超人日記・作文

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">個性化とマンダラ、音楽鑑賞、近所の猫</span>

2014-07-06 18:06:40 | 無題

昨日はタバコフのマーラーを何枚か聞いた。
タバコフのマーラー全集、ネットでは入手困難だが、オークションでは時折見かける。
だが、私はオークションを利用しないので通販店の売れ残りを定価で買えて正解だった。
タバコフのマーラー全集は残響が多く突き放したようなぶっきらぼうな演奏で癖になる。
昨日は夜、「個性化とマンダラ」を100ページほど読んだ。
この本は、人格の深まりの歩みを神話や元型で説明し、マンダラを無意識に描くことはその手助けになると説く。
ただし、現在ではその説は余りに知られているので、相談者が予備知識もなくマンダラを描くことはほとんどなくなった。
だが、個性化のなかで、つまり自分自身の全体性を取り戻す歩みのなかで、マンダラを知ることは今でも有効だと言う。
今日はきらクラをМDに録音して隣町に出掛け、Wi-Fiでi cloudにバックアップする方法を学んだ。
食材店で珈琲を飲み、買い物して猫と遊んで帰ってきた。
近所の猫は茶寅でよくなつくので煮干しをやったりする。
最近、金岡秀友氏や真鍋俊照氏の本を連読したので、「個性化とマンダラ」はさらに興味深いものとなった。
今晩もタバコフのマーラーを数枚聞きながら、カレー春雨を食べて、夜中に読書に耽りたい。
最近はジュリーニやハイティンク、そしてタバコフである。
時間があるときはラテン語やギリシア語で聖書や古い神話を読んで聖人伝について思いを巡らしている。
私の険しい道行きを子猫の鳴き声とマーラーやブルックナーの音楽がそっと照らしている。
見通しはよくないが、やがては光の見える場所に出たいと願っている。
眠る前はアブラヴァネルのオケの弱いマーラーも眠る助けにしている。
チェコフィルとビエロフラーヴェクのドヴォルザークにも惹かれるが当面はノイマン新旧を聞くつもりだ。

暗がりを照らしてくれる音楽と子猫の声で先に進める



コメント
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