明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

恋 松山千春

2019-09-21 13:06:00 | 僕の音楽日記
♪男はいつも
待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれて

それでも
いいと
なぐさめていた
それでも
恋は 恋〜

80年代のラブソングは
この松山千春さんの
「恋」だった。
カラオケでも
よく、歌わせてもらったし、

ギターを弾きながらも
歌ったし、

演歌風な歌の世界だけど
日本人はこんな世界観が
好きなのよねぇ


もう、あなたになんか
つまずかないわ
とか

恋に落ちたことを払拭
しようと立ち直る
いじらしい女性を歌う
恋する事に疲れ
愛することに疲れていく

いつの時代も男はわがままで

多分貴方はいつもの店で飲んで
クダを巻いているとき
洗濯物をいつものように
机の上に畳んで
置いていき、
そこに短い手紙をそえる



別れを決意した女性からの
ほんの短い手紙。

その手紙を見る頃は
もう、近くに女性はいないのだ。

その手紙を読んで
酔いも醒めて…

それは今でいえば
誤植だらけの手紙


意味の違う言葉の手紙

それでも恋は恋
と書くつもりが…

それでも恋は故意
それでも鯉は濃い


とだけ書き残した手紙


男は意味がわからないまま
尋ねるにも
女性はいない…

それでもいいとなぐさめていた…

多分そんな感じ…





濃い
故意…


みんな
こい…








42.195km コブクロ

2019-09-20 20:18:00 | 僕の音楽日記
また、ひとつ好きな歌が
増えた
今度カラオケにいったら
この歌
絶対マスターしよっ!
って
思わせる歌


最近 そんな歌が少なくなりました。


でも……

歌いたいなぁ
歌ってみたいなぁ
と思わせる歌

ありました
ありました。


コブクロはん!



小渕健太郎さん
作詞作曲 

42.195km

大阪マラソン公式ソング
というやつで

歌詞はまんま
マラソンの事

僕はマラソンは
みるのは好きだけど
走るのは嫌。

苦しみの先にある
気持ち良さがあるそうだし
友人曰く
走る事は
贅沢な事だとか…

意味がわからないけど
……


走らない人にはわからない景色と
わからない気持ち

その感じたものは伝えたい側は
伝えたい側には
届かない…

届いてはいない…


「なんで?走るのが好きなんですか?」

なのである。

大人になって見つけた
割と辛抱強い自分が
いったいどこまで行けるか
知りたいねん

そう歌うコブクロさん…

実のところ
本当のところ
だから!走るねん!
って言えてないし…




しんどいは
みんな一緒
そんな時はもう
笑ろたら ええねん

諦めへん人にだけ
ゴールはやってくる




いい歌詞だなぁ

と思わせる。

ランナーの気持ちになって
作り
歌う
コブクロさんのリアリティのある
作品にまたひとつ
心惹かれた。

先日のMGCの国歌独唱
の小渕健太郎さんに賛否が分かれた
けれど

ある意味
この歌詞が当てはまる

しんどい、緊張するのは
誰だって一緒

そんな時は笑ろたら ええねん!!

って笑わせてくれた?
訳じゃないけど

それはそれで……

あれはあれで…
よかったんだと思う。

普段と違う空気と緊張感の中
誰だって
ベストを出すことは難しい
ベストを尽くすことはできても…

マラソンは人生と重ね合わせる
事が多い中

歌詞で言ってるね…


♪そんな僕の人生は
いまどこらへんなんやろ?
嘘や?まだそんなもんかい?

ホンマ、どんだけ長いねん

しんどいはみんな一緒
そんな時はもう
笑ろといたらええねん

諦めへん人にだけ
明日はやってくる。



そうなんだ!
諦めたらだめなんだ!


まだまだ!
これから!

そう思いながら
この歌
歌えるようになって
聴かせたろっと!









はじめての空 中村雅俊

2019-09-19 20:54:00 | 僕の音楽日記
9月も18日を過ぎ

夏の空気が変わりつつある

今朝見上げた空は
大きな雲が南西から北東方向へ
空を二分するような
そんな空。
日中は
秋晴れの
爽やかな一日。

こうして空を見上げ
ホット和むひと時の有難さを
実感する。

何もないことの有難さとでも
いうのか

あまりにも
あまりにも


自然災害やら
人災やら
予期せぬことが
日々起こり過ぎて


身構えて身体が
硬直状態で
精神的にも
張り詰め過ぎて
気持ちがほぐれない日々が
続く。



久しぶりに話した
言葉や
受話器の向こうの表情は
どんなだろうとか?
想像しながら
見上げた空は
高く
澄んでいた。

前は
下ばかり向いていたから
空の色も
気にしてなかったけれど
前は目の前の事や
自分の心が縮こまっていて
上手く伝えられなくて
言葉が僕の心へ逆流していたし、
ほぐれることなく
塊のまま
喉仏に一度引っかかって
ストンと落ちた。

それっきり
僕は話しが出来なくなっていた。


今日みたいな
空気の変わった日に
話した時間には

なかった事にできるほど
何もなかった

そんな感じしか
その事実さえ
忘れたことにして

ただ
ただ
嬉しくて
きっと空の色が変わり
季節が進む感じが
わかったせいもあったんだね



弾んだ声の先
映し鏡のような
お互いの感情のキャッチボールは
優しく胸元へ
ちゃんと言葉のボールが取れるように
投げ込んだ感覚。

取りこぼすことなく
また、投げ返す二人の会話は

答えて欲しい
その言葉は
周り道
寄り道
のように
はぐらかし

あやふやな
照れ隠し。


なんとなくバツが悪い
そぶりは
ポーズの先にある
本音を先読みする事で
理解したことにする。




♪誰かのために
できることはいつも
その先の道にまた
繋がっていた。



昨日の自分に負けないように
夢を語る言葉はありますか?


