明日の葉っぱ(8×8)=69

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風を感じて 浜田省吾

2019-09-06 21:40:00 | 僕の音楽日記
1979年
ヒット曲にまだ恵まれてなかった
浜田省吾さん

ヒット曲をだすためだけの活動
ではなかったわけだけど
プロである以上
ヒット曲は勲章のようなもの

たとえタイアップでも
売れてなんぼがプロと名のつく
上では
どこか こだわってないと
活動に余裕がなくなる
気がする

よく無冠の帝王とか
いわれたり、

いい歌歌ったり
書いたりするけど
ヒット曲がなくて…
なんて
いわれ方をする


テレビを中心のアーティスト
歌手ではないなら
その辺は
こだわりとか
ヒット曲への執着には疎いのだろうが…
ファンならば
自分たちの押しているアーティストが売れて有名になってくれることが
ひとつの苦労が報われる
結果になるのだ。



アーティスト、
ブレーン
ファン
3つの立場、全て苦労が
報われるのが
ヒット曲が出る
という
結果が
いわば
大人の考え方
なんだと思う。


1979年
ではまだそこまで

考え方の成熟さは
どのアーティストにも
見受けられなかったような
気がする。


浜田省吾さんにしても

散々CM曲をやってきて
ことごとく
ヒットせず
もう、やらないと最後と決めた
「日清カップヌードルのCM」で
スマッシュヒットに
結びついた

力を抜いての
勝利だった。

自由に生きてくことなんて
百通りだってあるさ
it's so easy 
easy to be free



自由になるってことは
簡単なことさ

自由という言葉はもう使い古され
自由を手に入れた
70年後期は

80年にむかって
新たな
風『流行』を感じて
いかなければ

と…

イーグルスは
もう、72年に
Take it's easy
気楽にいこうぜ
と歌っている。



重たくない
肩の荷をおろして
流れるようなサウンド重視の
そんな
音楽の流れが
すぐそこまできていた。
1979年

ここから浜田省吾は
時代の扉をこじ開けた。


きたるべき孤高のアーティストとなるべくして
通過した
ヒット曲をだした
アーティストとしての
勲章。