誕生日も近いので、ベーカリーで満足サンド(左が玉子、右がコロッケ)を買って、吉祥寺の井の頭自然文化園に行く。
自然文化園に行く前に中古CD店でCDを10点買取の査定に出す。予想査定金額2千円。
井の頭自然文化園では一目散にゾウのはな子を目指す。
生まれ月はゾウを見るのだ。
ゾウのはな子は67歳、日本最長寿である。
はな子さんは最初退屈そうに体を左右にぶらぶら揺らしていたが、直にバナナの時間。
皮をむいたバナナを何本も何本も鼻で受け取って勢いよく口に放り込む。
次から次へと一度に70本ぐらい食べた。
それから見物客の方に来て、優しい目でこちらを見ていた。
私は持ってきた色鉛筆でゾウのはな子をスケッチする。上手く書けた(自分では)。
それから井の頭公園沿いのカフェ・ドゥ・リエーブルうさぎ館というカフェに行く。
ラタトゥユの入ったそば粉のガレット980円とアイスコーヒー460円を食す。
ここは、いつも思うのだが木漏れ日の陽射しの加減が素敵で店の造りが洒落ている。
そのあと中古CD店に戻り、査定金額を受け取る。予想よりわずかに上回り、2434円だった。
セルジウ・チェリビダッケのリヴィング・ステージ社のブラームス・ライヴ全集はプレスが歪んでいるというので引き取ってくれなかった。査定金額2434円を受け取り、店を一回りしていたら、イタリアのフレイム社のアルド・チッコリーニのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集が800円で売っていた。
10点売って2434円ようやく受け取ったのに800円散財はお金が惜しい。
でも、チッコリーニのコンチェルト珍しいのではないか、イタリア盤マイナーメーカーで珍盤ではないかと思い、最近アルド・チッコリーニが私を呼んでいる気がするので清水の舞台から飛び降りて買って帰った。家で帰ってネットで調べるとやはり結構珍品でお買い得だったようだ。
今、そのベートーヴェンのピアノ協奏曲を1番から順に聞いている。いい生まれ月の記念になった。
指揮アルド・チェッカート。詳細不明。最近チッコリーニがCD店で私を呼んでいる気がする。
生まれ月はな子さんにも見つめられ協奏曲で憩うひと時