SDカードでリボル・ペシェク指揮のマーラーを数曲続けて聞いている。
仕事を終えて冷えたお茶を飲んで、わらび餅を食べるのは幸せだな。
今日はいいことも、そうでないことも一杯あった。
ハンカチを忘れて仕事場で汗だくだったり。
最近、人と思想 プルースト 読み終えた。
「失われた時を求めて」の粗筋と読みどころが判って収穫だった。
プルーストの特殊な性癖も詳しく書いてあった。
忘却と戦いながら、非・意図的な記憶を細部まで記述してゆく快感があるようだ。
マドレーヌを紅茶に浸していると幼少の記憶がよみがえってきて、
という導入部は有名だが、全部読むにはあまりの超大作。
結局幼少の記憶から始まって、筆に任せて人生が細部まで
丸ごとたどり直される。老いてきて、子どもの頃思っていた町並みが
実はこんなふうになっていたのだ、と真相を知って喜ぶ後半生に至り、
話は大団円を迎える、ということらしい。
筆に任せて書いているので、同じ単語が一文に何度も出てきたり、
ナイル川のように蛇行する文章らしい。それでも作品の構想は
よく練られていたようだ。小説を丸ごと読む時間がないので、
疑似体験だが、プルーストの世界に一歩近づいた。
私の好きなワルター・ベンヤミンがプルーストの翻訳家なので、
二重に楽しい読書体験だった。
今年前半もラストスパート。光が見えてきた。
マドレーヌ代わりに冷えたわらび餅お茶を片手に遠き日に飛ぶ
仕事を終えて冷えたお茶を飲んで、わらび餅を食べるのは幸せだな。
今日はいいことも、そうでないことも一杯あった。
ハンカチを忘れて仕事場で汗だくだったり。
最近、人と思想 プルースト 読み終えた。
「失われた時を求めて」の粗筋と読みどころが判って収穫だった。
プルーストの特殊な性癖も詳しく書いてあった。
忘却と戦いながら、非・意図的な記憶を細部まで記述してゆく快感があるようだ。
マドレーヌを紅茶に浸していると幼少の記憶がよみがえってきて、
という導入部は有名だが、全部読むにはあまりの超大作。
結局幼少の記憶から始まって、筆に任せて人生が細部まで
丸ごとたどり直される。老いてきて、子どもの頃思っていた町並みが
実はこんなふうになっていたのだ、と真相を知って喜ぶ後半生に至り、
話は大団円を迎える、ということらしい。
筆に任せて書いているので、同じ単語が一文に何度も出てきたり、
ナイル川のように蛇行する文章らしい。それでも作品の構想は
よく練られていたようだ。小説を丸ごと読む時間がないので、
疑似体験だが、プルーストの世界に一歩近づいた。
私の好きなワルター・ベンヤミンがプルーストの翻訳家なので、
二重に楽しい読書体験だった。
今年前半もラストスパート。光が見えてきた。
マドレーヌ代わりに冷えたわらび餅お茶を片手に遠き日に飛ぶ