荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

小川質店の在る風景

2022年01月04日 | 散文

陽射しが好い路地を覗いたら、透かされた看板が見えました。最近質店に出遭うことが珍しくなってしまいました。

 

「小川質店」です。陽の具合いが好いです。

 

ここが入り口のようです。質店は客の出入りが目立たないように玄関を造ります。ちょうどお誂えの路地のように思えます。

 

質草を保管する蔵に歴史を感じます。

 

ん?  路地の奥から懐かしい音が聞こえました。行ってみます。

 

やっぱり!  思わず声を掛けてしまいました。「懐かしいですねえ。いいですねえ」

 

つきたてのお餅が新聞紙の上に延ばされています。かき餅でしょうか?

 

振り返る小川質店の在る路地です。

好い光景に出遭えました。


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