この夏、独逸文化のメモ書きを仕事としている。
当初の計画では、この夏に80枚程度メモ書きをしようと
思っていた。
だが、このシリーズの3冊目4冊目5冊目がかなり難しく、
計画は座礁して、練り直しを余儀なくされている。
さて、気分を変えて春樹俳句歳時記の夏の終わりで作句する。
作文をご破算にして夕涼み
躊躇いが寄せては返す夏の果て
遠方の友が来たりて秋近し
フラミンゴ庭に立つ家夏河原
楽園を失くして歩く夏帽子
会えぬ人淡く溶けゆく水羊羹
人影もまばらな池の噴水像
飛べぬ鳥走り続けて秋兆す
去る草も出る草もある鰯雲
地を照らす人も居るはず流れ星
富む蟻も貧しき蟻も秋の雨
ひと夏の悲喜こもごもと朝の茄子
地を照らす人も居るはず流れ星今雑踏で迷うなかにも
当初の計画では、この夏に80枚程度メモ書きをしようと
思っていた。
だが、このシリーズの3冊目4冊目5冊目がかなり難しく、
計画は座礁して、練り直しを余儀なくされている。
さて、気分を変えて春樹俳句歳時記の夏の終わりで作句する。
作文をご破算にして夕涼み
躊躇いが寄せては返す夏の果て
遠方の友が来たりて秋近し
フラミンゴ庭に立つ家夏河原
楽園を失くして歩く夏帽子
会えぬ人淡く溶けゆく水羊羹
人影もまばらな池の噴水像
飛べぬ鳥走り続けて秋兆す
去る草も出る草もある鰯雲
地を照らす人も居るはず流れ星
富む蟻も貧しき蟻も秋の雨
ひと夏の悲喜こもごもと朝の茄子
地を照らす人も居るはず流れ星今雑踏で迷うなかにも