中世原典７を読むつもり

昨日は、神話は分析されるためにあるのではなく、心を打つためにある
とか、部族社会には、手近なもので物事を説明する具体性の説明原理がある
という話を人にしたが、あまり伝わらなかった。
今日は仕事をして早めに帰ってきて、
アンドレ・クリュイタンスの古雅なハイドン交響曲を聞いている。
家でもだらけず、お洒落な格好を保つというのは私の長年のポリシーで
あったが、お気に入りのコーデュロイの茶色のズボンを家で着ていると
布地が摩耗するので、ついに家でスウェット上下を着る羽目になった。
クリュイタンスの前に、アンセルメのシエラザードを聞いたが
50年代なのに、デッカなのでステレオ録音で、音の鮮明さではクリュイタンス
よりもアンセルメに分がある。
中世思想原典集成精選という分厚い文庫を集めていて、最終巻の第7巻が来れば、
無事全巻、手元に揃うことになる。
特に7巻目は、中世末期の神秘思想ですごく発送が待たれる。
暗い深みから立ち現れるクリュイタンスのハイドンは、趣きある名演。
これから、ベーカリーで珈琲を飲んでくるつもり。

試行して日々荒波を乗り越えて遠くが見える場所へ出れれば