明日の自分に恥じないように
愛を守る力はありますか?

どこまでも まだ
一緒にいこう
見上げれば
はじめての空


どこまでも一緒に行ける
今の僕もはじめての僕だから

いろんな出会いに感謝しながら
終わりのない夢を抱きしめて


どこまでも歩いていこう
見上げれば
はじめての空








映画 「結婚しようよ」佐々部清監督 三宅裕司 真野響子 金井勇太 藤澤恵麻 AYAKO 岩城滉一 モト冬樹 田山涼成

2019-09-18 11:11:46 | 僕の音楽日記
2008年 2月2日に公開のこの映画は
何回も見た。
満を持して この日を待ち望んだ
拓郎ファンは

映画館へ足を運んだ僕もひとりだ。


吉田拓郎のオマージュ映画として
拓郎ファンである
佐々部清監督作品

劇中に流れた拓郎楽曲だけでも
なんと
23曲と
拓郎楽曲愛に溢れている。

ファンとしてはこんな映画を待っていた。


恋唄
落陽
今日までそして明日から
言葉
明日に向かって走れ
結婚しようよ
おやじの唄
人生を語らず
イメージの詩
風になりたい
春だったね
やさしい悪魔
ある雨の日の情景
人間なんて
花嫁になる君に
こっちを向いてくれ
アン・ドウ・トロワ
祭りのあと
旅の宿
襟裳岬
制服
つま恋2006から
落陽と今日までそして明日から

が入っている。


香取家の主人 卓は不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。専業主婦の妻・幸子、大学生の長女 詩織
バンド活動に情熱を注ぐ 次女
歌織の一家四人で
卓の決めた
「晩御飯は必ず全員で揃って食べる」
というルールを守って暮らしてきた。

だが詩織は想いを寄せる苦労人の
青年と会うため、歌織は波の乗り始めたバンド活動のため
揃わない日が増えて行く。
家族との時間がなによりも幸福だった卓は、すっかり意気消沈してしまい…





会社帰りのシーンから始まるこの映画
いきなりLive'73のときの
「落陽」が流れる

駅前広場で「吉田拓郎」のcoverをするストリートバンドが歌う
「落陽」と
歌が被さり
立ち止まり口づさんでいる
卓の後ろに
金井勇太演じる 木村という
青年と知り合う。


夢を捨てて今の奥さん
幸子と一緒になった
卓は昔
バンドを組んでいた。



両親の恋物語と歌を断念した卓。


その過去 現在 未来を
家族愛を織り込みながら
拓郎楽曲がその所々に
スパイスのように
効いている



(笑って 泣いて、思わず一緒に口ずさみたくなる。思わずみんなで愛を大事にしたくなるー映画です。)


そんなコピーのついた
映画
「結婚しようよ」


子を持つ親なら
必見の映画です。

心も気持ちも
あったかくなる
本当にいい映画です。












風になりたい 中の森BAND

2019-09-18 07:33:00 | 僕の音楽日記



中の森BANDが
川村ゆうこさんの
「風になりたい」をcover


2008年 1月23日
リリース

もう
中の森BANDは解散
してしまったけれど……

ガールズバンドとして
異彩を放っていた。

ボーカルの中の森文子さん
が可愛くてパンチのある女の子で
好きだった。

彼女のボーカルで聴ける
cover曲
「風になりたい」は
優しい女の子の部分を
見せてくれて
心がほぐれるのだ。

ビートの効いた
ロックシンガー
ガールズロックバンドの
中の森BANDが
この歌をcover?
いささか
違和感もあり、
しかしながら
ギャップにやられた感じ。


映画 「結婚しようよ」
にも
カオリ&スリーキャンディーズという役で
そのままバンドメンバーと共に
出演。

「風になりたい」
隠れた名曲なのです。

「風になりたい」というと
検索とかでも
必ず
 THE BOOMのが
出てくる

「違うんだよ!!」
って
いつも
ツッコミをいれながら
検索はすすむ
「風になりたい」


作詞
作曲
吉田拓郎

拓郎さんが気合を入れて
作ったという渾身の一曲

音源としてcover曲として
残ってるのは

沢田聖子さんの
「風になりたい」

我那覇美奈さんの
「風になりたい」

拓郎さん自らもセルフカバーしてます。

ここまで女性の気持ちを
書き込んだ詩はないと
男性の僕でも
惚れ惚れする
恋歌です。


中の森BANDがまた、違った
魅力でこの歌を仕上げてくれた。


10人歌えば10人の
「風になりたい」
の表現の世界が広がる。




本家
「川村ゆうこ」さんのは
もう、荒削りだけど、

崩しようのない
さわりようのない
固まり完成してしまった
「風になりたい」
別格としても



それぞれの方がそのパーソナル
をうまく表現されて
どれも素敵なのだ。




作品がいいと
coverもいいものなのか?
と思ってしまう。







白い雨が街中濡らして
もうすぐ 朝です
少し寒い
長い髪を伝わる雫が
頬をかすめて
手のひらに落ちた

愛されたいから
震えていました
抱きしめられても
あなたをつかめない

覚えているのは
煙草の香りと
私を離した
時の隙間風

通り過ぎる
あなたが風なら
私も今すぐ
風になりたい



どうぞだれか
私の身体を
包んでください
ひとりはキライ
傘を捨てて
隠して欲しい
冷えた心を
あなたにあげます

優しくされたら
揺れてしまいそう
追いかけたくても
ひとりで残ります

悲しむことより
思い出作りに
私は今でも
時を送りたい

通り過ぎる
あなたが風なら
私も今すぐ
風になりたい……
私も今すぐ
風になりたい……