日曜の午前中、珈琲飲みながらアンドレーエやギュンター・ヴァントを聞いている。
ロジェストヴェンスキーとアンセルメを聞くために積んである。
ロジェストヴェンスキーのブルックナー全集より4番を聞く。
ロジェストヴェンスキーの金管が咆哮するブルックナーなかなか良い。
そのあとエルネスト・アンセルメの国内盤旧エディションでベートーヴェン聞く。
アンセルメは高音が特徴のある金属的な質感で珍しいベートーヴェンが聞ける。
結合の神秘という本を、この夏読もうと思っている。
既に手をつけているが、王と女王、太陽と月、上と下、
霊と肉など対立物を相補的に受け入れて、人格の
全体性を取り戻し、自我より深い、無意識も含めた自己を確立する個性化の過程を
乗り切ろうというのがユングの考えである。
意識の一面性を補うために、光は影を、霊は肉を必要とする。
錬金術は物質の変容の過程に個性化の過程を投影した。
だから、現在の相談者の能動的想像や夢の意味を探るとき、
集合的無意識に根差した錬金術の考えが貴重な資料となり、
断片的想像の意味を補う助けとなる。
その錬金術の思考の読み解きが結合の神秘である。賢者の石とかハリポタ的要素多い。
その読書の合間、ともだちは海のにおいという絵本を読んで和む。
今日は宇宙の広さをくじらがいるかに泳いで説明する。
ロジェヴェンやアンセルメを聞き、リモコンスリムファンで涼む。
くじらの頭に止まった蝶をいるかに見せに行く話も面白い。
ともだちは海のにおいを思い出し遠泳をするような七月