明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

I Love you オフコース

2019-09-01 20:48:00 | 僕の音楽日記
この曲はアルバムバージョン
の方がいいとされる
評価が高い。

5人としてのオフコース最後のシングル、そして最後のアルバム
タイトル 「I Love you」

鈴木さんが脱退することになり、
オフコースとしての
ひとつの区切りだった。

そもそも
「言葉にできない」

から
「YES YES YES」
との境がオフコースの
終焉を感じることのできる
曲調と雰囲気の違いだ


盤石だった
デジタルのような狂いもしない
寸分のミスもない
完璧なグループとしての
認識で見ていたし、聞いていた
オフコース。

血の通ってないグループ
というと
言い過ぎだけど
ノーミス、ノーエモーション
と言えるほど寸分の狂いも
見せない
それだけ音作りも
完璧さを感じ、
折り目切れ目を感じ
見事なくらいの
芸術作品のようだった。


小田さんと鈴木さんの対比を
いうのも
ナンセンスだけど
それぞれの明暗が
オフコース五人組となった時点で
明確になっていった気がする


ひとつの終焉
を重ね合わせるように
曲の
演出が
間奏では
ジョンレノンの死亡のニュースが
読まれるなど
終わりを予感させる
演出。

小さな仕掛けでも
そのひとつひとつは
ファンにとって考えさせられる
ものだったと思う。


2人から
始まったオフコース
コーラスワークがとても綺麗で
それがウリだった
のが最後のアルバム 
「I Love you」では
小田、鈴木のふたりによるコーラスワークは聞くことができなかった。

実質最後の5人での
オリジナルアルバム
「I Love you」


♪あゝ 早く
9月になれば
wow wow wow wow wow〜

切ないフレーズが耳に残っている。


本当の気持ち に気づいていても
伝えることが難しい
関係
言いたくても言えない言葉。

I Love you












セプテンバー 竹内まりや

2019-09-01 13:17:00 | 僕の音楽日記
9月になると
絶対といっていいくらい
どこかでこの曲がかかる。

♪辛子色のシャツ追いながら
飛び乗った電車のドア
いけないと知りながら
振り向けば隠れた

こんな可愛いストーカーなら歓迎
なんだけど
と軽はずみには
昨今言えないほど
恋愛模様は複雑化してる。

男女の恋愛は昔も今も
変わらないと思えるはずなのに
今日の様相は
少し歪に思える。

偏りすぎた思いだけが
浮き彫りにされて
異様な扱いにされるから
この歌の歌詞でも

すわ
ストーカーの歌だ!
なんて
言われる始末。


好きな相手が
どうやら年上の人に
会いに行くようだと
後をつけていく
勇気ある尾行が
悲しみの事実を現実化する
そんな歌。



真実を確かめることが
正しいことなのか?
白黒はっきりさせる
ことがいいことなのか?

若いころの恋愛には一途な
恋心が
独占したい思いと
いっしょに
少しのシミ、汚れも
許さない
そんな
純白なキャンパスの
ような心も持ち合わせて
いるようだ。



♪セプテンバー
そしてあなたは
セプテンバー
秋に変わった
夏の日差しが弱まるように
心に影がさした

セプテンバー そして9月は
セプテンバー サヨナラの国

解けかけてる愛の結び目
涙が木の葉になる







夏の日差しが弱まっていくことが
恋愛の1つのバロメーターのように
比喩され
寂しさ 切なさを表現する

繋ぎ止めていた愛の結び目は
お互いの信頼という名の
それも
木の葉のように木からハラハラと
落ちていくように
涙と木の葉を掛け合わせてる

松本隆さんの恋愛の機微が
よく描かれてる作品だ。