工藤喜作著、スピノザ読む。
神は存在するために自分以外のものを必要としない、実体。
自然や人間は神の様態。思惟と延長は人の知る神の属性。
神は、自然を越えておらず、自然に内在する。
自然に起きることは、神の必然。
だが、人にとって不都合なものも確かにある。
災厄、病気、暴君など。
というのも、神は自らの様態として、より高度なものから、
低い段階のものまで、展開している。
他から害をなされた場合、生命をよく保つために戦うことは
理にかなっている。
スピノザは心身平行論を取る。
心と体は別系列だが、同じものの様態であり、
精神は対象として身体や物質に反応する。
そのため体が痛ければ、心がつらいと言ったっことも
起こる。
神の力の派生態として自存力=コナトゥスがある。
自存力は人には欲望、喜び、悲しみとして現れる。
これを理性に従わせることが望ましい。
理性と直観知によって神を知ることが人の至福。
一歩、踏み込んだ理解ができた。
スピノザの擬人化しない神学が意味するものに少し近づく
神は存在するために自分以外のものを必要としない、実体。
自然や人間は神の様態。思惟と延長は人の知る神の属性。
神は、自然を越えておらず、自然に内在する。
自然に起きることは、神の必然。
だが、人にとって不都合なものも確かにある。
災厄、病気、暴君など。
というのも、神は自らの様態として、より高度なものから、
低い段階のものまで、展開している。
他から害をなされた場合、生命をよく保つために戦うことは
理にかなっている。
スピノザは心身平行論を取る。
心と体は別系列だが、同じものの様態であり、
精神は対象として身体や物質に反応する。
そのため体が痛ければ、心がつらいと言ったっことも
起こる。
神の力の派生態として自存力=コナトゥスがある。
自存力は人には欲望、喜び、悲しみとして現れる。
これを理性に従わせることが望ましい。
理性と直観知によって神を知ることが人の至福。
一歩、踏み込んだ理解ができた。
スピノザの擬人化しない神学が意味するものに少し近づく