昨日は、半日ほど農作業に取り組みました。草取りと草刈りが中心でした。それにしても、暑い日が続いているのに、草たちのたくましさには圧倒されます。それに負けじと汗をかきかき草取りをしていると、時折快い風が吹き抜けていきます。さわやかな風の感触を感じたその瞬間に、生きているんだなあと実感します。体の内から込み上げてくる爽快な感覚です。汗をいっぱいかくような作業をしている時に、そんな爽快感をしばしば感じることができるようになってきました。
作業をしていると、いろんな虫に出会います。カマキリ、コオロギ、バッタ類、クモ、ミミズ等あわてて逃げ去る姿を見かけます。アゲハやモンシロチョウ等、そばに寄ってくる虫もいます。特にアゲハについては、幼虫時代の観察を続けていることもあって、親しみを感じながらながめています。
草を取り終わった畑の土の上に、あおむけになって死んでいるアブラゼミを見つけました。大の字になって、堂々と往生したような、その潔い姿に心を打たれました。この夏を精いっぱい生きたといった満足そうな姿でした。おもわず手を合わせていました。
今、秋からの畑の設計図を考えているところです。いろんな野菜が少しずつ時期がずれて収穫できるようにしていきたいと考えています。というのも、現在同じ野菜が集中的に取れすぎて、毎日食べても追いつかない状況にあるからです。<種をまきすぎたという反省点もあるのですが>
素人農業のため、できた作物の形も不格好なものが多いのですが、その日に収穫しその日に食べる野菜の味は、格別です。入院している妻のもとに、今日はエダマメとミニトマトを届けたいと思っています。