アメリカン・ブルーです。
秋保の焼き芋屋さんで目的を果たしたので、
風も強かったので、
そのまま家に帰ろうと思っていたのですが、
夫が、
「せっかく秋保まで来たのだから・・・」
そう言って、左折するかと思いきや、
ウィンカーが「右に曲がりま~す」
道はどんどん細くなります。
秋保大滝も通り過ぎて・・・
秋保ビジターセンターも過ぎ。。。
「二口渓谷自然歩道」の看板
こちらは立ち寄ったことが無かったので、
車を降りてみることにしました。
すぐ手前で橋の上から見た大きな沢も気になりました。
夫は着込んでいたのでそのまま降りて、
私は、ちょっとマフラーを巻いたり帽子をかぶったり、
「身支度してから行くから~」
そんなことで、後から追いかけることにしました。
なるほど、なるほど~
自然歩道・・・
こういう所は好きです。
何の躊躇もなく、ポコポコ降りて行きました~♪
なかなか夫の姿が見えません。
「何処まで行ったのかしら?」
電話をかけてみました。
繋がりません。
まっ・・・良いかぁ~
すでに荒涼とした景色になっていますが、
それはそれで、
心騒がず・・・シンプルな姿も良いものです。
自然歩道が川沿いに続いていました。
あ・・・車から見た沢のようでした。
その頃夫は・・・
私が途中で行方不明になったと思い、
駐車場から、キャンプ場、トイレまで探し回って・・・
何しろ、方向音痴で信用が無いので、
どこかへ迷って入って行ったと思ったそうです。
さすがに私もおかしいと思って何度も電話を掛けましたが
全く繋がりませんでした。
少し戻ってみると、
ようやく、駐車場の辺りを走っている夫を発見!!
聞けば、夫は橋の上から沢を見ようと、
赤い橋を渡り・・・
私は、「自然歩道」に誘われて階段を降りたようです。
山ではぐれて・・・
そんなことは、
こんな些細なすれ違いで起こるのかもしれません。
電話が繋がらないことにもびっくりでした。
ようやく合流・・・
引き返して、橋の上から見ることにしました。
あ・・・
また私、置いて行かれています(笑)
のんびりなので、ペースが違います。
また、行方不明になりそうだったので、
ここから走って行きました。
後で調べてみると、
ここをそのまま真っすぐに進むと「磐司岩」が見えたり、
「姉滝」へ通じたようです。
およそ、2kmの行程。
戻って橋から見た小行沢という沢のようです。
まるで滝の傍に立っているように見えますが、
橋の欄干が陰になって写り込んでいます。
車に戻っても、
焼き芋はまだ温かくて・・・
冷たくなった手を温めてくれました。
深緑や紅葉に頃は、
また全く違う景色になると思いますが、
少し色を抜いた静けさだけは、
枯葉を踏みしめながら、
今だけ!!
そんな貴重な時間になりました。