待ち望んでいた秋が、本当にやってきてくれました。
ひんやりとした秋風がとっても心地いい。
9月もあっという間に走り去ってしまいそう。。。
10月には我が家の息子の結婚式が控えているのですが、
娘の嫁ぎ先の弟さんも10月に挙式をあげるのです。
ところで、
嫁ぎ先の結婚式には、女性は「和装で出席」ということになっているというので、
さぁ~たいへん!!
でも、あちらのお母さん、言ってしまった後で、
「どうしてもじゃないから、なんでもいいのよ。」と、
何度も娘に連絡があったそうなのです。
私にも電話で、「洋服でもいいんです。」と。。。
とても恐縮されていらして。。。
あらためて、娘の結婚式の写真を見てみると、
あちらのお父さんのご兄弟の奥様達も、婿さんの従兄弟さん達の奥様達も
皆さん、お着物だったのです。
私の婚礼の時に母が用意してくれた「付け下げ」ならどうかな?
と、言う訳で、一度娘に見せてから、
和装にするか?洋服にするか決めようって事にしたのです。
今風の柄じゃないね。。。少し、残念だけど。。。
私はこの扇の地模様が好きでした。
着付けを習ったこともあったけど、今では全然できません。
いい加減な着付けをして、鏡に映った娘を見て、
二人で納得。。。
帯もこれしかないし。。。(笑)
他の小物を合わせてみて、
まぁ~こんなもんでしょ?
と、決定!!
私の結婚した時代って、
まだまだ昔からの名残りがたっぷりで、
着物も一揃い持たせてくれました。
でも、着たことない着物がいっぱい。
って、着物を着る機会がなかったしね。
毎年、秋の七五三の季節に防虫剤の入れ替えをして、
その度に母に申し訳ないなぁ~って思っています。
ご近所の方とも話すのですが、
この着物達、これからどうしたらいいのかしらね?
このままにしておくのも、
残された子供達も困っちゃうよね?
かと言って、自分で処分するのも忍びないしね?
あれれ、話が逸れちゃったね!(笑)
と、言う訳で、
母が作ってくれた、眠ったままでいた着物も
やっと、日の目を見られる日が来たのです。
着物を着る機会なんて滅多にないから、
娘も喜んで着てくれるようです。
そして、
誰よりも喜んでいるのは、
私の母です。
「おかちゃん、こちらこそ、ありがとうね。」