金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 ファルコンステークス(GⅢ)と若葉ステークス(L)!

2022-03-19 04:55:46 | 競馬

 今週は変則3日間開催の週です。

 

 まずは中京のファルコンS5月のNHKマイルCに向けた前哨戦であり、中京の芝1400mですから、よりスピードが求められるレース。という訳で、スピードレースでの実績が光るビッグアーサー産駒⑧トウシンマカオを中心に据えたいと思います。京王杯2歳S2着朝日杯FS6着、そして前走のクロッカスS1着の実績は、アタマ一つ抜けた内容。相手には、クロッカスS2着だったイスラボニータ産駒①プルパレイ。この馬も朝日杯FS8着ですので、強い相手との対戦経験も豊富。

 馬券は、まずは⑧トウシンマカオの単勝。それから⑧トウシンマカオと①プルパレイの馬単1点 ⑧⇒①ワイド1点 ①⑧

 

 そして、阪神の若葉S。重賞競走ではありませんが、伝統の皐月賞トライアル。古くは、ここの1着2着だったトウカイテイオーシャコーグレイドが、本番の皐月賞でも1着2着を占めました。

 さて、今年のメンバーは、どちらかというと皐月賞よりも、ダービー向きの馬が揃っています。すなわち切れ味がなくて、ロングスパートタイプばかり。実績では、ホープフルS4着のハーツクライ産駒③フィデル。それから、フリージア賞2着のロードカナロア産駒エイカイマッケンロ。あとはシルバーステート産駒ストロングウィルドゥラメンテ産駒サクセスドレークディープインパクト産駒ショウナンアデイブくらいか。

 皆が切れないタイプなので、ロングスパート合戦になると思います。そうなると血統的な背景が大事で、③フィデルと①ショウナンアデイブの2頭に注目したいと。

 馬券は、③フィデルと①ショウナンアデイブの馬連1点 ①③ワイド1点 ①③


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【POGの季節到来!】 2つの冊子の発行が待ち遠しい3月!!

2022-03-18 07:42:14 | 競馬

 3月も中旬になると、いよいよ、あの2つの冊子の発行が待ち遠しくなります。

 我々、ディープな競馬ファンからは『赤本』と呼ばれている「POGの達人  須田鷹雄監修 光文社発行」と、最新の種牡馬情報を満載している「パーフェクト種牡馬辞典 2022-2023  栗山求/望田潤監修 自由国民社発行」の2冊です。

 

 まず3月末くらいから店頭に並ぶのは、「パーフェクト種牡馬辞典」。2021年末までのJRA競馬成績を反映した、最新の種牡馬成績と産駒の傾向が詳細にまとめられており、これを参考に普段のレース予想に使うのも良いのですが、有力な種牡馬の今年度デビュー予定産駒についても、血統的な背景のコメントが掲載されているため、6月からスタートする「POG」=「ペーパーオーナーゲーム」、すなわち、競馬雑誌や競馬新聞、あるいはケーブルTVの競馬番組などが主催している「ヴァーチャル馬主ゲーム」の参考書として活用されるのです。

 「POG」をもう少し詳しく説明すると、例えば、2022年にデビュー予定の2歳馬を10頭選んで、その10頭が来年のダービー当日までに稼ぐ賞金額の多さを競い合うというゲーム。実際にお金を払って馬を買う訳ではないので、タダで馬主になった気分が味わえるゲームなのです。成績上位者には、主催する競馬雑誌社から豪華賞品が貰える仕組み。

 じゃタダならば、高額の血統馬ばかり選べば勝てるのでは?と考えるところなのですが、高額血統馬には人気が集中するため、選択が重なった場合は「抽選」ということに。そうなると、高額馬のペーパーオーナーになることも難しいので、やはり、人気が薄い馬の中から、血統的な組み合わせが面白い馬を選ぶことがポイントになります。

 そこで、この「パーフェクト種牡馬辞典」が活用される訳です。ちなみに、この種牡馬辞典の監修をしているのが、令和のNO.1血統評論家である栗山求氏。第一人者が監修していることが、この種牡馬辞典の人気の源泉になっているという次第。

 

