荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

子規の小庭から

2024年09月13日 | 散文

庭に降ります。

庭から子規庵を眺めます。

草木が茂る庭です。

子規はゴテゴテとテゴテと植えたそうですが、戦争で焼けた家と庭です。昭和26年に再築しました。鳥が持ち込んだ種子が芽吹いたままにした庭だそうです。子規の植えた庭とは違っているそうです。

鶏頭と糸瓜棚です。子規が選んだ植物には変わりません。窓の向こうから、子規が見ているような気がします。

新しく建てた説明碑です。

子規といえば、絶筆「糸瓜三句」が有名です。

糸瓜棚の下から眺めます。

子規は赤い花が好きでした。多くのスケッチが遺されいます。辛抱強く、誰も居ないタイミングを待って撮っています。NHKでドラマ「坂の上の雲」の再放送が始まりました。その影響もあると思います。

子規の病室です。動けない子規の為に、友人と弟子たちが大きなガラス窓を作ったそうです。

昨年も今年も糸瓜が生らなかったそうです。一昨年の糸瓜でしょうか?

「糸瓜忌に朱花咲きおり子規も来て」三歩


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