最近ブライトクランク盤に凝っている。
友人がEМIのフルトヴェングラーのベートーヴェンのブライトクランク盤貸してくれた。
これが良かったので私も入手しようと思い中古CD店に行った。
ところがEМIのベートーヴェンのフルトヴェングラーのブライトクランク盤中古で見当たらない。
カラヤン・フィルハーモニアのブライトクランク盤があったので入手する。
ベートーヴェンの棚を曲順に見ていくとオタケンのフルトヴェングラーのブライトクランク盤が何枚かあった。欲しいので入手。
第九と田園がなかったので帰って注文した。
私が聞いたのは3番と5番&7番のワイドブライトクランク盤なのだがこれが凄い。
特に5番の生き生きした音の迫力は初めての体験である。7番もいい。3番も音の張りが良い。
これから来る第九と田園も期待大である。
フルトヴェングラーのブライトクランク盤にはEМIのブラームス交響曲全集もかつてあったのだが、これはとても高くて買えない。ワーナーの最新リマスター盤を待ってEМIリファレンス盤を聞いている。
フルトヴェングラーのブライトクランク盤のブラームス交響曲全集をオタケン・レーベルが復刻してくれると滅茶苦茶ありがたい。だがこれは権利が日本のEМI(現ワーナー)にあるからなかなか許可が出ないのかも知れない。
フルトヴェングラーはモノラルでも勿論素晴らしいのだが、疑似ステであってもステレオで聞けるのだ。
ブライトクランク、すごい技術ではないか。
今は下火だが、シューリヒトのパリ管とのベートーヴェン交響曲全集とか、クレンペラーのベートーヴェン・ライヴ全集とか、是非ブライトクランク盤で聞きたいものだ。
伝説のあの音源がステレオで今では聞ける捨てがたい技