荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

御嶽海が優勝した翌日風景

2022年01月25日 | 散文

昨日御嶽海が優勝しました。早速相撲部屋に行ってみました。

伊勢ヶ濱部屋です。照ノ富士が負けて優勝できなかった部屋です。変った様子のない、いつもの相撲部屋の姿です。よく稽古をする部屋ですが、千秋楽明けの今日は流石に稽古は休みのようです。静かな部屋の前です。先場所玄関前に出ていた、出前の寿司桶がありません。昨夜は宴会無しです。

 

この部屋の車は3台とも、車番は「1番」です。勝負の世界に身を置く相撲部屋らしい選択です。照ノ富士が勝てば、103年ぶりの偉業でした。その歴史的瞬間を見たかったのですが、そんな簡単には快挙に出会えません。だから、103年ぶりなんです。今回のチャンスを逃した私は、もう見られないでしょうね。

 

ちびまる子ちゃんならこう言うと思います。「照ノ富士よく頑張ったよ。立派だよ」

 

さて、ガイドがスポーツ新聞を広げながら、団体さんを率いてやって来ました。

 

「ここが昨日優勝した御嶽海の居る出羽海部屋です」と案内しているのでしょうね。左端でその様子を日本旅行の社員が写真に収めています。こんなツアーがあるんですね。

 

各界屈指の名門部屋に、待望の大関がやっと誕生しそうです。御嶽海も親方も相撲協会にとっても慶事です。

 

昨夜の宴会の後ですね。さぞかし盛り上がったのでしょうね。照ノ富士の伊勢ヶ濱部屋とは大違いです。「勝者に全てを、敗者には何もやるな」です。優勝劣敗の勝負の世界は残酷です。

 

ツアーの団体はまだ玄関前から動きません。

 

そんな折、相撲取りが戻って来ました。日常に相撲取りが居る両国です。

 

御嶽海の目標は大関ではありません。この台座に手形を残すことです。のんびり屋なので、本気で稽古してほしいです。

 

国技館前にはまだ一部の幟が出ています。

 

完全に片付いてはいません。

 

改めて見上げる御嶽海の幟です。

 

国技館の掲示板です。引退相撲の案内です。栃煌山に豪栄道に嘉風です。嘉風の師匠の尾車親方(元大関琴風)も昨日限りで部屋を閉じます。昇進と引退が交錯します。

 

日本相撲協会の看板です。昨日の千秋楽のスケジュール案内が残ったままです。右にはコロナ注意喚起です。よくこの急激なウイルスまん延の中、無事に興業を終えられたものです。

さて、大阪での3月場所は無事に開催できるのでしょうか?


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