 もう一つの「POGの達人」は、5月下旬頃に発行される「POGのバイブル」とも言える冊子です。この冊子の監修者は、POG自体を世の中に広めた張本人、競馬評論家の須田鷹雄氏であります。こちらの冊子が、6月からはじまる2歳新馬戦直前のギリギリまで発行を待っているのは、2歳馬を育成している有力牧場からの情報や、2歳馬を預かる有力厩舎からの情報を、ギリギリのタイミングまで集め続けて、その情報を纏めているから。まさに、POGゲームの必勝情報が満載されていることが人気の理由であります。

 

 一般の競馬ファンは、まずは馬券ファンとして入門する訳ですが、その後、馬主になった気分を味わえる「POG」や、あるいは「ダービースタリオン」などの競走馬育成ゲームを通じて、血統の世界や育成の世界を広く深く知ることになり、真の競馬ファンに成長していくことになります。そのように、競馬をより深く、正しく楽しめる道筋を作った偉人が、この須田鷹雄氏。毎年「POGの達人」を購入する時、必ず、須田鷹雄氏の顔を思い浮かべて、彼に感謝をしながら、この冊子を手にしております。

 

 皆さんも、ぜひ、お手に取ってみて下さい。デビューしたばかりの2歳戦を見る気持ちが変わってきますよ!


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【GⅠレース 春の十番勝負!】 グリーンチャンネル主催イベントに応募‼

2022-03-17 07:34:52 | 競馬

 BS234のグリーンチャンネルは、毎週末の競馬実況中継だけでなく全レースを走破タイムから振り返る「先週の結果分析」や、日曜日の重要レースの予想番組「競馬コンシェルジュ」、また世界の競馬情報をリアルタイムで伝えてくれる「All IN LINE ~世界の競馬~」など、競馬ファンからすると、まるで『夢の玉手箱』のような放送局であります。

 今日は、春秋に特別に催される、GⅠ競走予想イベント『炎の十番勝負2022春』への応募内容を、このBlogでご紹介したい思います。毎回、個人的に応募しているイベントですが、これが結構難しい。

 3月第3週の段階で、高松宮記念・大阪杯・桜花賞・皐月賞・ヴィクトリアM・天皇賞春・NHKマイルC・オークス・ダービー・安田記念・宝塚記念の勝ち馬を予想するゲームですが、選んだ馬がちゃんと出走してくれるだけでも難しいのです。基本的に、予想した馬が勝つと10ポイント、2着だと3ポイント、3着だと1ポイントで、合計ポイントの多い人が優勝となります。

 なお、もともとは春のGⅠが10レース、秋のGⅠが10レースだったことから、『炎の十番勝負』というネーミングになったのですが、今ではGⅠレースが増えて、春は11レース、秋は12レースとなっています。

 さて、今回、自分が応募した予想内容は、以下のとおりです。

 

高松宮記念    メイケイエール

大阪杯      ジャックドール

桜花賞      ナミュール

皐月賞      キラーアビリティ

ヴィクトリアM  アカイトリノムスメ

天皇賞春     ディープボンド

NHKマイルC   セリフォス

オークス     ルージュスティリア

ダービー     アスクビクターモア

安田記念     シュネルマイスター

宝塚記念     エフフォーリア

 

 そんなに奇を衒った予想ではないでしょ? それでも現実は難しい。

 さて、何頭当たるか? というよりも、何頭が、ちゃんとレースに出てくれるか?


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【デモクラシーの根幹】 ノブレスオブリュージュの魂は何処に!?

2022-03-16 07:32:58 | 金融マーケット

 フランスとイングランドで成し遂げられた「近代民主主義の成立」を支えたのは、自由と国民主権の理念に共鳴した、旧貴族層出身のエリートたちの存在でした。

 彼らは、代々恵まれた財産や土地を所有しており、それを背景に、高いレベルの教育を受けて、国への絶対的な忠誠心を持ち、自由と国民主権の理想が実現できるように、大衆の先頭に立って民意を促し、国政のリーダーになっていきました。そして、18世紀、19世紀、20世紀と、欧州の国家間で紛争や大きな戦争が発生すると、真っ先に手を挙げて、闘いの前線に立って奮戦ある人は国の英雄になったり、ある人は戦死者になったりした、崇高な意志を持った人々でした。

 各国の一般国民からすれば、自らの犠牲を顧みずに、自由と国民主権の為に、そして国民の為に闘う、彼らエリートたちを尊敬し信頼して、自らも同様に戦地に向かう覚悟を決めたり、あるいは、デモクラシーの素晴らしさを自分の子供たちに伝えていきました。そのプロセスを経て、近代民主主義が瞬く間に欧州各国へ広がり、またアメリカ大陸にも渡っていきました。

