染井霊園の桜が満開です。背景の曇り空が残念です。
もう、墓地を散策することに抵抗感はありません。でもやはり、違和感はあります。
やって来たのは「二葉亭四迷」本名「長谷川辰之助」の墓所です。「言文一致」の先駆者として小学校で習いました。処女作「浮雲」が有名ですが、未だ読んだことがありません。
41歳で亡くなっています。壮年期での死去ですね。小学校で、「文学なんかやる奴はくたばってしまえ!」と父に罵られ反発して、筆名を「二葉亭四迷」とした、と教わりました。改めて調べてみると、「処女作『浮雲』に対する卑下、特に坪内逍遥の名前を借りて出版したことに対して、自身を『くたばってしまえ』と罵ったことによる(異説あり)。文学に理解のなかった父に言われたというのは俗説である」と書かれていました。へえ~、認識を新たにしました。
曇り空の墓地を、桜を見ながら行きます。
今年の染井霊園の桜です。
当たり前かもしれませんが、何も変わっていないように見え、感慨深いです。
写真掲載頂き感謝します。
墓地というのは立派で、しかも毎日歩くと感覚が麻痺し、夜でも平気でした。女の子はお化けよりも生きている痴漢が出ないか心配と言っていました。
いつかもう一度、染井霊園の桜の下を歩きたいなと思っております。
桜が綺麗で、多くの有名人が眠っていますね。
芥川家の方にも回りたかったのですが、桜を追いかけるのに必死で、慌ただしいお参りでした。
もう一度と言わず、何度も訪問してください。青春の地って良いですよ。