アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

父よ、ロング・グッドバイ

2016年07月01日 | 読んだ本
昨年
腰の骨折から退院して直ぐに

終末期医療について
痛みを緩和する以外の胃瘻などについて
全ての医療行為を遠慮しますと書き残しました

昨日
盛田隆二さんの男の介護日記を読み終えて

盛田さんは医師から
お父様の治療で胃瘻を勧められ
胃瘻をつくることに肯定的ではないから
1日考えさせて下さいと返事

すると
医師からDVDを見てから決めてくださいと言われます

それは
ある80代の患者が
胃瘻後
元気になってリハビリを受け
はれて退院できるまでの経過をうつしたもので

それを見させられた盛田さんは
奇跡に一縷の望みを托すのが家族の心情だろう

そのDVDを見せられてもなお
父の自然死を選択するほど僕の意思は強くなかった

しかし、その決断を直ぐに悔やむことになる

胃瘻を作って一週間後
退院できるから移転先を探してくださいと言われる
金にならない患者は1日でも早く退院してくれと言わんばかりだ

口からものを食べるという行為は人間が生きていることの証なのだろう
ただ生きながらえるだけの状態では
人間の尊厳などあろうはずもないと後悔します

とりわけ悔やんだのは父がどんな死に方を望んでいたのかと言うことだ
だが
介護をするようになってから突然
どんな死に方がいいかと言うことを
巡って腹を割って話せるものではないと書いていました

改めて
自分の意思を書き残して置こうと
日付の更新をしました


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2 コメント

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Unknown (アラカンバアバ)
2016-07-05 21:17:43
少しは良くなった頃かと思いきや
大丈夫ですか・・・?

心配です・・

元気に過ごせれば
元気の溢れるまま
「はい!あの世!!」と行けると思います

お互いに意欲を燃やそう
返信する
献体 (たえ)
2016-07-04 22:11:32
点滴三昧 今日から更におたふくかも?と血液検査をしました。
私も父同様献体と決めていましたが、今は少し変わりました。
私も胃瘻、生命維持装置は不要と家族にも伝えてあります。
元気に毎日を送ろう
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