超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

文化系の温故知新

2022-02-04 20:57:23 | 無題
下半期の仕事も目途が立ち、今日から、古書店で買った某全集のメモ書きを再開した。
前半は独文化考だったが、後半は20世紀文化論に入りつつある。
メモ書きを溜めておいて、あとで整理して、文章化するのが楽しみだ。
こればっかりやるつもりなので、当面、雑学を仕入れてここで披露することも
できないが、日々の出来事を引き続き綴りたいと思う。
今日は待ち望んでいた、エミール・タバコフのショスタコ全集が来た。
楽団はソフィア・フィルではなく、ブルガリア国立放送交響楽団だった。
思っていたより、爆演系ではなく、澄んだ音でゆったりとしたテンポで曲を奏でる、
堂々たる名演系だった。だが、曲が盛り上がるところは、切迫感満点でシビれる。
4番、8番、7番、11番と聞き終わった。4番や8番が隠れた名曲である。
キャッチーな7番「レニングラード」や、鬼気迫る11番「1905年」は、
言うまでもなく名曲。それがタバコフのブルガリア風味の名演系で聞ける。
それと、入手困難だったビートルズのDVD映画「ゲット・バック」が予約できた。
DVD3枚組で3500円って、かなり安いと思う。
映画「レット・イット・ビー」のために録った数十時間のフィルムの山を
編集して、明るく演奏している場面をつなげた新作映画である。
確かに映画「レット・イット・ビー」は物悲しくて暗かったから、
ポールがお蔵入りにしていたのだが、こんな形で未公開映像の多い再編集映画が
見られるのは嬉しい。値段が安いのは、DVDを買う人が減っているからだろう。
このように関心は多岐にわたっているが、今の時代に息を吹き込み、
温故知新で日々を過ごしたい。

次々と古い文化を温めて今の時代によく活かしたい

コメント
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