超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

アラウの演奏術とほら吹きの昇天

2019-10-28 18:42:27 | 無題
昨日の夜、クラウディオ・アラウのフィリップス録音全集の解説(英語)を読む。

半世紀前、ルービンシュタインとホロヴィッツとアラウがアメリカで活躍する
三大ピアニストだった。
アラウはベートーヴェンを録音したあと、師匠筋の
リストはもちろんシューマンのピアノ曲に取り組み、
シューベルトの最後の3っつの
ソナタを録音した。
ドビュッシーとバッハは少ししか残せなかった。
モーツァルトのソナタは完結した。
アラウはリストの直弟子の弟子で
19世紀の伝統を受け継ぐ最後のピアニストの一人だった。
アラウはピアノ演奏のコツを、リラックスして、かつ集中して弾くことだと
語っていた、という。
 このボックスセットは今アマゾンで中古で高額で売られている。
度外れなせどり販売である。

私は発売当時廉価で思い切って買ってよかった。
今日は先住民のウィネパゴ族のおどけ者の神話の話を人にする。
お調子者でだましたり、だまされたりしながら旅をして、
いろいろ発明をして歩き、最後は天に昇って、この世の
裏側の世界を管理しているというほら話。
これは聖人に足りない間抜けな部分を補う神話だという。
はじまりの時の神話の一種である。

ほら吹きが世を騒がせてかき乱し発明をして英雄となる

コメント
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