ルナです。
突然の大雪で、今朝は、通勤通学、大丈夫だった?
こちらは、ようやく、真冬日から解放されて、時折、青空も広がる、穏やかな日になった。
さて・・・・・
ルナが寝ている間に行って来たという、
最上川の舟くだり・・・後編、続けるね。

あっ・・・・・
最初に言っておくけど、写真は、ほとんど厳しい状況で、
白黒写真と思ってみてください・・・・って、ママさんが言っているのでよろしくね。

最上川は、内陸と日本海に臨む酒田港を結ぶ、
舟運として山形には無くてはならないものだったと思うよね。
古くは、義経も、平泉に向かう途中に、馬の足を洗うために立ち寄ったとか・・・
芭蕉も、その軌跡を追って、最上川沿いを歩いたとも言われているね。
その後をまた、多くの文人が尋ね、
ママさんのような、そんなお話しが大好きな人が、また、その旅に憧れる。


酒田さ行ぐさげ 達者でろチャ ヨイトコラサノエー
流行風邪など引がねよに エーエンヤエーエンヤエーエ ♪
最上川舟唄は、内容はこれだけだそうで、
それを、今では、英語・韓国語・中国語でも唄うのだそうだよ。
ママさん達は、リクエストで、3カ国ミックスで聞いて来たんだって。

また、最上川沿いには、大小48滝があって、
中でも、「日本の滝百選」にも選ばれている、「白糸の滝」
多くの文人が愛した輝く白糸のように綺麗に流れ落ちる滝は、たぶん、新緑の頃が美しいのだろうね。
なにしろ、ほとんどの滝は、こんな感じだった。

たまたま、前の晩に、BS朝日21時から放送の、
金ぷら 「にっぽんの絶景冬景色」という番組を偶然かけた所に、
山形の銀山温泉と最上川舟くだりが始まって、
あまりのタイムリーに、二人で見入ってしまっていたよ(笑)

しかも、そこで、実は、帰りにしか見られない、船頭さんのおススメポイントがあるとのこと。
炬燵の仕込みの仕方や、美味しい漬物の話し等など・・・etc

おまけに、最後の日本の絶景冬景色には、
ママさん達が、去年の今頃、能登半島まで出かけて行ってみて来た、
あの「白米千枚田」が、紹介されたんだよ

今思うと、あの日も、能登半島では珍しく大雪で・・・
よく、雪の中、新幹線とレンタカーを繋いで、行って来たよね~って、
「もの好きだったかも。。。」
そう思いながら、次回は、3つ目の絶景・・・「白川郷」へ夢を馳せる。

この日、ママさん達と一緒の船に乗った人たちは、
職場なのか、親戚一同なのか・・・・とっても賑やかな10人ほどの団体さん達と、
アラフォー?2組の若いご夫婦。
いずれも、関東方面から来られたようだった。
ママさんと一緒の、「もの好き」に属する面々かな~(笑)

終着点、最上川リバーポート
全長、12キロ、約50分間の舟くだりは終了。
ここから、車を置いてきた戸澤藩船番所まで、路線バスに乗って、約10分で戻る。
バス代は400円。
車を、リバーポートまで運んでもらうと、1台2500円。

ここへ着いた頃、ものすごい突風が吹き荒れて、
船のドアを開けるのも大変なほどだったから、下船して行くみんなは、相当大変だったと思うよ~
・・・・・・って、ママさん達はどうしたの?

往復乗船券を買ったの~


差額は、600円。
バス代を差し引いたら、200円の違いなんだけど、み~~んな降りてしまったから、貸し切り状態だった。
そこを、狙っていたんだけどね。

窓を開けて撮影しても良いですよ・・・って言われたけど、
ママさんの性格では、大きく窓も開けられないだろうし、望遠レンズも、ちょっと恥ずかしかったし、
船の中もみんなに紹介したかったし、帰りにしか見られない景色も見たかったしね。
そのための往復だったけど、
結果的には、あの強風の中を降りて、バスを待つよりも正解だったんじゃないの


何より嬉しかったのは、船頭さんにいっぱいお話が聞けたことだって。
おまけに、花笠まで貸して貰って、パパさんと一緒の写真も撮ってもらえて、
ママさんは、今回もラッキーだったんだね。

実は、この船は、ママさん達の帰り船が追い越した船。
ママさんが手を降って見たら、向こうのお客さん、3人だったけど手をふりかえしてくれたんだって。
強風で、難所の手前で引き返して来たらしい。
ママさん達が乗った船のあと、13:50発の船だったとか。
このあと、欠航になったようだよ。
意外にこの季節は、運休もないそうで、
むしろ、梅雨の時期や台風の影響で、川の水が増水している時の方が、残念なことが多いそうだよ。
7月頃が、一番そのタイミングにぶつかるんだって。要注意!!
それから、もうひとつ。
救命ベストを着ていないのは、屋根のあるこのような船では、
装備はされているけれど、法的に装着しなくても大丈夫だそうで、
夏場の屋根がなくなった時には、それは付けることになっているんだって。

船番所に着いた頃には、さっきまでの強風も少しだけ和らいで、
極寒の舟くだり・・・・
「楽しかった~♪」
とても良い想い出がまたひとつ、ここに記すことができたようだね。

ルナの待つ東根に、無事に帰って来たのは、3時半頃だったね。
笑っちゃうのは、実は、次の日。。。
ママさん、こたつ舟で、写真を撮るのに、しゃがんだり、中腰になったり・・・・
あははは・・・・

ほら、若い頃、うさぎ跳びをした次の日、
腿の辺りが大変なことにならなかった?
まさに、あれ~~


とんだ落ちがあったことを、ルナが、報告しておこう~

