雪が降った。
今日は中古CD店でシェルヘンのマーラー3・6・10番を手に取る。
東京駅の丸の内地下北口の動輪の広場で待ち合わせ、大学の後期課程の同窓会。
17時10分を7時10分と勘違いして遅れた一人も到着し、6時から丸の内マイプラザビルのグランド・セントラル・オイスターバーで牡蠣料理フルコースを食し、各自ドリンク頼む。私はカシスオレンジ飲む。
牡蠣料理フルコース、贅沢な食感。
隣り合わせになった友人に角川ソフィア文庫の堀川哲著「世界を変えた哲学者たち」とヘルマン・ヘッセの草思社文庫「人は成熟するにつれて若くなる」が凄く良いという話を聞き、感心してメモる。
ヘッセのエッセイは息子の撮った白黒の渋い写真もいい。
その友人がクラシック・ファンなので、早速シェルヘンの話題を振る。
シェルヘンのマーラーは音合わせができていない、テンポが頻繁に変わる、ブーレーズとは対極の面白さだと言っていた。別の友人はチェリビダッケの良さは泣ける所だと言う。
私はクレンペラーのマーラー選集が廉価で出ている話、クレンペラーのブルックナー選集も廉価で出ないか期待している話、感動したいときはバーンスタインのマーラー復活のDVDだ、セーゲルスタムの復活のCDもいいという話をする。
シリコンバレーはIT業界の聖地だという旅行に行った友人の話も聞く。
それから神田に移動してゲームカフェdaydreamでキャロムというゲームを初体験する。
キャロムは二人対二人でおはじきをして、自分の持ち駒を穴に落として行くゲームでシンプルながら奥深い。指の角度や力の加減が鍵となる。
紅茶を飲んでハゲタカのえじきというカードゲームを体験して11時過ぎに解散。
帰ってヘルマン・ヘッセの文庫を注文した。若き日を思い出す懐かしい一日だった。
シェルヘンを街で手に取り牡蠣料理ゲーム喫茶で遠き日を思う