超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

哲学のアンチョコ読む

2021-03-17 10:55:20 | 無題
札幌は曇り。
昨日の午前中、タイプライター生地のベージュの極薄夏物ジャケット
をクリックした。まだ発送準備に入らない。
今日は朝比奈&新日フィルのブルックナーを聞き、
あらすじでわかる哲学読む。
ホッブズ(万人の闘争→社会契約→絶対王政)
ロック(自然人は理性的→社会契約→三権分立)
ヒューム(人は知覚の束→因果関係に根拠なし)
スピノザ(人や自然は神の様態→心や体は神の属性→感情に振り回されず理知的に神を知ろう)
ライプニッツ(この世は単子でできている→単子は個性を持つ→単子には神の決めた調和がある)
などヨーロッパ哲学の要点が簡潔に書いてある。
エッセンスなので読むのに集中力が要る。
私の自由作文の出来を認める人が居た。気分上々。
札幌の地元の人は、雪が溶けて地面が見えてくる今が嬉しいという人多い。
私は上半期の仕事が思いやられる。
ファイトで行こう!スヌーピー。

夏物のタイプライター生地製の上着取り寄せアンチョコを読む
(アンチョコって知ってますか。答えが書いてある安直な教科書のことです)
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幌平橋で叔父叔母と会食

2021-03-16 00:27:21 | 無題
一昨日は風蝕さんのお芝居を観てきた。
エンタメ・パロディ劇で痛快。
昨日は、叔父叔母夫妻とともに幌平橋のサンマルクカフェで
4人で会食し、
歓談してきた。
「森林の樹の精霊の守り人のどろがめさんという方がいた。
森まゆみさんの谷中や根津や千駄木の昔を書いた文章は上手い。
札幌の路面電車は四角に通っているのでカーブや景色に風情がある。
下のお孫さんは本好きで家に来ると本の部屋に入り浸る。
マオリ族の小冊子にトーテムポールとか木彫りの柱が載っているのを
あげよう。この君が持ってきた青銅色のフクロウの置き物は目がかわいくて
いいね。中央図書館も広くていいよ。今度行くといいよ。
天神山のスタジオが放送基地だった頃、天神山の絵を
飾ったことがあるよ。
今シマエナガの人気が凄いね。水源池の駐車場近くに居た。
細かいところが見えなくなると、却っていい絵が描けるかもしれない。」
叔父さんはダヴィンチ全集というすごい本を持っているそうだ。
真鯛のグリルや鮭のタルタルソース、ハンバーグ2種食べ、
一杯飲んで、中島公園を散策してサギにカモにムクドリを見て
ヤマガラやカッコウを聞いてバスで帰る。晴天好日。
久しぶりにお会いできてお話しできて安心した。窓側のいい席に座れた。
楽しい会食だった。
三月の陽が入り込む洋食屋一年ぶりに近況を聞く
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フーコーを疾走する

2021-03-13 05:13:14 | 無題
昨日は、無事雪靴が届く一方、自由作文が今一つ不評だった。
それでも、「そうだったのか現代思想」のフーコー読む。

ルネッサンスまでは、類似性で物事がつながっている世界観。
続く古典主義は物事を人が分類して眺めている世界観。
ベラスケスの絵「侍女たち」には鏡に映った王様という、
不在の中心が描かれている。王や神は記号体系から締め出され、
絵を外から見ている。

こういう、その時代特有の物の見方、頭のなかの地図の描き方
をエピステーメ=知の様式と呼んでいる。
目に見えないその時代の物の見方が、人々の背後で常に
働いている。(「言葉と物」)

それからフーコーに「狂気の歴史」、「監獄の誕生」という本がある。
狂気の人は古典主義時代から、隔離され矯正される者
として扱われる。

犯罪者も牢獄に閉じ込められて、中心の塔で監視されて、
自分の中に見張り塔を作る。そうやって異物を締め出して、
理性的な「人間」というのが成り立っている。

晩年「性の歴史」にフーコーは取り組むが、
古代には近代とは違う、自発的な自制術があったと結ぶ。
この話は過去に読んでいたのでスムーズにわかった。

内側に自分を見張る塔を建て監視を迫る見えぬ権力
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哲学本で霧が晴れる

2021-03-12 08:22:46 | 無題
昨日は、書類の書き直しを余儀なくされたり、
靴屋で注文した靴が間違っていて再取り寄せだったり、
リアル会議の連続だったり、散々だった。

それでも、「そうだったのか現代思想」の続きを読む。
昨日は、ロラン・バルトとボードリヤールの前半。
文化をしるしとして読む。
しるしには対立項や、表ての意味と含みの意味がある。

何かを意味するものは、具体的な個別の対象を離れて
独り歩きする。「ふしぎ大すき」「おいしい生活」という
コピーが、独り歩きして、いろんな商品と結びつく。

人は、商品を買うとき、使用価値ではなく、
そのしるしのイメージを消費している。
そういう読み方が1980年代には流行ったし、広告の
文化戦略がそれに乗っかった。そう書かれている。
ああ、なるほど、と思った。

七転び八起きで町を闊歩して疑問が晴れる三月の空
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靴新調と数年後の自分

2021-03-11 06:22:48 | 無題
昨日は某大手通販で買った靴が雪靴ではなかったので、
ゆうパックで返品する。

代わりに古い靴を下取りに出して割引券をもらい、
今持っている冬靴の今冬の型番を取り寄せる。
4900円+税だがセール品になっていると聞いた気がする。

先日、ストックを下したばかりだが、代わりのストックを
置いておきたい。
一足4年として、2足で8年。そんなに仕事場に居れるとも
思えないけど、希望を先につなぐ。

昨日も、「そうだったのか現代思想」の
ドゥルーズ・ガタリの後半を読む。
世界イメージの塗り替えの話。
世界と人間をすべて、機械の分離と結合でとらえてみる。
資本主義を欲望の流れととらえる。
各人が分散してゲリラ戦を繰り広げる暮らしを想像してみる。
そんなことが書いてあった。

夜、思い切って完成している自由作文を年長者の方へ
添付ファイルで送る。多少注文がつくと思うが、
受け入れてもらえると超ありがたい。

今冬の型の雪靴取り寄せて気持ちは続く次の時代へ
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