アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血した翌日(四年前の出来事)

2011年08月28日 | ツレの介護
2007年3月21日の日記から

食欲全くなし
面会時間の一時に間に合うようにと思ったが
ツレの用事の為に銀行に寄って少し遅くなる

携帯に電話があり
ツレの息子、良介さんから
「病院で待っています」と仰るので
他の用事は後回しにして駆けつける

病室のツレの傍らに
良介さんとその奥さんとお子さん
ツレの娘、朋子さんもいる

パパ、
子供さんに来てもらえて良かったね・・
心配してくれる親子だったんだね・・・と、心でつぶやく
そう思ったら、涙がでてしまう

ツレが案外しっかりとしていて
私を手招き「側に来てよ」といい
「この人が内藤さんだ」と私を紹介する

帰り際、良介さんが
朋子さんと奥さんの雅子さんに向かって
「先に行って、車で待っていてくれ」といい
私に「少し話しをしたいのでお時間ください」と言う

廊下の椅子で
「父のことは恨んでいません
男として尊敬している部分と尊敬していないこともありますが
恨んでいるわけではないので
私達で出来ることはさせていただきます

と言って、具体的には
金銭的な面というと
家を買ったばかりなので当面は難しいです・・
父のお金がどれだけあるか僕は知りませんが
先に父のお金を使ってください
足りなくなった時には支援します

人的支援という面でも、子供が一才なので
今は、やはり難しいです

しかし、知らん顔はしませんよ

一人で長く暮らしていた父なので何時かはこんな日が来ると思っていました
だから
貴女が側にいてくださり良かったと思っています」と
挨拶して帰られる

ツレの弟のケンさんも来てくださる
ツレは
「今日な看護婦さん達が4人でオレの周りを取り囲み
『お清拭です』と言ってオレのチン○ンをみんなで見やがった
恥ずかしかったぞ~グフフ」と悪い兄貴風を吹かせてケンさんを笑わせる

あぁ何時ものパパだ~♪
そう思ったら安心して
お二人での話しもあるだろうと一階に降りていると

社長から電話が入り
「脳幹部からの出血は
医者の言うことよりも軽く済むと思う・・・
ピリピリしたような神経の痛みが残るかもしれないけどね」と
安心させてくれる
社長、ありがとう!
心がパァ~と明るくなる

部屋に戻り
ツレの体が固まってしまわないように
左手の開け閉め、左足の甲の回転
指のそり返しなどをする

いったん帰宅して夕方再度病院に行く
ツレが
「左膝を体に引き寄せて立ててくれ」というので
そうすると、バタンと寝返りを打って自分で右側に向く
左手はダランとしたままだけど、かなり腰が自由になるので
希望がもてる

「左手を触ってみて」と言うが触られた感触が無いという
リハビリが開始されると必要になるパジャマなどを買い求めて
帰宅する

食欲は相変わらずでない
持ち物全部に記名して袋に入れる

子供さん達が今すぐ手助けしてくれる訳じゃないのだから
此処は私が頑張るしかないのだろう・・・







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