金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【蔓延防止措置解除】 ここからの行動様式を考える

2022-03-23 07:38:21 | 金融マーケット

 ようやく、蔓延防止措置が解除されました。

 いろいろな意見がありましたが、オミクロン株の重症化リスクが『高齢者の方』と『基礎疾患を有する方』に集中していることと、「飲食業従事者」「旅館業従事者」「その他関係事業者」の生活基盤・経済基盤が崩壊しかけていること、この2つを天秤にかけて、後者への対応を重く見た判断ということだと思います。

 

 である以上、ここからの行動様式は、遠慮なく「普段の生活へ戻す」ということだと考えています。コロナ禍における基本マナーを守りつつ、夜の行動様式はなるべくコロナ禍以前に戻すことを心掛ける。

 もちろん、同居家族の中に『高齢者の方』『基礎疾患を有する方』が居る方々は、同様の行動様式は取れません。こうした方々を夜会に誘わない配慮が必要なのはもちろん、無言の同調圧力にならないよう、十分に気を付ける必要があります。

 

 このような配慮措置を十分にとった上で、国を挙げて「蔓延防止措置」を解除した以上、できるだけ、普段の生活行動へ戻すこと、これを推進していくべきだと考えています。

 なお、繰り返しになりますが、コロナ禍の基本マナーは守ること、それから、ご家族等の事情によって同じ行動様式が取れない方々への十分な配慮を忘れないこと。この2点は厳守であります!


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【重賞回顧】 阪神大賞典・スプリングS・ファルコンS・フラワーC

2022-03-22 07:41:20 | 競馬

 まずは中京のファルコンS勝ったのはイスラボニータ産駒プルパレイコースの内側9番手追走から、直線では、内埒際を何とか抜け出して2番手まで進出、そこからは馬場の中央にコースを変えて、逃げ馬を捉えてそのまま押し切って勝利勝ち時計は稍重馬場で1分20秒9。イスラボニータは産駒のJRA重賞初勝利

 2着は勝ち馬とほぼ同じ位置から外側を差してきたルーラーシップ産駒タイセイディバイン。3着は中団待機から差してきたリオンディーズ産駒オタルエバー

 1番人気のビッグアーサー産駒トウシンマカオは、中団待機と脚を溜めていましたが、直線で前が空かずにレースにならず。前走、前々走と負かしてきたプルパレイが見事な勝利だっただけに、ここは参考外で良いと思います。

 

 皐月賞トライアルの若葉S(L)のも触れておきます。勝ったのは、ドレフォン産駒デシエルト好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入っても、後続を突き放して3馬身差の圧勝勝ち時計は稍重の2分0秒2。ダート界のヒーロー候補が、芝でも狼煙を上げました。皐月賞でもレースを支配できるスピードと持続力がありますので、要チェックであります。2着は5番手から差してきたエピファネイア産駒ヴェローナシチー。

 

 次はスプリングS勝ったのは、アメリカンペイトリオット産駒ビーアストニッシド好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mは1分0秒8の平均ペース。そのままペースを緩めることなく、直線でも突き放しにかかり、後続を2馬身程度の差をつけるが、坂の辺りで2番手からハービンジャー産駒アライバルが迫り、最後はハナ差だけ凌いで辛勝稍重の勝ちタイムは1分48秒4。岩田康成騎手のファインプレーだと思いますが、この馬にとっては淀みないペースの逃げは1800mが限界。本番の皐月賞は、もっと流れる展開になるので、逃げの戦法では持たないと思います。

 2着のアライバルは惜しい2着。この馬は本番でも狙えると思いますが、陣営はNHKマイルCへ向かう意向のようです。3着のサトノヘリオスは、中団待機から脚を溜めての追込みでした。

 なお、1番人気のアサヒは、またもや出遅れ。地力はあるけど、当面信頼はおけない馬になってしまいました

 

 そして阪神大賞典勝ったのは、キズナ産駒ディープボンド好スタートから6番手の外側に位置取り。前半1000mは1分3秒1のスローペースとなるも、しっかり折合いがついて動かない。ラスト600mのところで、2番手にいたオルフェーヴル産駒アイアンバローズが動き始め、直線では早め先頭に立って、そのまま押し切りに入る。そこに、6番手からディープボンドがスパートをかけて追いかける。坂の入り口で前を捉まえて、3/4馬身差で快勝勝ちタイムは3分5秒0。アイアンバローズの勝ちパターンだったレースを、地力の違いでディープボンドが差し切りました。強い!の一言。これで本番の天皇賞春は、絶対的本命になります。

 2着のアイアンバローズは惜しいレース。完璧なレースでしたが、勝ち馬が強すぎました。3着のシルヴァーソニックは、ディープボンドと同じ位置の内側にいましたが、ディープボンドに押し込まれて、押し出すタイミングが遅れての3着4着のマカオンドールは、位置が後ろ過ぎたのが敗因で、最後の脚は良い伸びでしたので、本番では見直し可能。

 

