超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

叔父と談笑して帰る

2020-01-14 15:15:30 | 無題
叔父と澄川のそば処ひよりで会う。
君のいい話は私の思った通りだと仰る。
カツ煮込みと茄子煮びたしと掛け蕎麦を頼み、
近況を話す。
「だいぶ以前持っていた孔子万年筆を年末に手に入れた、
持っていたのとまったく同じ物で、絵筆代わりに使う
万年筆で、久しぶりに描くのが面白く、
室蘭の景色とかまた描いて楽しんでいる、
マオリ族の英語の冊子を地元で買ったのを
今度持ってきてあげるよ、
一遍聖絵の妻が出家して怒った武士が
一遍を斬りに来たが「あなたは神主の家の子ですね」
と名当てされて、感服して剃髪した話は面白いね、
「ないものがある世界」はファンタジー+SFで、
君のブログに粗筋が書いてあるのか、
「失われた時を求めて(抄訳)」の上下巻の
上巻だけ持っているので今度持って来る、
ゲヴァントハウス四重奏団か、ベートーヴェンの全集は
持っていなかったので聞き応えがありそうだ、
中国製の三仏セットの顔がいいね、「冥途・旅順入城式」の「坂」は
よくみつかったね。」などと叔父が喋る。

人生がまた交差して再会の共鳴が来る町に粉雪


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ベイカーと聖お兄さん

2020-01-14 00:02:03 | 無題
今日は専門店街まで散歩に行き、カフェオレを飲んで服を見て帰る。
マイルスのメンブランの10CD「ジャスト・スクィーズ・ミー」が
快適だったので、同じシリーズのチェット・ベイカーの10CD
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を数枚聞き、自宅で
焙煎珈琲店気分を味わう。
クラシック・ヲタクだけど、廉価盤ジャズもいい刺激。
部屋にギリシャで買ったキリストのイコンの土産物を飾っている。
隣にタイで買った2㎝の鋳物の仏像が並んでいる。
イエスのイコンが8㎝の高さなのに、隣の仏像が小さくてバランスに欠ける。
手ごろな仏像の置き物がないものかと常日頃、思っていた。
検索すると、普賢菩薩、文殊菩薩、釈迦如来の三仏をつげの木で彫った
高さ10㎝の置き物が2190円で売っていた。
これはキリストのイコンのお伴にぴったりと思い、置き物として
購入し、到着を待っている。部屋に余り目立つ仏像があると
お客が気になって落ち着かないと困るが、10㎝の折り畳み式の
置き物なら、あらぬ誤解を招くことも少ないだろう。
置き物と言っても信心が皆無なわけではなく、角川文庫で経典を3冊
揃える位には聖☆お兄さん方をリスペクトしているのである。
三仏の置き物が良品であることを祈っている。

リビングの聖☆兄さんに見守られチェット・ベイカーで山を越えたい
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時計とジャズと神学書

2020-01-13 06:11:55 | 無題
昨日は福住珈琲でマンデリン飲んで、ジャズ聞いて深呼吸。
帰ると安物の懐中時計を紛失したので福住珈琲に
電話すると、置き忘れていたので、もう一度忘れ物を受け取りに行く。
店主の小父さんは笑顔で手渡してくれた。
福住焙煎珈琲でジャズが掛かっていて格好良かったので、
自分も持っている数少ないジャズのなかから、
メンブランの「ジャスト・スクィーズ・ミー」というマイルスの
10CDを取り出して、家でもカフェ気分でジャズを聞いて
カルボナーラを食べる。
中世思想原典集成という文庫の最終の第8巻を開封して、
ドイツの神学者、マイスター・エックハルトの説教を読む。
「神はすべてであり、充足であるのに対して、
被造物は本来、無性であり、渇いている。」
「無性の器となった魂に、神の充足が注がれるのが信仰の姿」
と説く。
同じ本のニコラス・クザーヌスの「観ることの覚え書き」では、
神とは何よりも、可能自体(すべての可能性の本体)であって、
この可能性の本体の最高の顕れはイエス・キリストである、と説く。
私は主に知的な興味でこの手の本をめくっている。
ジャズを聞きながら、中世の神学を読むのは、妙な感覚。
休日にしたいことができて、リフレッシュした。

焙煎で懐中時計が手渡されマイルス聞いて神学をめくる

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連休に珈琲焙煎で小休止

2020-01-12 07:21:28 | 無題

連休で、体力が復活してきたので、今年は雪が少ない家並みを通って
川沿いのキタキツネの足跡を見て歩き、福住珈琲焙煎でまたマンデリン
を大きなマグカップになみなみと注いでもらって、ゆっくりしてくるつもり。
午後は後期中世神学でも文庫でめくってみるつもり。
最近ステンカラーコートを購入したが、インターネットでも
広告がいっぱい出てきて、釣られて3900円+送料のを追加で注文して
しまった。問題は綿100%の生地がかなり薄いかどうかである。
札幌の夏に羽織る用なので、生地が厚いと春先しか着れない。
すでに激薄のナイロンのコートはあるのだから、3900円のは
厚い生地だったら、春秋に着る用とするしかない。
後期中世神学はマイスター・エックハルトとか載っている。
自分を無にして神との境を取り払う、瞑想の系譜である。
昨日届いた朗報は、ダメかと思っていた道に希望が見えてきた話。
昨日からセルジウ・チェリビダッケのワーナー録音全集を取り出して
ベートーヴェンやシューベルトやブルックナーを味わっている。
恰幅のいい、悠然とした美しい演奏で、チェリビダッケは芸術家肌。
自由作文とメモ書きは春先に取っておいて、今は体を休めよう。

珍しく雪の少ない北国の焙煎カフェで明日を注ぎ足す

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鏡開きとデイリーライフ

2020-01-11 15:37:27 | 無題
近所の洋品店でステンカラーコート・ベージュ
を購入した。
春夏物新作で、裏地がなく、激薄である。
色は、正確に言うと薄茶系。
ちょっと発色がよすぎるが、夏の散歩に羽織るのに
いいと思い、入手した。
やっと連休に入り、一息ついている。
今日は鏡餅をお汁粉に入れて食べ、
鏡開きをした。
特に神道系ではないが、何となく季節ものは
毎年行っている。
今日もブルーノ・ワルターの
コロンビア録音全集から、ブルックナー4番
を聞いている。
今日はちょっとした朗報があった。
最近、八方塞がりかと思っていたが、少しずつ
光が差している。
前に歩いて行ける予感がする。

夏物のステンカラーを手に入れてお汁粉を食べ朗報を知る
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