楽天「優勝セール」はネットで 仙台三越も関連特売計画(朝日新聞) - goo ニュース
【田中美保、石橋達平】楽天が初優勝に王手をかけたプロ野球日本シリーズ。優勝が決まると地元の百貨店などが「優勝セール」を開くのが恒例だが、親会社がＩＴ企業の楽天は、ネットショッピングモールの「楽天市場」でも、約３日間の大がかりなセールを予定している。
約４万店が出店する楽天市場では、優勝したら試合終了直後から、逃した場合も翌日の午前０時からセールを始める。日本酒やジャケット、コート、カバンなど様々な商品を、星野仙一監督の背番号に合わせて「７７％」割引したり、名前にあやかって「１００１（センイチ）円」で売ったりする予定だ。
楽天が９月２６日にパ・リーグ初優勝を決めた際は、直後の２７日午前０時からセールを始め、約８割の店が参加した。９月の楽天市場の販売総額は１４２６億円となり、セール効果で前年９月より４割強増えた。
広報担当者は「いつでもどこからでも買うことができるのがネットの特徴。日本一になって、リーグ優勝時を上回る売り上げをあげたい」と意気込む。
巨人優勝セールの権利を持つ三越伊勢丹は、全国のグループ３６店で巨人が優勝した翌日から３日間のセールを予定する。ただ、楽天の地元・宮城県内の４店は「どちらが勝っても地元として楽天を応援する」（仙台三越の広報担当者）。楽天が優勝したら「優勝セール」、負けたら「応援感謝セール」を開くという。
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