 最後はフラワーC勝ったのは、キングカメハメハ産駒スタニングローズ好スタートから3番手追走へ。スローペースでも折り合い、直線では先に抜け出していたエピファネイア産駒ニシノラブウイングを外から追いかけて、1/2馬身差前に出たところがゴールスタニングローズは嬉しい重賞初勝利

 2着にはニシノラブウイング、3着には中団から差してきたロードカナロア産駒シンティレーション。狙っていたディープインパクト産駒パーソナルハイは、スタートの出遅れが全て。逃げてこその馬です。


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【3歳戦回顧】 3月19日~21日

2022-03-21 20:02:09 | 競馬

 土曜日は中京5R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒シタン3番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま押し切りを図る。6番手からディープインパクト産駒コーリングユーと、8番手からモーリス産駒アオイゴールドワンが迫ってくるが、1馬身1/4差ずつ凌いで勝利2着はコーリングユー、3着はアオイゴールドワン。2着のコーリングユーはデビュー戦でしたが、経験馬相手に強い内容。次戦は確勝レベル。

 阪神5R芝2400mを勝ったディープインパクト産駒プラダリア8番手追走から、直線では1番外へ持ち出す。そこから、長く良い脚を使って、後続を豪快に突き放して7馬身差で圧勝重馬場も味方。プラダリアは、長距離適性と重馬場適性が際立っているので覚えておきましょう2着は5番手から差してきたサトノアラジン産駒ニシノクレセント、3着は3番手から粘り切ったハーツクライ産駒メイショウホーコン

 

 阪神6Rダート1400m牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったマジェスティックウォリアー産駒レオノーレ好スタートから2番手追走へ。直線では、残り200mのところで先頭に立って、5番手から差してくるアジアエクスプレス産駒ハッピースワニーを3/4馬身差凌いで勝利2着はハッピースワニー

 阪神7Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒ハピ8番手追走から、4コーナー手前でマクリ気味に前に進出。直線では1番外を選択して、先に抜け出していたドゥラメンテ産駒アスクドゥラメンテを追いかけて、1馬身1/4差で豪快に差し切ったところがゴール。勝ちタイムは重馬場で1分51秒02着はアスクドゥラメンテ

 

 日曜日は阪神3Rダート1800mを勝ったダンカーク産駒メイショウカゲカツ2番手追走から、4コーナーでは早めに先頭に立ち、そのままスピードで押し切る8馬身差の圧勝。重馬場の勝ちタイム1分53秒32着は5番手から勝ち馬を追いかけたディスクリートキャット産駒テーオーヴィヴァン

 中山4R芝1600mを勝ったハーツクライ産駒レディナビゲーター中団後方で脚を溜める。4コーナー手前から前に進出、1番外のコースを選択。直線では、同じく中団後方から早めに先頭に立ったゴールドシップ産駒カヨウネンカとの競合いとなって、これを1馬身1/2差をつけて快勝。重馬場の勝ちタイム1分35秒62着はカヨウネンカ

 阪神5R芝1800mを勝ったハーツクライ産駒ロマンシングブルー8番手追走から、直線では馬場の中央を選択。堂々と先頭に躍り出たところ、内側からディープインパクト産駒チェルノボーグが前に出て、またロマンシングブルーが差し返す。ハナ差だけ前に出たところがゴール素質馬がようやく未勝利脱出2着のチェルノボーグは次は確勝

 中山5R芝2000mを勝ったモーリス産駒レガラール好スタートから2番手追走へ。直線では、早め先頭に立って押し切ろうとしますが、4番手から差してきたコパノリッキー産駒コスモフロイデが迫りましたが、クビ差だけ凌いで勝利2着はコスモフロイデ、3着は6番手から差してきたディープインパクト産駒フォーグッド

 

 阪神6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったダイワメジャー産駒トップキャスト好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線では、競りかけてきたメイショウグラニーを競り落してそのままゴール稍重馬場の勝ちタイムは1分8秒7。函館のデビュー戦で派手な勝利を収めてから、気性面の問題から成績が安定しませんでしたが、短距離の逃げという舞台で復活しました。スピードだけでなくスタミナもありますので、短距離の逃げ馬として大成する可能性を感じます

 中山6Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒ビーオンザマーチ中団外に位置を決めて前を伺う。4コーナー手前で前に進出して、直線では、逃げ粘るダノンレジェンド産駒クールライズとの激しい叩き合いに。3/4馬身前に出たところがゴール。重馬場の勝ちタイムは1分10秒32着はクールライズ

 

 月曜日は中京5R芝2000mを勝ったダイワメジャー産駒ストップザタイム中団後方待機で脚を溜めます。比較的スローの流れの中で、4コーナー手前から動き始めて、先に抜け出していたエピファネイア産駒スズノマーベリックとブラックタイド産駒チョッピーの外から豪快に差し脚を伸ばします。後続に1馬身差をつけたところがゴール。勝ちタイムは2分1秒72着はチョッピー、3着はスズノマーベリック

