端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

貧乏症

2012-08-01 | 食べ物

貧しく乏しいと書いて ビンボウと 読みますが 何を基準に 貧乏と呼ぶか 人それぞれの 物差しで 計るのでしょう。

数年前 私の県の元タレント知事の時  鳴り物入りで マンゴーを宣伝し 一個買うのに 野口英世さんを 何枚も 出さねば 口に出来ないお値段でした。

勿論 食べてみたいのは山々でしたが 貧乏暮らしには 贅沢と もっぱら贈答用にしていました。

しかし 近頃はブームも過ぎたのか 生産者が多くなったのか あちこちでお安い マンゴーを見かけるように なりました。 ご近所の生産農家の方から 頂いても 我が家で一泊して 孫の所へ 転送です。

それでも まだ 自分の財布を開けて 買うことはしない 貧乏な私がいます。 

そんな我が家に穴熊さんの お友達から マンゴーが届きました。 沖縄からです。

今までは 皮をはいで 実を種に沿って 乱切りにして 食べていた私  勿論 種に付いている 果肉も あられもない格好で完食でした。

宮崎より 暖かい沖縄 あちらのほうが 本場と 喜んだ私。 早速 一番小さめの マンゴーを 一個 三枚におろし あの 宣伝写真のように 包丁を碁盤の目のように入れ 皮を押すと見事に 広がりました。

其の日 一人での夕食の 豪華なデザートでした。  残りの半分は千鳥足で 帰ってきて冷蔵庫を開ける 穴熊さんの為に 元の場所へ。

そして 翌朝 「マンゴー食べた」と聞いたら 「皮が付いていて 食えんかった」との返事。そして もう少し 「包丁を 深く入れんと」と 一言。

なるほど いつもの貧乏症が出た私。  「毎日 マンゴーを一個づつ 食べれる 生活になったら マンゴーの三枚おろしの腕上がるかもね」 と切り返した 私でした。

ようやく バックが出来上がりました。 暑さで はかどりません。

庭の千両  実を付け始めました。 

コメント (2)
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