私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

和装

2012年09月26日 | 日記

待ち望んでいた秋が、本当にやってきてくれました。

ひんやりとした秋風がとっても心地いい。

9月もあっという間に走り去ってしまいそう。。。

 

10月には我が家の息子の結婚式が控えているのですが、

娘の嫁ぎ先の弟さんも10月に挙式をあげるのです。

 

ところで、

嫁ぎ先の結婚式には、女性は「和装で出席」ということになっているというので、

さぁ~たいへん!!

 

でも、あちらのお母さん、言ってしまった後で、

「どうしてもじゃないから、なんでもいいのよ。」と、

何度も娘に連絡があったそうなのです。

 

私にも電話で、「洋服でもいいんです。」と。。。

とても恐縮されていらして。。。

 

 

あらためて、娘の結婚式の写真を見てみると、

あちらのお父さんのご兄弟の奥様達も、婿さんの従兄弟さん達の奥様達も

皆さん、お着物だったのです。

 

私の婚礼の時に母が用意してくれた「付け下げ」ならどうかな?

と、言う訳で、一度娘に見せてから、

和装にするか?洋服にするか決めようって事にしたのです。

 

今風の柄じゃないね。。。少し、残念だけど。。。

 

私はこの扇の地模様が好きでした。

 

着付けを習ったこともあったけど、今では全然できません。

いい加減な着付けをして、鏡に映った娘を見て、

二人で納得。。。

 

帯もこれしかないし。。。(笑)

他の小物を合わせてみて、

まぁ~こんなもんでしょ?

と、決定!!

 

 

私の結婚した時代って、

まだまだ昔からの名残りがたっぷりで、

着物も一揃い持たせてくれました。

 

でも、着たことない着物がいっぱい。

って、着物を着る機会がなかったしね。

 

毎年、秋の七五三の季節に防虫剤の入れ替えをして、

その度に母に申し訳ないなぁ~って思っています。

 

ご近所の方とも話すのですが、

この着物達、これからどうしたらいいのかしらね?

このままにしておくのも、

残された子供達も困っちゃうよね?

 

かと言って、自分で処分するのも忍びないしね?

 

あれれ、話が逸れちゃったね!(笑)

 

 

と、言う訳で、

母が作ってくれた、眠ったままでいた着物も

やっと、日の目を見られる日が来たのです。

 

着物を着る機会なんて滅多にないから、

娘も喜んで着てくれるようです。

 

そして、

誰よりも喜んでいるのは、

私の母です。

「おかちゃん、こちらこそ、ありがとうね。」

 

 

 

コメント (4)
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