こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

イニシャルY

2016-08-23 20:23:59 | 第4章・あかりの灯る空色の家




昨夜は、台風の影響で、仙台市内も近年稀なる大雨となりました。
在来線はほぼ止まり、
幸いにも空港アクセス線のみが運行していたので、夫はそれで帰宅するとのこと。
いつもの駅まで車で迎えに行きました。
行きはヨイヨイ、帰りはものすごい雨の中・・・・
まずは、無事に通り過ぎてくれてホッとしました。
今日も次の台風の影響か、不安定な天気が続いています。



さて、今日1枚目の写真・・・アフタヌーンティーのマグカップです。
私のイニシャルの「Y」が入っています。
湿度の高い毎日ですが、
私は日頃から冷たいものはあまり飲まないので、
コーヒーも紅茶も、暑くてもホットです。
最近頻繁に登場するこのカップ。
誕生日に友人ぶんぶんさんから贈って頂いたものです。
たっぷり入る大きさも良いのですが、
陶器が唇に降れる感触とその微妙なカーブがとても良く、
コーヒーも紅茶も美味しさの感覚が増すのです。
素敵な色合いも嬉しくて、大活躍しています。
ぶんぶんさん ありがとう~


私の名前については、
以前にその名前が付いたチューリップがあるとオードリーさんに教えていただいて、
翌年の春に咲かせたことがあります。
「由子」と言う名前は、殆どどこへ行っても、99%「よしこさ~ん」と呼ばれますが、
私のふりがなは「ゆうこ」と読みます。
最近は、その訂正が面倒で、「よしこさん」でスルーする時もあります(笑)
どちらにしても、イニシャルは「Y」






今日は、チャプチェを作りました。
ともちゃんが先日切って置いてくれた冷凍保存のパプリカを使ってみました。
ピーマンが大の苦手の私ですが、赤&黄色のパプリカは、
ギリギリのところで食べられます(笑)


ともちゃんが家族になってから、
不思議と私は姑の事を思い出します。
亡くなって早いものです・・・6年になろうとしています。
帰省していた間も、ともちゃんからは台所で並んで楽しい時間を貰いましたが、
そんな時も、あれこれ、自分が至らぬ嫁だったこと・・・
いっぱい思い出しました(笑)
ともちゃんのようにしていれば、母ももっと楽しかっただろうなぁ~


夫は結婚前には私の事を「ゆう」と呼んでいました。
母も私の事を「ゆうこちゃん」と呼んでいました。
でも、結婚を期に、「もう、うちの家族になったのだから、ちゃんづけはしない」
そう言われて、その日から、私は夫の家族から「ゆうこ」と呼び捨てで呼ばれて36年になります(笑)
それが、父母だけではなく、兄、おじ達も全てです(笑)
その意味では、「義」と言う文字が消えていったような気がします。


ちょうど、この家を建てた頃、
姑は今の私と同じくらいの年齢でした。
カウンターが気に入って、そこに座って、
私が揚げる天麩羅をお店で食べるようだと言って、笑って美味しいと言いました。
台所は、お互いの場所だから、
ここへ来た時は、何もしないから・・・そう言っていました。


私も最初はそんな母の言葉を思い出して、
ともちゃんにもそれぞれの台所だから・・・と思っていましたが、
沢山手伝いたい可愛い嫁さんは、私とは違う・・・
そう思って、一緒に並んで台所を広く使うことにしました。
母と私は28歳違いでしたが、
ともちゃんとは37歳も違うので、やっぱり「ともちゃん」で良いし、
何でも好きに台所を使ってほしい、そう思っています。
なんなら、全部やってほしいくらいです(笑)







久しぶりに天麩羅を揚げながら母を思い出し、
山形のまる茄子漬けを買って来て、
氷の上に乗せて出すと色がいつまでも鮮やかで・・・
そんな母の教えをそっと伝えつつ・・・


イニシャルYも遂に姑となって、
ここからこそ、自分のための「自分」を磨くときが来たようです。



コメント (14)
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