荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

駅に向かって、

2023年12月09日 | 散文

駅に向かいます。通勤していた経路です。少なくなった田圃と畑に一杯建物が在ります。ここは田圃とたばこ屋でした。

 

今はケアセンターです。

 

 

当時から有りました。中学校に向かう横断歩道です。

 

近道じゃない道を歩きました。この先へ行けば神戸生協の店舗ですが、もうこれ以上歩く元気はありません。ここを左折したらやって来た元の道に通じます。・・・ここは初めてこの街に来た時に、同じアパートの先輩と待ち合わせた、元喫茶店です。まさか自転車屋になっているとは・・・。

 

明石焼きの店と定食屋の店の路地に戻りました。

 

結婚してからもお世話になった定食屋です。一番存在して欲しかった店です。あの一家はどうしているのだろう?まだ建物が新しいです。訪問がもう数年早ければ、あの一家と再会できたように思います。

 

夕日が、お世話になった不動産屋を照らします。

 

懐かしい駅ですが、こうして駅を見上げた事が無かったように思います。改札を入ります。

 

ホームから振り返る街が夕陽に染まりかけています。

 

電車が来ました。通勤で何度も乗った電車です。帰京します。

死ぬ迄にもう一度見たかった旅が終わりました。満足だし、安心した心境です。

お付き合いありがとうございました。


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