 このような、近代民主主義を支えた、エリートたちの犠牲的な精神と強靭な意志を、我々は「ノブレスオブリュージュ」と呼びます。

 

 しかし、この「ノブレスオブリュージュ」は、時間ととともに薄れてしまう傾向があるようです。古代ギリシャやローマの時代でも同じ傾向があって、当初は、勇敢で尊敬されるリーダーばかりが牽引する時代から、徐々に、市民を巧みに煽動する策士や、外見だけの薄っぺらな人間たちが指導者に選ばれる時代に移行するにつれて、「古代民主主義」は単なる「愚民主義」となって崩壊、共和制の時代を挟んで、結局は、独裁的な皇帝支配の時代が到来するのを許す結果となってしまいます。

 

 民主主義とは、単なる「多数決」による政治形態ではありません。選挙によって選ばれたリーダーたちが「ノブレスオブリュージュ」で有り続けることを前提とした国家ガバナンスであります。そのためには、自らを犠牲にすることも厭わない、政治リーダー候補を育成する仕組みこそが、民主主義の根幹とも言えます。

 現在は、これが崩壊しつつあると言わざるを得ません。ウクライナ紛争の発生と、それへの対応を見るにつけ、そう感じざるを得ません。ウクライナに対して、15年前にNATO参加を促した張本人は、アメリカ合衆国です。息子ブッシュ大統領の時です。今回の紛争の最大の責任者は、当然ながらロシアのプーチンですが、もう一方のアメリカにも、トリガーを引いた責任が確実にあります。

 ウクライナは、ロシアというリスクを承知の上で、アメリカの誘いに応じて、NATOへの参画に向かったはずアメリカにしても、ロシアというリスクを承知の上で、ウクライナをNATOへ誘ったはず

 結果として、そのリスクが顕在化して、ロシアのウクライナ侵攻が発生。ウクライナは、これに敢然と立ち向かう姿勢を維持しています。一方で、アメリカは、共和党から民主党へ政権が変わっているとはいえ、自らウクライナを誘った責任に対して、真っ向から向き合う姿勢を見せていません

 アメリカは、近代民主主義のリーダーであります。そのアメリカには「ノブレスオブリュージュの魂」が息づいているはず。以前にも申し上げましたが、自分はアメリカのデモクラシーを信じる信者の一人であります。でも、アメリカは動かない。

 

 デモクラシーはもう終わってしまうのか?

 それが問われている日々が続いています。


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【ブースター接種完了】 3回目のワクチンを打って参りました!

2022-03-15 07:33:02 | ワクチン接種

 3月11日(金)のお昼、3回目のコロナワクチン、いわゆるブースター接種を受けて参りました。今回も職域接種を利用しましたので、ワクチンはモデルナ製です。

 2回目の接種時は、2日目以降、かなりの副作用が出て、発熱と全身のダルさが3日間続きました。さて、今回は?

 

 今回もほぼ同じでした。当日の夜までは、肩が痛いだけ。念のために早めに寝たところ、早朝2時頃に目が覚めて、何と熱が38度台に。また、全身がだるくなっており、すぐに解熱剤のお世話になりました。さらに、汗を大量にかくために水分補給を気を付けて、あとは寝ているだけ

 12日(土)と13日(日)の両日ともに、解熱剤を飲みながら、大人しくしているだけでした。そういえば、前回の2回目の時は、東京オリンピック真っ最中で、高熱出して、うんうん唸っている時に、タイガースの青柳投手が、アメリカにドでかいホームランを浴びていました。

 それに比べれば、今回は、金鯱賞で本命ジャックドールが見事なレーコード勝利を収めましたので、精神的にも、いくらかマシという状況でありました。

 

 それにしても、ワクチンを打つだけでこんなに苦しむなんて。今から4回目の接種をどうするか、少し腰が引けてきました。ちなみに、インフルエンザワクチンは、本当に優秀なワクチンですね。良く効くし、痛くないし。

 まぁ、前回は丸丸3日間、今回は2日間、少しは改善したと思って、それで良しと致したいと思います。

【追伸】 4回目もちゃんと打ちますから、ご安心を!


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