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金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 皐月賞(GⅠ) 大混戦の三冠第一関門を突破するのはどの馬か⁉

2024-04-14 04:14:15 | 競馬

 昨年も同じでしたが、「皐月賞は大混戦!」と言われることが多くなりました。

 

 牝馬の「桜花賞」は、同じ舞台で暮れの「阪神JF」が開催されて、ここに世代の一線級が集まりますから、阪神JFの結果を見れば、「大混戦」なのか、「1強」あるいは「2強」なのかは、だいたい分かります

 しかし牡馬の場合、2歳時には「朝日杯FS」と「ホープフルS」に分かれてしまう上に、ときどき「東京スポーツ杯2歳S」あたりからの直行組も混ざるため、この第1冠目の皐月賞で初めて、有力馬同士が顔を会わせることになりがち。その結果、事前予想では「大混戦模様!」などと書き立てられる訳であります。

 

 今年も難しい皐月賞であります。暮れの朝日杯FSを勝って最優秀2歳牡馬に選ばれたパレスマリス産駒ジャンタルマンタルが、2月の共同通信杯で1勝馬のキズナ産駒ジャスティンミラノにあっさり負けてしまい、また暮れのホープフルS2着のシユーニ産駒シンエンペラーも、弥生賞ディープインパクト記念で同じく1勝馬のアルアイン産駒コスモキュランダに敗れてしまいました。

 そして3月のスプリングSを無傷の3連勝で快勝して、抜けた1番人気となるはずだったキズナ産駒シックスペンスは出走見送りとなり、ホープフルSを勝ったスワーヴリチャード産駒の牝馬レガレイラは、負傷したルメール騎手に替わる騎手がなかなか見つからないというトラブルに遭いました。

 この状況で、「ヨーイ、スターティン!」と言ったところで、何が勝つかなんて、皆目見当がつかないというのが本音であります。

 

 であれば、本命には2戦2勝の⑬ジャスティンミラノを据えます右回りの出走経験無しとか、スローの瞬発力勝負しか経験がないとか不安材料が数多く、どちらかと言うとダービー向きに見える馬ではありますが、共同通信杯組が皐月賞に強いというデータを信じたいと思います。

 相手には、共同通信杯2着の⑧ジャンタルマンタル、弥生賞ディープインパクト記念を勝った⑫コスモキュランダ、毎日杯を圧勝したゴールドシップ産駒メイショウタバル、ホープフルS2着の⑭シンエンペラー、若駒Sを勝ったキズナ産駒サンライズジパングの5頭。なお、ルメール騎手が乗らない牝馬⑩レガレイラは切ることにしました。

 馬券は、まずは本命⑬ジャスティンミラノの単勝。そしてジャスティンミラノ1頭軸の三連複10点 ⑬⇒⑧⑫②⑭①

 

 


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【競馬】 中山グランドジャンプ(J‐GⅠ)とアーリントンカップ(GⅢ)!

2024-04-13 01:31:53 | 競馬

 まずは、J‐GⅠ中山GJ

 パンパンの良馬場となれば、圧倒的1番人気の④マイネルグランの独壇場が濃厚です。ただリスクがあるとすれば、好位2~3番手を進むであろう④マイネルグランを煽るように、⑩ニシノデイジーと⑤ビレッジイーグルの有力2頭が前半から思い切った積極策に出ることそうなると、絶対王者の④マイネルグランをはじめ、先行勢はラストで失速する可能性も有りそう。

 一方で面白そうなのは、中団あるいは後方からレースを進めるであろう②エコロデュエルと⑧イロゴトシの2頭

 馬券は、まず②エコロデュエルと⑧イロゴトシのワイド1点 ②⑧ 。それから絶対王者④マイネルグラン頭固定で②エコロデュエルと⑧イロゴトシへの三連単2点 ④⇒②⑧⇒②⑧

 

 

 次は、阪神のアーリントンC

 人気は、きさらぎ賞で僅差3着のモーリス産駒シヴァーズ、3月10日の3歳1勝クラスを好タイムで勝ち上がったルーラーシップ産駒ディスぺランツァ、そして3月3日の未勝利戦で衝撃のデビューを飾ったキズナ産駒ジュンヴァンケットの3頭に集まると思います。また、こぶし賞を勝ったファー産駒オフトレイル、安定度抜群のジャングルポケット産駒ポッドテオの2頭も面白い存在。

 でも、ワタクシが狙ってみたいのは、グレーターロンドン産駒⑦チャンネルトンネル。前走のスプリングSでは、直線で手前を替えるのに手こずる幼さが出てしまい、ハナ差4着で皐月賞への出走権を逃してしまいました。前々走の3歳1勝クラスでも、直線で前が塞がった不利があっての4着で、ラストの伸びは出走馬中1番でありました。

 今回は、波に乗っている坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて必勝態勢を組みました。福永祐一厩舎初の重賞制覇は、この馬と坂井瑠星騎手のコンビが成し遂げてくれると信じます。

 馬券は、まずは本命⑦チャンネルトンネルの単勝。そしてチャンネルトンネルからの馬連5点 ⑦⇒⑤③⑬⑮①

 

 


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【訃報】 JRAの藤岡康太騎手 逝去

2024-04-12 01:27:26 | 競馬

 JRAの藤岡康太騎手が、4月10日(水)に亡くなりました。享年35歳でありました。

 4月6日(土)の阪神7Rで落馬負傷、その後は意識不明の状態が続き入院加療していましたが、10日(水)の夜に亡くなられたと、JRAが11日(木)に発表いたしました。

 

 

