 残りの竹輪と煮てみました。
サッと水に くぐらせて 生姜や柚子の千切りとあわせて 酢 醤油 であわせて
漬物代わりも 我が家の定番です。



畑の 干し大根の簾は 冬の風物詩です。

新年会

2011-01-08 | 思うこと
農作業が 機械化され人手による作業が少なくなり 共同の作業も段々少なくなっています。
昔ながらの つながりも段々薄くなり ご近所でも めったに顔を合わせることもありません。
昔のように 冠婚葬祭を自宅ですることもなくなったので 加勢を頂くことも 少なくなりましたが やっぱりご近所付き合いは大事にしています。

そんなご近所ですが 新春の男衆は 新年会が宿廻りで 行われています。
今年は 今日お昼からでした。

〆のご飯は 其の家の主婦の自慢の 混ぜた散らし寿司がお決まりです。
夕方ご帰還の 穴熊さん ご機嫌で 帰ってきました。

これで新年の始まりです。

再 診

2011-01-06 | 思うこと
今日は 朝早くから 寒い中 バスを乗り継いで 左手の再診に行ってきました。
退院してから 五回目の再診です。
大きな 総合病院ですから 時間のかかるのは覚悟のうえです。

どうにか自分の怪我が 客観的に見られるようになって 改めて病院を見てみると
知らないことばかりです。
医学が進んで 治療もより分散化しています。
リュウマチ科 ペイン科と具体的に別れて 診療がされています。

それにしても私より 若手方が 半身不随で 片手と口で バックを開け 会計で支払いを
されているのを 何人も 見かけました。

どんなに 不自由で歯がゆいことか 片手を使えなかった私は 見ていて 身に染みます。
健康が一番と 自分が 健康を失って始めて 感じています。

先生がパソコンのレントゲン写真を見ながら「ああ いいね」と一言。
「年は幾つですか? 」と聞かれ 私 「七十一です。」 
私よりお若い先生「ああ 若いね」 と一言。
待てよ お世辞か ボケていないか確認か ふと 思いましたが 
「ありがとうございます。」と私。
「よくがんばったね」とお褒めの言葉を頂きました。

来月 もう一度 再診で お終いにしよう。 と嬉しい言葉を頂きました。
後は 自分でのリハビリです。
褒められて 帰ってきましたが 帰りは 夕方でした。

風の音が止まり しんしんと冷えています。 明日は寒い朝になりそうです。

トートバック

2011-01-05 | 趣味
トートバックが 出来上がりました。
暮れに いくつかバックが出来上がっていましたが 友達が鯛を釣りたいのでと
海老代わりに もって行きました。

果たして鯛は釣れたのかどうか 分かりません。

2個作るべく 布を切っていましたので 同じバックです。
でも ピースの配置を替えてみました。

旧作は 正面に 一枚のピースですが 今日のは二枚並べました。
大きさ 作りは まったく一緒です。

底の幅が 丁度ピース一枚分ですから うまく収まっています。
ちなみに 暮れに作ったもの。



次は 何を作りましょうか。

トランプ

2011-01-04 | 思うこと
福岡に住む お友達の孫 ター君は お盆と正月に帰省するたびに 我が家を訪ねてくれます。

子供の成長は 早いもので ママから離れなかったのに ダウンのベスト姿も似合う
お兄ちゃんです。
新年の 挨拶をして お土産を 穴熊さんに渡して 頼もしい限りです。
この春からは 一年生とのこと 「ランドセルかった?」の私の言葉に 「買ったよ」
との返事 ランドセルは ママのおばあちゃん 机はパパの お爺いちゃんの
プレゼントとのこと。

どちらの家族にも 初めての孫の 一年生です。

ター君が 来ると始まる トランプの婆抜き の開始です。

ママとター君 我が家の二人 四人で対戦です。
初戦 ター君の負け 以前なら ママの膝で 泣き出して 皆で慰めたのに 
今回は 違いました。

涙を 一拭きすると すぐ二戦目のカードを配り始めました。
今度は 私の手元に婆が残り 喜んだのは ター君 飛び上がって ひっくり返って
負けた時の涙も 消えてしまいました。

穴熊さんと二人 元気をもらった ひと時でした。

日 記

2011-01-03 | 思うこと
いい加減な私と 石橋を叩いても渡らないような穴熊さん 我ながら 夫婦で居る
不思議を感じます。

そんな穴熊さん 何を記録するやら日記を欠かさず 記録しています。
さすがに 近頃は 私に 自分の昨日の動きを 聞くことが多くなりました。

私に聞いても 自分のことさえ 思い出さないのに まして地人のことなど 知りませーん。
と軽く言い返していますが 5年記入の日記が 昨年で終了とかで 暮れに買い物ついでに
本屋さんに行きました。

私が口を挟む ことではありませんので 私は雑誌のコーナーで本選びです。
レジを済ませた穴熊さん 好みの日記帳を 抱えています。

なんと3年用です。 今まで5年用の物を使っていたので あれと思いましたが
言葉を飲み込みました。

穴熊さん今年は 77歳になります。 今の所元気で 週に3回くらいはゴルフに出かけますし 血圧の薬は 服用しているものの元気そのものですが やっぱり自分の年齢を考えて
居るのだなあーと思いました。

この日記が終了するとき 穴熊さん80才 私が75歳です。
どんな暮らしを しているか想像もつきません。
段々 落ちていく 体の機能や記憶 自分の思うように 動かないからだ体力
生きているだけで 素晴らしいことなんだと 近頃は思うことが多くなりました。

人間らしく いい人生だったと いえるように 頑張りたいものです。