陽射しが好い路地を覗いたら、透かされた看板が見えました。最近質店に出遭うことが珍しくなってしまいました。
「小川質店」です。陽の具合いが好いです。
ここが入り口のようです。質店は客の出入りが目立たないように玄関を造ります。ちょうどお誂えの路地のように思えます。
質草を保管する蔵に歴史を感じます。
ん? 路地の奥から懐かしい音が聞こえました。行ってみます。
やっぱり! 思わず声を掛けてしまいました。「懐かしいですねえ。いいですねえ」
つきたてのお餅が新聞紙の上に延ばされています。かき餅でしょうか?
振り返る小川質店の在る路地です。
好い光景に出遭えました。