 中山5R芝2200mを勝ったスクリーンヒーロー産駒ロンギングエーオ中団待機で脚を溜めます。4コーナー手前で早めに動き始め、2番手から抜け出していたハービンジャー産駒サンドレスとの激しい叩き合いに。ここを抜け出して、さらに中団から差してきたゴールドシップ産駒キントリヒの追い上げを凌いで、3/4馬身差で勝利2着はキントリヒ、3着はサンドレス

 

 中山6R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったドレフォン産駒サーマルウインド4番手追走から、直線では内側へ切れ込む。2番手から、先に抜け出したビッグアーサー産駒ウインモナークと、5番手から外に持ち出したダイワメジャー産駒アスクコンナモンダを追いかけて、内側から抜け出してクビ差の勝利。稍重の1分34秒62着はアスクコンナモンダ、3着はウインモナーク

 中京9R芝1600mフローラルウォーク賞(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒エンペザー2番手追走から、直線では早め先頭に立って、3番手から差してくるロードカナロア産駒レッドラマンシュと、4番手から最内を差してきたキズナ産駒グッドフェイスの追い上げを凌いで勝利2着はグッドフェイス、3着はレッドラマンシュ


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【競馬】 フラワーカップ(GⅢ)!

2022-03-21 07:33:42 | 競馬

 本日も競馬があります。中山のフラワーCなかなか微妙なメンバー構成であります。

 桜花賞へ行くには、もう日数が足りない。また、オークスへ向かう馬たちにとっては、中山の1800mと府中の2400mの連関性が低い。オークス狙いなら、桜花賞当日の阪神の忘れな草賞か、府中初日のフローラSへ向かうはずなのです。

 ということは、どちらかと言うと、クラシック路線から『あぶれてしまった組』による「残念 桜花賞!」という色彩が濃いと思います。

 

 実績では、アルテミスS3着で、こぶし賞を勝ったキングカメハメハ産駒①スタニングローズと、アルテミスS6着で若竹賞を勝ったロードカナロア産駒③シンティレーションの2頭が抜けていると思いますが、狙ってみたいのは、ディープインパクト産駒②パーソナルハイ。前走のGⅠ阪神JFは16着に大敗しましたが、その前の赤松賞では勝ったナミュールの2着。デビュー2戦目だった8月小倉の未勝利戦では、キラーアビリティの7馬身差2着。いずれも、桜花賞と皐月賞で1番人気が予想されるスーパースター候補に、2着となった輝かしい実績を持っているのです。前走の16着で人気が落ちるのであれば、むしろ好都合。

 馬券は、本命②パーソナルハイの単勝。それから②パーソナルハイから①スタニングローズと③シンティレーションへの馬連2点 ②⇒①③ワイド2点 ②⇒①③


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【競馬】 阪神大賞典(GⅡ)とスプリングステークス(GⅡ)!

2022-03-20 07:00:17 | 競馬

 まずは天皇賞春のトライアル、阪神大賞典。ここは長距離路線の主役、⑪ディープボンドを本命に指名いたします。昨年の勝ち馬であり、天皇賞春も2着。あの酷い不良馬場の凱旋門賞から帰国後、有馬記念では惜しい2着。実績が抜けています。ワールドプレミアが引退した現在、グローリーヴェイズタイトルホルダー出てないここでは、負けられないところ。

 相手1番手2番手は、⑨マカオンドール⑦アイアンバローズ。長距離界の次代を担う馬たちです。その他は、④トーセンカンビーナ⑧ユーキャンスマイル③シルヴァーソニック⑥キングオブドラゴン

 馬券は、⑪ディープボンド頭固定、⑨マカオンドールと⑦アイアンバローズの2着3着付の三連単20点 ⑪⇒⑨⑦⇔⑨⑦④⑧③⑥

 

 そして皐月賞トライアル、スプリングS。本番に向けて、主役級の馬たちは、共同通信杯(ダノンベルーガジオグリフ弥生賞ディープインパクト記念(アスクビクターモアドウデュースで足慣らしを済ませたか、昨年暮れからの直行(キラーアビリティジャスティンパレスイクイノックスを決めたか、という感じ。

 ここに出てくる馬たちは、主役級に次ぐ『準主役級』の馬たちではありますが、その中でも、⑧アサヒの実績が一枚上でありましょう。前走の共同通信杯は5着に敗れていますが、スタートが悪く最後方追走となったのが敗因。今回は本気で仕上げて来ると思います。本命には、⑧アサヒを指名します。

 相手1番手2番手は、⑫アライバル①ビーアストニッシド。闘ってきた相手は、上記の主役級ばかりであり、地力上位と見ます。その他は、⑩アルナシーム④グランドライン③サトノヘリオス⑨ソリタリオ⑥ドーブネの5頭。

 馬券は、本命⑧アサヒを頭固定、⑫アライバルと①ビーアストニッシドを2着3着付にした三連単24点 ⑧⇒⑫①⇔⑫①⑩④③⑨⑥


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