脳出血してから三日目に(四年前の出来事)

禁飲食の札がとれたのは、
看護師さんが医師の指示に従ってツレに水を少量飲ませたところ
むせずに飲めたからだったそうです。
その際むせてしまうようなら喉にある麻痺も強く残った証拠となり
その後の飲食に大きな差がでてしまい
リハビリも難しい面もあったと思います。
だから３日で飲食が開始された時には大きな希望をもちました。

しかし、
倒れた一週間ぐらいは睡眠薬を投与されていたらしく
それで無くても脳が一旦は壊れてしまったのだろうから
起きてもボーとしていたり
訳の分からないことを言い出したりと
この頃のツレの言動には腹立たしいことが多々あり
「おのれ～今は子供に向かって道理を説いても無駄なこと・・・
元気になった時にゃ、まとめて仕返ししてやる～」と
その言動を覚えて置くために、しっかり日記を付けていたのですが
当時の私は平静でそう思っていた訳ではなく
自分の為の調理どころか何かを食べようとする気力も無く
立ったまま機械的にニワライフを喉に流しこみはするけれど
普通に食べようとしても物の味すら分からなく
少し食べるのがやっとと言う状態でしたから
疲れ果てて、やっとベッドに横になっても
数時間もすると深夜に目が覚めてしまうので
その時の徒然の思いを書き留めていたのでした。

そんな私ですが、吸い飲みがツレの枕元に置いてあるのを発見した時には
とても嬉しかった
ニワライフを直ぐにでも食べさせたかったけれど
脳の血管が切れたばかりの時に、ニワライフを食べた場合
急激に血流を良くしてしまうので、再出血する可能性があるため
止血を優先させる方が安全なので
脳出血から一週間だけ
ニワライフを食べさせてはダメだと聞いていたのです。
せめてルイボスドリンクを飲ませたいと思っていたことが実行できるので
ワクワクしました

お茶の入っていた吸い飲みにルイボスドリンクをこっそり混ぜ
ツレに飲ます事が出来た時には
最初の山を一つ越せた気がしました
って此処まで書いて、
じゃルイボスドリンクで血流を良くしてしまわなかったのか？
って今、思うと
危ない橋を渡ったのかもしれないな～と
自分に突っ込み。。。
結果元気でいるからまっいいか
ともかく少しでも前に向かいたい一心でしたね・・・