こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ときめくものたち・・・

2011-12-27 18:43:21 | 第1章・青の家

ルナです。



いつから、部屋が、居心地が悪いんだろう・・・
そう考えると、思いあたることがある。
ママさんが、そんなことを言いだした。





たぶん、更年期の入り口だったと思う。
それまでは、家に人を呼ぶのが好きで、みんなが我が家へやってきた。
雑貨ショップへ来ているようだと言われ、
それが最高の褒め言葉に受け取り、うきうきした。
今日の紅茶はなに?
友人達も、入れるお茶を、心待ちにしてくれた。
そして帰りには、ここへ来ると「帰ったら頑張ろう~って思うのよ」
そう言ってくれていたもの。。。


ママさんが、思い出すように、そんな話を始めたよ。






子供たちが成長して、友人達はパートの仕事が忙しくなり、
家に人は集まらなくなり、
次第に、また、自分自身も、家に人を招くことに疲れてきた頃、
大好きだった雑貨めぐりも、少しずつ、遠のいて行った・・・・


一番ときめくものから目をそらすと、
自分自身も輝きを失うのかなぁ~


もういいや・・・って、何かを投げ出したり、
着るものへの興味を失ったり、
音楽を聴かなくなったり・・・・・・・
自分の興味を一つずつ離して行くって、本当は、寂しいことなのかもしれないね・・・
ママさんは、本を読み終わって、そんな事をルナに言い始めたよ。





マロントリュフ


昨日の深夜と今日の午後、ママさんは昨日買って来た
「人生がときめく 片づけの魔法」 近藤麻理恵
全部、読み切ったよ~

本はタイミングが命 出会った瞬間が読むべき「時」
興味津々で買った本だから、いろいろ考えながらだったらしいけど、
内容も、面白く読んでいたみたいだよ。


ママさん、最近、お片付けがとっても苦手になって、すごく悩んでいたからね。
お家の中も、どこかいつも雑然として、片づけたのに、片づいていない

第一章 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?

ただものを捨ててはいくら捨ててもまた元に戻ってしまうけれど、
自分の理想を想い浮かべて、そこに必要かどうかを判断しながら決断して行くと、
本当にときめくものだけで暮らす、ここち良さに出会えて、
片づけのリバウンドからも解放されて行く・・・
そんな感じに思うらしいよ。





ママさん、ルナと一緒に福島のパパさんの赴任先で3週間を過ごした時を想い出してたって。
本当に、何もかもが最低限度のものしか無くて、
逆に、すべてが必要なものばかりだった・・・・
言いかえれば、ものが無くても何とかなるって言う発想や自信を持つことかもしれないね。


一番片づけられないのは、50代の専業主婦だって書いてるけれど、
人生が長い分、ものも多くて、想い出もどっさりあって、
それを捨てられないことが問題らしい。
その原因を突き詰めて行くと、未来に対する不安と過去に対する執着・・・・


片づけは一気に終わらせて、ものを捨てる生活から脱却して、
ときめくものに囲まれた、運気の上がる、
シンプル生活へのいざないがぎっしり書いてあったと言ってたよ。





koyama cheese


居心地の良いと思える環境を頭の中に描いて、
いかに収納するかを考えるのでは無くて、そこは、ときめくもの達が一緒に住む場所であるように、
洋服ダンスも、本棚も、引き出しの中も、必要なものたちだけの居場所にしておくと言うことかな。







ところで、さっきから、美味しそうな物が出てきてるでしょ。
ママさんが、rikoさんから送ってもらっただよ。

パテシエ エスコヤマのチーズスフレ

小山チーズはミルクティーに合うって聞いたから、
今日は、それでいただいてるよ。


ママさん、スィーツは過去も未来もなく、
いま、ママさんの別腹に収納されて、永遠に美味しいって記憶され続けるんだよね~
まさに、「ときめくもの」
素敵な環境で、ママさんの好きなで、微笑みながら楽しめるお家にして行こうね。





ルナにも、頂きました。
rikoさん、ありがとう~
このスフレ、今まで食べたスフレの中で最高だったよってママさん絶賛中


  
コメント (28)
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