![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a1/0847231d1f297dcdeede9d26e6394fe6.jpg)
富岡八幡宮の氏子町内会で3年に1度開催される本祭りがあった。
江戸三大祭りの一つで、52基の神輿が参加する。
ここ東陽3丁目の交差点で、左折する神輿の行列を待つ。
向こうから、続々と神輿がやって来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ae/c385f5bd7aa176e8a55f7c5855221d2b.jpg)
この祭りは別名「水かけ祭り」と言って、見物人はこぞって水を掛ける。
この暑い時期の祭りに水は必要不可欠だろう。
そんな知恵から始まった風習だと思う。
家々ではタライやバケツを用意して、ひしゃくで水を掛けるのであるが、ここの交差点では、消防隊員がホースで水を掛ける。
消防隊員が待ち構えているところへ、神輿に先立って町内会長が「今年も宜しくお願いします」と挨拶して行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/04/58d0d2c0342abb71941a0577c4a5691c.jpg)
神輿を先導する役員や手古舞のお姉さん方には掛けない。
対象はあくまでも神輿である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/be/2e5345edc6925f785747833762541ee8.jpg)
本物の消防ホースだから迫力がある。
嵐の中の神輿の様相を呈する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e3/6749bf797ac027dd87dc521ea4dfa02c.jpg)
神輿の担ぎ手はここぞとばかり、パフォーマンスを繰り広げる。
パフォーマンスは「差し上げる」「揉む」「回る」など、町内会ごとに振付けてアピールする。
観客がヤンヤの拍手を送って担ぎ手を盛り上げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f3/7f02ddd5680772c54cef8c7dfce1ae72.jpg)
大概は神輿を差し上げてパフォーマンスを完了し、ホースの下を通過して行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1f/6f47102e465125949c10f49b7c34ed10.jpg)
町内会の写真係も奮戦している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/7c/74f60abdf01ea87368876b994a054eab.jpg)
見物場所を移動して、江戸資料館通りへ行く。
ここは道幅が狭いので神輿が近い。
女性神輿が居た。
女性だってグッショリ。
容赦無し!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/21/19dcf05f2fdbb189cab57c07a0a47908.jpg)
道路いっぱいの行列である。
かなり迫力がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c1/467c50a1c1dab87d2402347751f727b3.jpg)
この通りに、よく行く蕎麦屋がある。
店の前はこの賑わい!
運良くテーブルが一つ空いていた。
当然座ってビールと蕎麦を注文する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e7/50366c23721c8330be536748bedba38d.jpg)
こうして蕎麦を食べながらの祭り見物は最高!
お父さんもお酒を呑んで幸せそう。
女将さんが言う。「担がないのですか?」
「よくこの辺りをフラフラしてますけど、氏子じゃないんですよ」
「あら、そうなんですか!?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8e/a2570e794d14581639a94a6b27f1cee2.jpg)
店の前では、この店のおばあちゃんが孫と一緒に水掛けをしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/53/f06a690dda3e8d1c5e60fe12a140ae08.jpg)
やがて神輿が通り過ぎ、ぞろぞろと担ぎ手が歩いて行く横で、おばあちゃんが後片付けをしている。
静かな深川の街に戻って行く。