加藤繁樹著、「短歌で読む旧約聖書」郵送で来る。
面白いので読者に紹介したい。
創世記
七日目に全ての御業治まりて宇宙の仕組み整いにけり
主の神は男に似合う助け手をあばら骨とり造り給えり
誘惑に負けてこの世の罪を受くアダムとエバは神にそむけり
弟のアベル殺しの魔のカインエデンの東においやられけり
万物を消し去りあとをまかすべく全きノアを主は選びけり
箱舟の内なるもののその外の生あるものは消されけるかな
主によらぬバベルの塔のいたけだか神来たりきてたしなめ散らす
アブラムはイスラエルの祖といわれけるセムより数え十代目なり
出エジプト記
イスラエルのヤコブ一族多産にてエジプトの地に満ち溢れけり
苦しみに嘆き悲しむイスラエル神は誘う豊かなる地へ
モーセの手杖をかざせば潮ひきて海の真中に陸地あらわる
神よりのお告げを受けて山を下りモーセは民にしらしめにけり
ヨブ記
主の御手よヨブの幸せ打たれよとサタンは強く訴えにけり
我が命生れしことを呪いけり暗闇に浮ぶヨブの姿よ
全能の神に対するしもべヨブ逆らい責める資格はありや
イザヤ書
アモツの子イザヤの見たる幻はユダ・エルサレム駆け巡りけり
主の神はひとりの男の子与えられ奇しきみわざをなし給うかな
十字架の贖罪の道貫きて神の子羊世を救いたり —以上、加藤繁樹作
よくぞ、ここまで作ったものだとつくづく思う。偉業である。
主の道を整えてきた道のりを旧約の書はよく描き切る—私の作
面白いので読者に紹介したい。
創世記
七日目に全ての御業治まりて宇宙の仕組み整いにけり
主の神は男に似合う助け手をあばら骨とり造り給えり
誘惑に負けてこの世の罪を受くアダムとエバは神にそむけり
弟のアベル殺しの魔のカインエデンの東においやられけり
万物を消し去りあとをまかすべく全きノアを主は選びけり
箱舟の内なるもののその外の生あるものは消されけるかな
主によらぬバベルの塔のいたけだか神来たりきてたしなめ散らす
アブラムはイスラエルの祖といわれけるセムより数え十代目なり
出エジプト記
イスラエルのヤコブ一族多産にてエジプトの地に満ち溢れけり
苦しみに嘆き悲しむイスラエル神は誘う豊かなる地へ
モーセの手杖をかざせば潮ひきて海の真中に陸地あらわる
神よりのお告げを受けて山を下りモーセは民にしらしめにけり
ヨブ記
主の御手よヨブの幸せ打たれよとサタンは強く訴えにけり
我が命生れしことを呪いけり暗闇に浮ぶヨブの姿よ
全能の神に対するしもべヨブ逆らい責める資格はありや
イザヤ書
アモツの子イザヤの見たる幻はユダ・エルサレム駆け巡りけり
主の神はひとりの男の子与えられ奇しきみわざをなし給うかな
十字架の贖罪の道貫きて神の子羊世を救いたり —以上、加藤繁樹作
よくぞ、ここまで作ったものだとつくづく思う。偉業である。
主の道を整えてきた道のりを旧約の書はよく描き切る—私の作