総務省で検索しているとこちらの本が目に止まりました。
「官房長官 側近の政治学 (朝日選書)」
カスタマーレビューに
「投稿者 Daizawan 投稿日 2014/6/10
プロのジャーナリストの書き下ろし。伝聞ではなく著者だけが知りうるエピソードも満載で、記者にしか書けない本といえる。」
このレビューで即買いしました。
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官房長官 側近の政治学 (朝日選書) |
朝日新聞出版 |
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
星/浩
1955年福島県生まれ。朝日新聞特別編集委員。日本政治、外交を担当。79年、東京大学教養学部教養学科国際関係論分科を卒業、朝日新聞入社。長野、千葉両支局勤務を経て85年から政治部。ワシントン特派員、政治部デスクを経て編集委員。オピニオン編集長などを歴任し、2013年から現職。テレビ朝日系「報道ステーション」のコメンテーターなども務める。2004‐06年に東京大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容
平成の色紙を掲げた小渕、東日本大震災時の枝野……
記者会見を通じて国民が最もよく目にする内閣官房長官。
その仕事の範囲、権限、歴代のタイプ・手法を分析し、日本政治の構造を解剖。
「この職でもっとも重要なことは、上司である首相との間合いと危機管理」
――と語るロングインタビューでは、集団就職で上京し政治家に、
側近として信頼されている現職・菅義偉官房長官が初めて安倍首相との日々のやりとりを語る!
【目次】
はじめに
1.官房長官の強さとは
・官房長官の「強さの秘密」
・首相の「強さ」
・歴史の中の官房長官
・調整者としての官房長官
・官邸主導の中で
・小選挙区制の影響
2.官房長官の仕事
・記者会見の実情
・首相の「意向」
・霞が関掌握の手段
・与謝野馨の余裕
・メディアとの接点
・海外の記者会見
・環境、沖縄、TPP
・危機管理
・与党との調整
3.官房長官いろいろ
・塩崎と菅
・後藤田と藤波
・後藤田のイメージチェンジ
4.首相との距離
・子分型
・趣味は角栄
・大正正芳の執念
・リベラル派の挫折
・竹下から学んだ小渕
・兄貴分型
・野中広務の術策
・はまり役福田康夫
・友達型の走り 大平と伊東
・細川と武村
・麻生と河村
・鈴木善幸と宮沢
・首相への誘惑
・変わり種
・民主党政権の官房長官
・ベスト3は
5.官房長官を支える組織
・官房副長官
・秘書官の1日
6.官房機密費の実態
・総額14億円
・領収書はないのか
・使途は藪の中
・透明化進めるべき
7.側近の政治学
・改善すべき点
・人材を育てよう
官房長官とは
―菅義偉官房長官に聞く(聞き手/星浩)
あとがき
戦後の内閣と官房長官 年表
人名索引