あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

愛妻の入院を通して思うこと

2010-08-10 21:06:49 | インポート

昨年の今頃も同じような状況だったのですが、愛妻が入院ということで今日からは、寂しい日々が続きそうです。昨年度に1/2終えた足の治療の残りの1/2を継続して行うために入院しました。1ケ月以上夫婦離れて生活する状況は、結婚して以来昨年に続き2度目となります。その不在感は、片方の肺が欠落したかのような喪失感と言えます。これまで生きた人生の半分以上を共に生きてきたのですから……。幸いなのは、病院に出かけていけばその顔を見ることができ、あれこれ話もできるということです。今年は、昨年以上に私自身の自由がききますので、一日一会の機会はつくれそうです。昨年は、入院している間に携帯でのメールの交換を頻繁にしました。携帯でメールのやり取りをするなど、私にはとても難問だったわけですが、なんとかその間だけはメールの送信をしていた思い出があります。今年も、もうメールが来たので、先ほどかなりの時間をかけて返信を終えたところです。なんだか今年も、メールのやり取りが始まるようで、うれしいような面倒くさいような複雑な心境に在ります。

広島・長崎の平和祈念式を通して、命の尊さと重さを改めて実感するこのごろです。

命あるものが、共にお互いの命を大切に考え、尊重する世界。愛する者の命が、決して戦争等で否定されることのない世界。

命ある者への愛しさを感じるこのごろであるからこそ、核のない平和な世界の到来を痛切に思います。

三番目の娘の友人が、自ら命を絶ったという話を聞きました。娘は通夜と葬儀に参列し、友人の母親と話すことで、いろんなことを考え・悩み・感じたようです。共に生きるという時間を共有した友なのですから、いっぱい涙も出たようです。

人の命は、地球一つを越えた重さがあるのですから……。

この地球上に在るかけがえのない命を、誰もが大切に感じ・尊ぶことのできる世界でありたいものです。