 藤岡康太騎手は、1988年12月の生まれで、父が藤岡健一調教師、兄が藤岡佑介騎手という競馬一家の出身。競馬学校同期23期生には、浜中俊騎手丸太恭介騎手などがいます。

 

 常に安定した騎乗ぶりに定評があり、昨年は自己最多となる年間63勝をマークするとともに、秋のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)では、テン乗りでナミュールを勝利に導いて、14年ぶりのGⅠ2勝目をあげたところでした。

 藤岡康太騎手の騎乗で自分が忘れられないのが、2021年の京都大賞典でのマカヒキの復活劇3歳時に日本ダービーを勝ったマカヒキは、その年の凱旋門賞への遠征を境にかつての輝きを失っていましたが、8歳の秋の京都大賞典で9番人気の低評価を覆して勝利。この勝利のおかげで「早熟」の汚名が消えて、種牡馬への道が開けました。これを導いたのが藤岡康太騎手。彼の丁寧で真面目な騎乗スタイルが、8歳のマカヒキに残っていた潜在的な闘争心を呼び覚ますこととなりました。

 

 まだ35歳で、奥様と昨年6月に生まれた男の子がいらっしゃいました。

 あまりにも早過ぎますし、ご本人も無念だったと思います。



 藤岡康太騎手のご逝去を悼むとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 合掌

 

 


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【深刻なドライバー不足】 バスもタクシーもいない! 深夜早朝の移動手段がない‼

2024-04-11 02:33:58 | 金融マーケット

 4月8日から、東京都23区・武蔵野市・三鷹市にて「日本版ライドシェア」が開始されました。今後、全国各地でも徐々に展開されていく予定とのことです。

 

 正直、ようやく始まったかとホッとしております。と言うのも、ワタクシは東京西部に住んでおりますが、コロナ禍を境として、タクシーやバスなどの公共交通機関の利便性が大幅に劣化しているから。その背景には、当然ながら、ドライバーの方々の絶対的な数不足があります。

 特に大変なことになっているのが、深夜早朝の時間帯。ワタクシの自宅は、最寄り駅がJR武蔵小金井駅でありますが、歩くとタップリ25分以上かかる場所。西武新宿線の花小金井駅や小平駅だと30分以上かかりますので、基本的にはバスかタクシーを利用するのが常であります。

 ワタクシが住み始めた昭和62年頃は、タクシー会社に電話すれば、深夜でも早朝でも10分以内には呼べました。それだけ、ドライバーさんも豊富で、良い意味で競争が効いていた時代だったということ。バブルの時代でもあり、皆が気楽にタクシーを多用していた時だったことも背景にありました。

 それが、コロナ禍を境に一気に環境が急変前日にタクシー会社に電話しても、早朝時間の予約を取ることはまず不可能。さらに「GO」アブリを利用して、ワタクシの自宅周辺で早朝深夜に車を呼ぼうとしても、反応してくれるタクシー会社および車はまったくありません。ウチのあたりは「タクシー不毛地帯」と位置づけられているようで、先方も無視を決め込んでいるようです。東京都内の閑静な住宅地なのに・・ 口惜しい限りであります。

 

 したがって、遠隔地のゴルフに出かける時などに、早朝近くの駅まで行こうとしたら、嫁さんに早起きしてもらって、自宅の車で送ってもらうしかありません。これはこれで、当然のように「高くつく」ことになります。

(最大限の謝意を表明するとともに、特別な貢物が必須であることは言うまでもありません!)

 

 だからこそ、この「日本版ライドシェア」のニュースは朗報なのであります。

 あれ? ちょっと待て。23区と武蔵野市、三鷹市だけだって⁉ ウチの市が入っていないじゃないですか!

 

 やっぱり、「タクシー不毛地帯」には日が当たらないのか・・

 

 


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【「NHKスペシャル」Last Days 坂本龍一 最期の日々】 終活世代には必見の番組でした・・

2024-04-10 03:32:35 | 終活

 

 4月7日(日)の夜にNHKで放送された「NHKスペシャル=Last Days 坂本龍一 最期の日々」は、終活世代の我々には必見の番組でありました。

 

 

 2023年3月に亡くなられた音楽家の坂本龍一氏。2020年の「余命半年宣告」から2023年3月に亡くなるまでの闘病生活と、最後まで創作活動に心血を注ぐ凄まじいまでの生き様これを、ただただ坂本龍一氏の残された日常を静かに見せるだけで、観る者に鋭く突きつける内容でした。見始めたら、もうTVの前で全く動くことができず、背筋を伸ばして視聴させて頂きました。

 ネタばれしますので、簡略にご紹介しますが、「余命半年宣告」直後に、うろたえる姿などは周囲には見せないものの、自身の心の中を綴った日記には、「死刑判決だ」「安楽死を選ぶか」といった動揺した本心が赤裸々に残されていました。ただ、闘病生活を続けるうちに、「音楽だけが正気を保つ唯一の方法かもしれない」と気づき、自分自身や、同じように死に怯えるむ誰かのために、自分の分身である「音楽を残す」べく、残された命を火に灯すように創作活動を続けていく。

 同じ時期から闘病生活を続けていた盟友 高橋幸宏氏(2023年1月逝去)のお見舞いのために軽井沢の自宅まで赴きながら、高橋幸宏氏が入院したため会えなかったところは、涙なくしては見れないシーンでありました。

 

 人間は、「もう長くは生きられない」と悟った瞬間から、「生きることに真っ向から向きあう」ことになる。

 自分にも、そうなる瞬間が刻々と近づいていることを突き付けられた気がいたしました。

 

 


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