あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

青い空は 青いままで

2010-08-06 10:45:57 | インポート

 8月6日になると、思い出す歌があります。青い空は~で始まる 次の歌です。ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。  

   青い空は  

     作詞 小森 香子  作曲 大西  進 

青い空は 青いままで 子ども等に伝えたい

燃える八月の朝 影まで燃え尽きた

父の 母の 兄弟達の 命の重みを                                     

肩に背負って 胸に抱いて

青い空は 青いままで 子ども等に伝えたい                                

あの夜 星は黙って 連れ去って行った                                 

父の 母の 兄弟達の 命の重みを                                       

今流す灯篭の 光に込めて

青い空は 青いままで 子ども等に伝えたい                               

全ての国から 戦(いくさ)の火を消して                                  

平和と 愛と 友情の 命の輝きを                                     

この堅い握手と 歌声に込めて

 国連事務総長やアメリカの大使も参加した広島での平和祈念式を見ながら、原爆で犠牲になった方々のご冥福を心から祈ると同時に、平和で核のない世界の実現を強く思いました。

 特に潘事務総長のメッセージからは『核兵器が全て世界中からなくなり、世界の人々が希望を持って生きる平和な世界』の実現のために全力を尽くすという決意が感じられ、とても心強く感じました。

 事務総長自身が、自分の目で広島と長崎を見、その惨状を事実として受け止めるところから生まれた強い決意だったのではないかと思います。私自身も、実際に広島の原爆資料館を見学することで、知識だけでは受け止めることのできなかった事実の重みを実感したのを思い出します。

 青い空を戦火のない澄み切った青い空として、子どもに伝えるためにも、核の廃絶と恒久の平和を大人の責任で実現していきたいものです。

青い空は、どの国でも見ることができますが、                              

 アフガニスタンの子どもは、アメリカの爆撃機が飛ぶ青い空を見上げながら、どんな思いでいるのでしょうか。

 飢えと戦うアフリカの子どもには、青い空を見上げる余裕があるのでしょうか。

   世界の子どもたちが、どの子も 希望に満ちた瞳で 

          うっとりと青い空を見上げることのできる 世界でありたいものです。

          どの子の命も輝く 平和と愛と友情のあふれる 世界でありたいものです。