この曲はアルバムバージョン
の方がいいとされる
評価が高い。
5人としてのオフコース最後のシングル、そして最後のアルバム
タイトル 「I Love you」
鈴木さんが脱退することになり、
オフコースとしての
ひとつの区切りだった。
そもそも
「言葉にできない」
から
「YES YES YES」
との境がオフコースの
終焉を感じることのできる
曲調と雰囲気の違いだ
盤石だった
デジタルのような狂いもしない
寸分のミスもない
完璧なグループとしての
認識で見ていたし、聞いていた
オフコース。
血の通ってないグループ
というと
言い過ぎだけど
ノーミス、ノーエモーション
と言えるほど寸分の狂いも
見せない
それだけ音作りも
完璧さを感じ、
折り目切れ目を感じ
見事なくらいの
芸術作品のようだった。
小田さんと鈴木さんの対比を
いうのも
ナンセンスだけど
それぞれの明暗が
オフコース五人組となった時点で
明確になっていった気がする
ひとつの終焉
を重ね合わせるように
曲の
演出が
間奏では
ジョンレノンの死亡のニュースが
読まれるなど
終わりを予感させる
演出。
小さな仕掛けでも
そのひとつひとつは
ファンにとって考えさせられる
ものだったと思う。
2人から
始まったオフコース
コーラスワークがとても綺麗で
それがウリだった
のが最後のアルバム
「I Love you」では
小田、鈴木のふたりによるコーラスワークは聞くことができなかった。
実質最後の5人での
オリジナルアルバム
「I Love you」
♪あゝ 早く
9月になれば
wow wow wow wow wow〜
と
切ないフレーズが耳に残っている。
本当の気持ち に気づいていても
伝えることが難しい
関係
言いたくても言えない言葉。
I Love you